barometer
1. 基本情報と概要
英単語: barometer
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英語): An instrument used to measure atmospheric pressure.
意味 (日本語): 大気圧を測定するための計器。
「barometer」は、気象学の分野でよく使われる科学的な道具です。たとえば天気予報などで空気の圧力を測る際に使われます。特に、気圧の変化が天気の変化と深い関係があるため、これを把握するために「barometer」が役立ちます。
活用形:
- 単数形: barometer
- 複数形: barometers
他の品詞形:
- 形容詞: barometric(気圧の、気圧に関する)
- 例: “barometric pressure” (気圧)
- 例: “barometric pressure” (気圧)
- 名詞: barometry(気圧測定法)など
CEFRレベル目安: B2(中上級)
・天気や科学的話題で出てくる比較的専門的な単語ですが、日常的なニュースや一般的な読解でも登場し得るために、中上級レベルの単語といえます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- baro-: 古代ギリシャ語の「baros」(重さ・圧力)に由来します。
- -meter: 計測器を表す接尾語(英語では「~メーター」)です。
関連語:
- barometric: 形容詞で「気圧の」という意味
- barograph: 記録計付きの気圧計
- barometry: 「気圧測定法、またはその学問」
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- “barometric pressure” – 「気圧」
- “read the barometer” – 「気圧計を読む」
- “falling barometer” – 「気圧計の値が下がる(悪天候のサイン)」
- “rising barometer” – 「気圧計の値が上がる(好天候のサイン)」
- “install a barometer” – 「気圧計を設置する」
- “digital barometer” – 「デジタル式気圧計」
- “precision barometer” – 「高精度の気圧計」
- “use a barometer to predict weather” – 「気圧計を使って天気を予想する」
- “accurate barometer reading” – 「正確な気圧計の測定値」
- “indicator of approaching storms” – 「嵐が近づいていることを示す指標(barometerを指すことが多い)」
3. 語源とニュアンス
語源:
- 17世紀頃にギリシャ語で「重み・圧力」を意味する baros と、「測定器」を意味する meter が合わさって作られた造語です。
ニュアンスや使用上の注意:
- 主に天気や気象に関する文脈で使われる科学的な用語です。
- 口語でも使われますが、「状況や動向を計る指標」という比喩的な使い方もあり、「市場の動向をはかるバロメーター」といった使い方をすることがあります。
- フォーマル・カジュアルどちらでも使用可能ですが、日常会話ではやや専門的かもしれません。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: a barometer / barometers として使います。
- 通常は「a barometer」「the barometer」の形で、特定の気圧計や気圧計の一般概念を指す際に使われます。
一般的な構文・イディオム:
- “be a barometer of (something)”
- 例: “The stock market is often a barometer of economic health.”
- (株式市場はしばしば経済状態のバロメーターだ。)
- 例: “The stock market is often a barometer of economic health.”
使用シーン:
- 日常会話でも「気圧計」の意味としてより、比喩的に「指標」として使われる例がよくあります。
- ビジネス分析や学術論文で「何かを測る指標としてのbarometer」という使われ方をします。
5. 実例と例文
① 日常会話での例文 (3つ)
“I have an old-fashioned barometer in my living room to predict the weather.”
- (天気を予測するために、リビングに昔ながらの気圧計を置いているんだ。)
“The barometer is dropping; maybe we should bring an umbrella.”
- (気圧計の値が下がっているわ。傘を持っていったほうがいいかも。)
“He always checks the digital barometer on his phone before going hiking.”
- (彼はハイキングに行く前に、スマホのデジタル気圧計をいつもチェックするんだ。)
② ビジネスシーンでの例文 (3つ)
“This survey can serve as a barometer of customer satisfaction.”
- (この調査は、顧客満足度を測るバロメーターとして役立ちます。)
“Sales figures often act as a barometer for the overall market demand.”
- (売上数値は全体の市場需要を測る一つのバロメーターになることが多い。)
“Analysts watch the quarterly earnings report as a barometer of economic trends.”
- (アナリストたちは四半期の収益報告を経済動向のバロメーターとして注目している。)
③ 学術的な文脈での例文 (3つ)
“The researcher placed a barometer at different altitudes to gather pressure data.”
- (研究者は異なる高度に気圧計を設置して、気圧データを収集した。)
“Historical barometer readings help scientists understand past climate patterns.”
- (過去の気圧計の記録は、科学者たちが当時の気候パターンを理解するのに役立つ。)
“Students used a simple barometer experiment to learn about atmospheric pressure changes.”
- (学生たちは簡単な気圧計実験を用いて、大気圧の変化について学んだ。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- “pressure gauge” – 「圧力計」
- “weather gauge” – 「天候を計る計器」(やや一般的で、barometerほど専門的ではありません)
これらは「圧力を測る」という点では似ていますが、必ずしも大気圧に限定されない場合があるので、気象用途で特に「barometer」が使われます。
反意語 (Antonyms)
- 厳密に「反意語」というものはありませんが、「thermometer (温度計)」「hygrometer (湿度計)」など、測る対象が異なる計器をあえて対比語として挙げることがあります。反意語というよりは対比語に近い存在です。
7. 発音とアクセントの特徴
- アメリカ英語 (IPA): /bəˈrɑː.mə.t̬ɚ/
- アクセント・強勢は「ra」の部分 (bə-RAH-mə-t̬ɚ) に置かれます。
- アクセント・強勢は「ra」の部分 (bə-RAH-mə-t̬ɚ) に置かれます。
- イギリス英語 (IPA): /bəˈrɒm.ɪ.tər/
- アクセント・強勢は同じく「rɒm」の部分 (bə-ROM-ɪ-tər) に置かれます。
- アクセント・強勢は同じく「rɒm」の部分 (bə-ROM-ɪ-tər) に置かれます。
よくある発音の間違い:
- 第2音節に強勢を置かずに “BA-rɒm-i-ter” などと発音してしまうことがあるので注意してください。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “barometer” を “barometre” や “baromite” などと間違える例。
- 同音異義語との混同は特になし。ただし「thermometer (温度計)」「perimeter (周囲)」など“~meter”が付く単語とごっちゃにならないよう注意。
- 試験対策:
- TOEICなど一般的な英語試験で頻出する単語ではありませんが、長文読解で出現する可能性があります。
- 気象や科学系の話題を扱う文章や、経済などで「指標」として比喩的に使われる場合もあります。
- TOEICなど一般的な英語試験で頻出する単語ではありませんが、長文読解で出現する可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “baro-”は「圧力や重さ」を表す、そして “-meter” は「測定器」として他の単語でも頻出です。
- “baro”と「バーベル(barbell)」のような“重り”を思い浮かべると、「重さや圧力を測るものなんだな」と連想しやすいかもしれません。
- “meter”がつく単語はほかにも “thermometer (温度計)”, “speedometer (速度計)” などがあるので、「何かを測定する装置」と覚えておくと良いでしょう。
気圧の変化を示す計器だから“バロメーター”、さらに将来を読む「指標」というイメージで連想しやすいはずです。
晴雨計,気圧計
(世論・市場などの)指標
復習用の問題
英語 - 日本語
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