最終更新日 :2025/01/27

review

名詞

〈C〉《…の》再調査,再検討;《米》復習 《of ...》 / 〈U〉〈C〉回顧,反省 / 〈C〉批評, 評論 / 〈C〉観兵式

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解説

名詞 “review” の徹底解説


1. 基本情報と概要

英語: review

日本語: 再検討、振り返り、批評、レビュー、復習 など

品詞: 名詞 (ただし、動詞としても使われる: 「to review = 再検討する、復習する、批評する」)

意味(日本語のやさしい説明):


  • 「review」は、何かをもう一度見直して評価したり、批評文を書くときに使われる言葉です。例えば本や映画についての感想・評価の文章を指して「レビュー」と呼ぶことがあります。また、勉強の「復習」という意味でも使われます。さまざまな文脈で「確認・再評価・検証」を含むニュアンスを持ちます。

活用形の例(動詞として):


  • review (原形)

  • reviews (三人称単数: He reviews …)

  • reviewed (過去形 / 過去分詞形: He reviewed …)

  • reviewing (進行形: He is reviewing …)

他の品詞形:


  • 動詞: to review (~を再検討する、~を復習する、~の批評を書く)

  • 名詞: review (再検討、批評、復習 など)

CEFRレベルの目安:


  • B1(中級)~B2(中上級)


    • 実際の文章や文脈により異なりますが、学習を重ねて中級~中上級くらいで扱われる単語です。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • re-(再び、もう一度)

  • view(見る)

「re-」が付くことで、「もう一度見る=見直す・再検討する」というニュアンスになります。

主な意味のバリエーション


  1. 批評・レビュー:映画、本、商品などについての感想や評価。

  2. 再検討・見直し:出来事や計画を再度振り返って評価するプロセス。

  3. 復習:学習したことを再び確認すること。

関連語や派生語


  • reviewer (批評家、レビューを書く人)

  • reviewable (レビュー可能な)

  • peer review (査読)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選















































コロケーション 日本語訳
1. book review 書評
2. performance review 業績評価
3. product review 製品レビュー
4. movie review 映画評論
5. literature review 文献レビュー
6. peer review 査読
7. annual review 年次レビュー(年次評価)
8. brief review 簡単な振り返り
9. thorough review 徹底的な検証
10. systematic review 体系的レビュー


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「review」は、中期フランス語の “revue” に由来し、さらに “re-(再び)” + “voir / veue(見る)” から来ています。ラテン語の “vidēre(見る)” と同根です。

  • ニュアンス・注意点:


    • 批評・感想を述べるときには多少フォーマルな響きがあり、新聞やウェブ記事、論評など公に発表される文章によく使われます。

    • 再検討・見直しとして使う場合はビジネスやアカデミックな場面でも頻繁に登場し、フォーマルでもカジュアルでも使える汎用性の高い単語です。

    • 復習としての用法は学習者同士や学校でのカジュアルな会話にもしばしば見られます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 / 不可算名詞: 多くの場合は可算名詞として扱われます。たとえば「書評」や「映画レビュー」は “a review” として数えられます。しかし「再検討」を広義に言うときは不可算のように扱われる場面もあります。


  • 典型的な使い方・構文例:


    • “to write a review of (something)”:~のレビューを書く

    • “to conduct a review of (something)”:~の見直しを行う

    • “(something) is under review”:~が検討中である

    • “to do a quick review”:手短に復習する、ざっと確認する


  • フォーマル/カジュアル:


    • 批評文・論文などの文脈ではフォーマル

    • 趣味のブログや SNS での感想投稿などはカジュアル

    • 学校の復習は日常的なカジュアルトーンでも使える



5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “I need to do a quick review of my notes before the quiz.”

    (小テストの前にノートをサッと復習しないといけない。)


  2. “Could you send me your review of the restaurant we went to?”

    (この間行ったレストランの感想を送ってもらえますか?)


  3. “We had a movie review night with friends yesterday.”

    (昨日は友達と映画の感想を話し合う会をしました。)


(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our team will conduct a review of last quarter’s performance.”

    (私たちのチームは先四半期の業績見直しを行います。)


  2. “Please submit a product review report by Friday.”

    (金曜日までに製品レビューの報告書を提出してください。)


  3. “The project is under review by the board of directors.”

    (そのプロジェクトは取締役会が審査中です。)


(C) 学術的な文脈での例文


  1. “Her literature review provides a comprehensive overview of recent studies.”

    (彼女の文献レビューは最近の研究を包括的にまとめています。)


  2. “We need a peer review before publishing this article.”

    (この論文を出版する前に査読が必要です。)


  3. “A systematic review of the data is essential for drawing accurate conclusions.”

    (正確な結論を導くためには、データの体系的レビューが不可欠です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. evaluation (評価)


    • 「評価すること」に焦点が置かれ、分析結果を数値化したり判定したりするときに使われる。


  2. analysis (分析)


    • 「分析」という意味合いが強く、論理的に分解して考察するニュアンス。


  3. critique (批評)


    • 芸術や文学などを専門的に批評する意味合いが強く、ややかため。


  4. assessment (評価)


    • テスト結果などを評価・査定する公式な文脈で使われることが多い。


反意語 (Antonyms)


  • ignorance (無視、無知)


    • 「何も見直さない、知らないまま放置する」というイメージ。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /rɪˈvjuː/

  • 発音のポイント:


    • アクセントは第2音節の “view” 部分 (rɪ-VIEW)。

    • アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはありませんが、イギリス英語では “r” の発音がやや弱い傾向があります。

    • “re” を「リ」と短く、 “view” を「ビュー」とはっきり発音しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “review” のつづりを “revue” (フランス語の revu 由来、ショーの形態)と混同しないように注意。

  • 同じ発音の動詞 “to review” があるので、文中で品詞を見極めることが大切。

  • TOEICや英検などの試験では「業績評価」「書評」「復習」など様々な訳語が出題されるため、文脈から意図を読み取る練習をしましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「re + view(見る)」=「もう一度見る → 見直す / 批評する / 復習する」と覚えるとイメージしやすいです。

  • 語頭の「re-」が付く英単語は「再び、もう一度」という意味を強調することが多いので、ほかの単語(record, rewrite, return など)とも関連づけると記憶に残りやすくなります。

  • 勉強時には「review sheet(復習シート)を作る」など具体的に使うと印象が深まります。


以上が名詞 “review” の詳しい解説です。再度見直しや批評、復習に関するシーンで多用される重要な単語なので、しっかり押さえておきましょう。ぜひご参考にしてください。

意味のイメージ
review
意味(1)

〈U〉〈C〉回顧,反省

意味(2)

〈C〉(…の)再調査,再検討;《米》復習 《+of+

意味(3)

〈C〉(…についての)概観,概説《+of+

意味(4)

〈C〉批評評論;評論雑誌

意味(5)

〈C〉観兵式

復習用の問題

〈C〉《…の》再調査,再検討;《米》復習 《of ...》 / 〈U〉〈C〉回顧,反省 / 〈C〉批評, 評論 / 〈C〉観兵式

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