最終更新日
:2025/01/27
river
解説
1. 基本情報と概要
単語: river
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): A large natural stream of water flowing in a channel to the sea, a lake, or another river.
意味(日本語): 海や湖、または別の川へ流れていく大きな自然の水の流れ(川)。
- たとえば「This river flows into the sea.(この川は海へ流れ込んでいます)」のように使われます。
- 普段の会話や文章で、山や丘から流れ出て広い距離を進む水の流れを指すときに使われる、基本的でわかりやすい単語です。
活用形例
- 単数形: river
- 複数形: rivers (リヴァーズ)
- 所有格: river’s (リヴァーズ), rivers’ (複数所有格)
その他の品詞変化例
- 直接的に別の品詞には変わりませんが、“riverbank” (川岸)、“riverside” (川沿い) のように複合語が派生します。
CEFRレベル: [A2 初級]
- A1 よりも少し進んだレベルで出てくる単語ですが、英語学習の初期段階でかなり早い時期に学ぶ基本語彙の一つです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- “river” は、はっきりとした接頭語・接尾語がない語形です。
- 派生語として “riverbank” (川岸) や “riverside” (川沿い) などがあります。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- cross a river(川を渡る)
- river flows(川が流れる)
- river bank(川岸)
- river basin(流域)
- wide river(幅の広い川)
- clean river(澄んだ川)
- the mouth of the river(川の河口)
- navigate a river(川を航行する)
- polluted river(汚染された川)
- up the river / down the river(川を遡る / 川下を行く)
3. 語源とニュアンス
語源
- “river” は中英語 (Middle English) の “rivere” から来ており、さらに古フランス語 (Old French) の “rivere” に由来します。そこからラテン語の “ripa” (川岸) が関連するとされます。
ニュアンス・使用時の注意
- 「川」という意味で一般的かつ日常的に使われる、非常に基本的な語です。
- カジュアルな会話からフォーマルな文章まで、文体を問わず幅広く使用できます。
- 単に地理的・物理的な「川」を表すことが多く、感情的な響きは特に強調されませんが、文学などでは人生や時間の流れの比喩としてもよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 なので、a/an を伴ったり複数形にしたりできます。
- 例: a river, two rivers
- 例: a river, two rivers
- 固有名詞として川の名称と一緒に使われる場合は、しばしば “the” がつきます。
- 例: the Amazon River, the Nile River
- イギリスでは “the River Thames” のように “River + 名称” の順番になる場合があります。
- 例: the Amazon River, the Nile River
- 一般的に「川について詳しく述べる」場合は、所有格を使った表現(river’s)もあり得ます。
- 例: The river’s flow is much faster after the heavy rain.
イディオム・構文例
- “sell (someone) down the river”: 人を裏切る(主にアメリカ英語のイディオム)
- “cry me a river”: 大げさに嘆く人に対して「そんなに泣いてどうするの?」という皮肉めいた表現(非常にカジュアル)
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “Let’s go for a walk along the river this afternoon.”
(今日の午後、川沿いを散歩しようよ。) - “We had a picnic by the river last weekend.”
(先週末、川のほとりでピクニックをしたんだ。) - “The river looks so peaceful in the morning.”
(朝方の川はとても穏やかに見えるね。)
ビジネスシーンでの例文
- “Our new factory site is located near the river for easy transportation.”
(私たちの新しい工場用地は、輸送の便を考えて川の近くにあります。) - “We need to ensure the waste doesn’t pollute the nearby river.”
(近くの川を汚染しないよう、廃棄物には十分に注意しないといけません。) - “The environmental report examines the river’s water quality.”
(その環境報告書では川の水質が調査されています。)
学術的・専門的な文脈での例文
- “The river’s delta region supports diverse ecosystems.”
(その川の三角州地域は多様な生態系を支えている。) - “Researchers collected sediment samples from the riverbed.”
(研究者たちは川底から堆積物のサンプルを採取した。) - “River morphology plays a crucial role in flood management.”
(河川形態の研究は洪水管理において重要な役割を果たす。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- stream(小川): “river” に比べて規模が小さい水の流れを指すことが多い。
- brook(小川): アメリカでは“brook”、イギリスでは“stream” や“beck” が使われることも。非常に小さい川のイメージ。
- creek(支流、小川): 地域によって意味や規模がやや異なるが、川より小さな流れを示す場合に多い。
反意語 (Antonyms)
- “river” の直接的な反意語はありませんが、水域としては川が流れ込む「sea(海)」や「lake(湖)」と対比されることがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA):
- イギリス英語 (RP): /ˈrɪv.ər/
- アメリカ英語 (GA): /ˈrɪv.ɚ/
- イギリス英語 (RP): /ˈrɪv.ər/
- アクセント:
- 最初の “ri-” が強く発音されます。
- 最初の “ri-” が強く発音されます。
- よくある発音ミス:
- “r” の発音が弱くなって「リバー」になってしまうこと。英語の “r” は口の奥で音を作るイメージを持つとよいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “river” を “riber”, “riverr” などと誤って書いてしまう。
- リエゾンや音のつながり: 文中で音がつながりやすいため、リスニングでは “in the river” が「インダリヴァー」と聞こえる場合があります。
- 試験での出題傾向: 初級から中級レベルの単語として、川や自然環境に関する文章中にしばしば登場します。TOEICや英検などのリスニングパートやリーディングパートで見かけることがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- つづりのイメージ: 最初と最後が “r” で挟まれていると覚えると印象に残りやすいです。 “r - i - v - e - r” の形。
- 連想ストーリー: “Life is like a river.” という比喩表現を聞いたことがあるかもしれません。人生も川のように流れていくイメージで記憶すると印象に残りやすいです。
- 発音のコツ: 口をあまり開きすぎず、“r” の音をしっかり引いてから「リヴァー」と言うイメージで練習してみてください。
以上が名詞 “river” の詳細解説です。「川」という基本単語ではありますが、地理や自然環境、文学的な比喩まで幅広い文脈で使われる重要な語です。ぜひ覚えて活用してみてください。
意味のイメージ

意味(1)
川
意味(2)
(水以外のものの)流れ,多量の流出《+of+名》
復習用の問題
英和辞書

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