最終更新日 :2025/01/27

present

名詞

〈C〉贈り物,プレゼント(gift) / 〈U〉《the》ささげ銃(つつ)の姿勢

このボタンはなに?

私は誕生日に素敵な贈り物をもらいました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: present

品詞: 名詞 (他にも形容詞・動詞としての用法があります)

CEFRレベル: A2 (初級) 〜 B1 (中級) 程度

※「贈り物」の意味はA2レベルで学習されることが多く、時制を表す「現在」の意味でまとまって学ぶ場合はB1前後になります。

意味(英語・日本語)


  1. (名詞) 「gift(贈り物)」「something given to someone」としての“present”

    → 「贈り物」や「プレゼント」を指す一般的な単語です。誕生日やクリスマスなど、誰かに何かをあげる場面でよく使われます。

    「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」:人に喜んでもらうために渡す物というニュアンスで、日常生活・カジュアルな場面で最もよく出てきます。


  2. (名詞) 「the current time(現在)」としての“the present”

    → 「現在」「今」を示す場合にも名詞で使われます。

    「こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です」:過去や未来ではなく「今この瞬間の時代や時間」のことを指します。抽象的な「現時点」「今」という感覚です。


活用形


  • 複数形: presents (贈り物が複数個ある場合など)

他の品詞としての例


  • 動詞: to present (~を贈呈する、提示する、発表する)

    例: present / presents / presented / presenting

  • 形容詞: present (今ある、現在の、出席している)

    例: He was present at the meeting. (彼は会議に出席していた)


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • 「present」は、もともとラテン語の “praesentare”(目の前に置く、提出する)などが由来とされています。

  • 接頭語の “pre-” は「前に」を表すことが多いですが、この単語では “prae-” の形でラテン語の「前に」から来ており、「差し出す」「捧げる」というイメージが元になっています。

関連する派生語


  • presentation (名詞): 発表、プレゼンテーション

  • presenter (名詞): 発表者、司会者

  • represented (形): 表現された、代表された

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. a birthday present

    (誕生日プレゼント)

  2. a Christmas present

    (クリスマスプレゼント)

  3. a wedding present

    (結婚祝いの贈り物)

  4. open a present

    (プレゼントを開ける)

  5. wrap a present

    (プレゼントを包む)

  6. give someone a present

    (誰かにプレゼントをあげる)

  7. receive a present

    (プレゼントを受け取る)

  8. a surprise present

    (サプライズプレゼント)

  9. an unexpected present

    (思いがけない贈り物)

  10. a generous present

    (気前の良い贈り物)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「present」は、ラテン語の “praesens”(今ここにある)や “praesentare”(差し出す)に由来し、中英語を経て現在の形になりました。

  • 「贈り物」の意味は、目の前に相手へ差し出すものというイメージが基になっています。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「贈り物」のニュアンス: 友人同士や家族間などカジュアルな場面でよく使われます。

  • 「現在」のニュアンス: 文章や会話で「過去でも未来でもない今」を指すときに使われますが、やや抽象的・フォーマル気味にも使われます。

  • 口語・フォーマル: 「プレゼント(贈り物)」としては口語でもビジネスでも幅広く使われますが、「現在」の用法はビジネス文書や公的文章でも使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞 (countable)「贈り物」


    • 可算名詞として用いられ、複数形は “presents” です。

    • 「How many presents did you get on your birthday? (誕生日にプレゼントをいくつもらったの?)」のように数えられます。


  2. 名詞「the present」


    • 「過去(past)」「未来(future)」に対して「現在」を指す。

    • 「Time is precious in the present. (現在の時間は貴重だ)」のように使われます。


  3. 特徴的な構文・イディオム


    • “There is no time like the present.”

      (今ほどいい時はない → 「思い立ったが吉日」というニュアンス)

    • “Make a present of something.”

      (何かを贈り物としてあげる、進呈する)



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I got a lovely present from my friend for my birthday.”

    (誕生日に友達から素敵なプレゼントをもらったよ。)

  2. “Do you think we should buy a present for our teacher?”

    (先生に何かプレゼントを買ったほうがいいと思う?)

  3. “Open your present now! I can’t wait to see your reaction.”

    (今すぐ開けてみて!あなたの反応を見るのが待ちきれない。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We gave her a farewell present when she left the company.”

    (会社を辞める時に、私たちは彼女に送別の品を贈りました。)

  2. “The CEO received a special present from one of our overseas partners.”

    (CEOは海外のパートナーの一社から特別な贈り物を受け取りました。)

  3. “Let’s prepare a small present for today’s guests.”

    (今日の来客にちょっとしたお土産を用意しましょう。)

(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “In the present, we must address climate change urgently.”

    (今の時代において、私たちは気候変動に緊急に対処しなければならない。)

  2. “The present is shaped by historical events.”

    (現在は歴史的な出来事によって形作られる。)

  3. “Our discussion focuses on how the present influences future outcomes.”

    (私たちの議論は、現在がいかに将来の結果に影響を及ぼすかに焦点を当てている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (「贈り物」の意味)


  1. gift (ギフト)


    • よりフォーマルにもカジュアルにも幅広く使われる。

    • 例: “Thank you for the lovely gift.”


  2. offering (捧げ物、提供品)


    • 宗教的・儀式的な場面や、よりフォーマルに「提供するもの」を指す。


  3. token (記念品、しるし)


    • 感謝や思いを示すためのちょっとした品物。


  4. souvenir (お土産)


    • “present” としての意味も近いが、特に旅行先から持ち帰るお土産を指す。


反意語 (「現在」の意味での対義語)


  • past (過去) / future (未来)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • 名詞 (present) の発音: /ˈprez.ənt/


    • 先頭の “pre” にアクセント(ストレス)が置かれます。


アメリカ英語とイギリス英語での違い


  • アメリカ英語: /ˈprez.ənt/ (「プレズント」に近い発音)

  • イギリス英語: /ˈprez.ənt/ (ほぼ同じだが、母音のニュアンスがやや違うことも)

よくある発音の間違い


  • 動詞の “present /prɪˈzent/” と混同して、名詞も後ろにアクセントを置いてしまわないように注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “present” のつづりを “presant” “presant” などと間違えるケース。

  2. 同音異義語との混同: 動詞の “present” (/prɪˈzent/) とアクセントが違うので、発音の区別が重要。

  3. 定冠詞 “the” の使い方: 「現在」を名詞で表すときは “the present” と “the” を多用する。記述式でうっかり忘れないように注意。

  4. 試験対策: TOEICや英検では、時制の概念 (the present tense) などを問う文脈で出ることがある。「プレゼント」という意味との区別に注意。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “プレゼント”というカタカナで「贈り物」は定着しやすい

    → ただし英語では動詞や形容詞でも使われるので、アクセントや文脈ごとの意味を関連づけて覚える。

  • “There is no time like the present.”

    → この名言を思い出すと、「今この瞬間が最良のとき」という英語のことわざを通じて “the present” が「現在」であることを覚えやすい。

  • 発音とスペルをリンクづけるコツ

    → 名詞の “present” はアクセントが最初 (PRE-sent)、動詞の “present” は二番目 (pre-SENT)。頭の中で「ギフトはPREで強調」とイメージすると区別しやすい。

以上が名詞 “present” の詳細な解説です。ぜひ、例文やコロケーションを通して、日常会話でもスムーズに使ってみてください。

意味のイメージ
present
意味(1)

〈C〉贈り物,プレゼント(gift)

意味(2)

〈U〉《the+》ささげ銃(つつ)の姿勢

意味(3)

〈贈り物・賞など〉‘を'象る,贈呈する;〈人〉‘に'贈る

意味(4)

(…に)〈勘定書・小切手・書類など〉‘を'提出する,渡す《++to+

意味(5)

(…に)…‘を'出して見せる,示す《++to+

意味(6)

(…に)〈人〉‘を'紹介する,引き合わせる(introduce)《++to+

意味(7)

〈作品〉‘を'公開する;〈劇・映画など〉‘を'上演(映)する;〈人〉‘を'出演させる

意味(8)

〈事が〉(…に)…‘を'示す,…‘を'原因となる《++to+

意味(9)

〈銃〉‘を'ささげ銃(つつ)にする

復習用の問題

〈C〉贈り物,プレゼント(gift) / 〈U〉《the》ささげ銃(つつ)の姿勢

I received a beautiful present for my birthday.

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私は誕生日に素敵な贈り物をもらいました。

私は誕生日に素敵な贈り物をもらいました。

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I received a beautiful present for my birthday.

英語 - 日本語

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