最終更新日 :2025/01/27

score

名詞

(ゲーム・競技の)スコア,得点記録 / (ゲーム・競技の)得点 / (試験の)点数,評点 / 《おもに文》20[の単位] / 《複数形で》多数(の…)《+of+名》 / 《まれ》勘定,借金 / 《単数形で》理由,根拠,原因 / (またscore mark)刻み目,線,印 / 総譜,楽譜

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解説

以下では、英単語 score(名詞)をできるだけ詳しく解説していきます!


1. 基本情報と概要

意味(英語 & 日本語)


  • 英語: “score” (noun)

  • 日本語: 「得点、点数、(試験などの)スコア」「(映画や劇などの)楽譜」「(特定の基準に基づく)結果の数値」など

「score」は「試合やテストの点数」「映画やミュージカルの音楽(スコア)」「ある集計や基準に基づく結果の数字」などを指す名詞です。 日常会話からビジネス、さらには音楽や映画の文脈など、幅広いシーンで使われる語で、得点や評価に注目するときに扱いやすい単語です。

品詞


  • 名詞 (noun)

活用形

名詞のため、数える場合は「scores」と複数形に変化します。


  • 単数形: a score

  • 複数形: scores

他の品詞になったときの例


  • 動詞 (to score): 「得点する」「点を取る」「採点する」

    例: “He scored the winning goal.”(彼は決勝ゴールを決めた)

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 日常会話やちょっとした報道などでよく耳にする単語です。英語学習の早い段階で習う単語ですが、音楽の「楽譜」の意味などは少し上のレベルで学ぶことがあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • もともと接頭語や接尾語が明確にくっついている単語というよりは、「score」単独で一つの語幹を成している単語です。

  • 動詞としても名詞としても形は同じで、「score」の前後に特別な接頭語・接尾語がつく形は一般的ではありません。

派生語や類縁語


  • scorekeeper: スコア(得点)を記録する人

  • high-scoring / low-scoring: スコアが高い/低い (形容詞的に使われる)

よく使われるコロケーション(共起表現) 10選


  1. high score(高得点)

  2. low score(低得点)

  3. final score(最終得点・結果)

  4. test score(テストの点数)

  5. score sheet(採点表)

  6. musical score(楽譜)

  7. score a goal(ゴールを決める、得点する)

  8. score points(点数を取る、ポイントを取る)

  9. score on a test(テストで点を取る)

  10. settle the score(借りを返す、決着をつける ※イディオム的意味)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「score」は古英語の “scoru”(二十)に由来し、かつては数える際の切り込みや刻み目を指していました。そこから転じて「得点を刻む」「点数をつける」という意味へと発展していきました。

  • ニュアンス:


    • 「score」を「点数・得点」の意味で使う場合は、比較的カジュアルからフォーマルまで広く使えます。

    • 「音楽のスコア(楽譜)」を意味するときは、音楽的文脈などでやや専門的な響きがあります。


  • 使用の注意:


    • 点数や得点に関連した話では、必ずしも数学的な数値だけでなく「評価値」「成果」のニュアンスとしても使われます。

    • 古い用法では「score」が「20」という意味で使われることがあり、“three score years and ten”という言い回し(70歳を指す)などがありますが、現代ではあまり日常的ではありません。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「a score」「two scores」などと可算名詞扱いできます。ただし「20」という意味で使う場合はやや古風です。

  • 構文:


    • “The score of the game was 3–2.”(その試合のスコアは3-2だった)

    • “What was your score on the test?”(テストの点数は何点でしたか?)

    • “He composed the film’s score.”(彼はその映画の楽譜を作曲した)


  • フォーマル/カジュアル:


    • 試合結果やテストの点数、仕事の成果などにはどちらでも使えるため幅が広いです。

    • 「楽譜」の意味も日常会話から音楽業界までカバーできます。



5. 実例と例文

日常会話(日常的シーン)


  1. “What was the final score of the soccer match?”

    (サッカーの試合の最終スコアはどうだった?)


  2. “I got a good score on the math quiz.”

    (数学の小テストでいい点数を取ったよ。)


  3. “Why don’t we keep score to see who wins?”

    (勝敗を確かめるために点数をつけるのはどう?)


ビジネス(仕事・会議など)


  1. “Our satisfaction score from customers has improved this quarter.”

    (今四半期、顧客満足度スコアが改善しました。)


  2. “We should review last month’s sales score and set new targets.”

    (先月の販売実績(スコア)を見直して、新しい目標を設定しましょう。)


  3. “The overall score in the performance review was higher than expected.”

    (業績評価の総合スコアは思ったより高かった。)


学術的な文脈(研究・論文など)


  1. “Participants’ test scores correlated strongly with their study hours.”

    (被験者のテストスコアは学習時間と強く相関していた。)


  2. “The survey score indicates a trend in public opinion.”

    (この調査スコアは世論の傾向を示している。)


  3. “The musical score of the opera was analyzed for thematic development.”

    (そのオペラの楽譜は主題の展開を分析する目的で調査された。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. point(ポイント)


    • スコアを構成する単位そのものを指す場合が多い。例: “He scored 10 points.”


  2. mark(点数、成績)


    • 特にイギリス英語でテストの「点数」を表すのに使われる。例: “I got a good mark in my exam.”


  3. grade(成績、評点)


    • 教育現場での評価に多く使われる。例: “She received an A grade.”


反意語


  • はっきりとした「反意語」は存在しませんが、強いて言えば「zero (得点がない)」や「no score(得点がない・スコアレス)」が対照的な状況として挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /skɔːr/ (米: /skɔːr/ または /skɔr/)

  • アメリカ英語: 「スコー(r)」/skɔr/ — “o”の発音は多少短めになることも

  • イギリス英語: 「スコー」/skɔː(r)/ — “o”の発音がやや長く聞こえる

  • アクセント(強勢): 単音節のため、特に強勢の位置は意識しなくてOKです。

  • よくある間違い: 「score(スコア)」と「scar(スカー)」の発音を混同しないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “score”のつづりを“scor”や“socre”などと誤って書かないよう注意。

  • 同音異義語との混同: 同じような発音の語はあまりないものの、“store”/ “score”は見た目が少し似ているので注意。

  • 試験での出題傾向: TOEICや英検などでは「test score」「score a point」「score high/low on a test」などの表現で頻出。得点関係の文脈問題や、映画音楽の「score」の意味を問う問題が出る可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「score」の S は「試合(sport)のS」ともつながる、とイメージすると「得点」の意味を思い出しやすいです。

  • 楽譜の「score」は「音楽(sound)」のSとも関連付けて覚えられます。

  • 漢字の「採点」のようにイメージして、「点を刻む」→「スコア(score)」と考えると、古い語源の「刻む」イメージと結びつけて覚えやすいでしょう。


まとめると、「score(名詞)」は「得点」「点数」「楽譜」などの意味をもち、日常会話から専門的領域まで幅広く使われる単語です。音楽、スポーツ、ビジネス、学術など、さまざまな背景を考慮しながら使い分けましょう。

意味のイメージ
score
意味(1)

(ゲーム・競技の)得点

意味(2)

(試験の)点数,評点

意味(3)

《おもに文》20[の単位]

意味(4)

《複数形で》多数(の…)《+of+

意味(5)

《まれ》勘定,借金

意味(6)

(またscore mark)刻み目,線,印

意味(7)

総譜,楽譜

意味(8)

(ゲーム・競技の)スコア,得点記録

意味(9)

《単数形で》理由,根拠,原因

復習用の問題

(ゲーム・競技の)スコア,得点記録 / (ゲーム・競技の)得点 / (試験の)点数,評点 / 《おもに文》20[の単位] / 《複数形で》多数(の…)《+of+名》 / 《まれ》勘定,借金 / 《単数形で》理由,根拠,原因 / (またscore mark)刻み目,線,印 / 総譜,楽譜

The final score was calculated based on the average of all the individual scores.

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