最終更新日 :2025/01/28

powerfully

IPA(発音記号)
副詞

力強く,強力に,強烈に

このボタンはなに?

彼女は力強く歌い、観客を魅了しました。

このボタンはなに?
解説

以下では、副詞 “powerfully” をできるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

単語: powerfully

品詞: 副詞 (adverb)

意味(英語): in a strong, forceful, or effective way

意味(日本語): 強力に、力強く、非常に効果的に


「すごく力強い印象や効果、パワーを伴って何かを行うときに使われる副詞です。人や音、影響力などが“強靭に・非常に”発揮されるイメージを伝えます。」


活用形:


  • 副詞なので、動詞や形容詞、他の副詞を修飾して用いられます。

  • 原型 (base form): powerfully


    • 比較級・最上級は、本来は “more powerfully” / “most powerfully” で表せます。


他の品詞形:


  • 形容詞: powerful (例: a powerful engine = 「強力なエンジン」)

  • 名詞: power (例: the power of the wind = 「風の力」)

  • 動詞としては “empower” (力を与える) なども関連語として挙げられます。

CEFRレベルの目安: B2 (中上級)


学習者にとっては副詞形の“powerfully”はやや上級レベルですが、派生元の“power”や“powerful”を先に押さえてから理解するとスムーズです。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • power + -ful + -ly


    • power: 「力・能力」を意味する語根

    • -ful: 「〜に満ちている・〜の力を持つ」という形容詞を作る接尾辞

    • -ly: 副詞を作る接尾辞


詳細な意味


  1. 「力強く、パワフルな方法で」

  2. 「非常に強い効果や影響をもって」

  3. 「印象的に、迫力をもって」

関連語(派生語・類縁語など)


  • powerful (形容詞): 力強い、影響力のある

  • power (名詞): 力、能力、エネルギーなど

  • empower (動詞): 権限を与える、力を与える

  • overpower (動詞): 圧倒する、制圧する

コロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. speak powerfully(力強く話す)

  2. argue powerfully(強く主張する)

  3. move powerfully(力強く動く)

  4. perform powerfully(迫力のあるパフォーマンスをする)

  5. affect powerfully(大きな影響を与える)

  6. impact powerfully(強いインパクトをもたらす)

  7. influence powerfully(強い影響力を及ぼす)

  8. powerfully built(体格が非常にがっしりしている)

  9. powerfully emotive(感情を強く揺さぶるように)

  10. strike powerfully(強打する、強く打ちのめす)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • “power” は中英語 “power(e)” に遡り、古フランス語 “poeir”・ “pouer” などに由来するとされます。さらにラテン語の “posse”(~することができる)が源流といわれます。

  • “powerful” は “power” + “-ful” で「力に満ちた」の意味になり、そこから “powerfully” という副詞形が生じました。

ニュアンス・注意点:


  • 「圧倒的」「息をのむほどの力強さ」を強調するニュアンスがあります。

  • 文語・口語ともに広く使われますが、“powerfully” はスピーチや文章表現など、インパクトを強めたいときに用いられることが多いです。

  • カジュアルでも使えますが、ビジネスやフォーマルなシーンでも自然に使える語です。


4. 文法的な特徴と構文

主な使い方


  • 動詞を修飾して「力強く〜する」と表現する:

    例) She spoke powerfully.(彼女は力強く話した)

  • 形容詞・副詞を修飾して「非常に〜な/に」と強調する:

    例) He was powerfully influenced by her words.(彼は彼女の言葉によって非常に影響を受けた)

フォーマル/カジュアル


  • ビジネス文書や学術論文でも使用可能(フォーマル)

  • 会話表現やスピーチでも使われる(カジュアル/文語問わず利用可)

文法上のポイント


  • 副詞なので、可算・不可算といった名詞としての区別はありません。

  • 他動詞・自動詞を修飾する場合も、その動詞の性質に応じて意味を補強します。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “He plays the guitar powerfully, so it captivates everyone.”


    • 「彼はとても力強くギターを弾くので、みんなを魅了するんだ。」


  2. “That speaker always delivers his message powerfully.”


    • 「あのスピーカーはいつもメッセージをとても力強く伝えるよ。」


  3. “The storm hit the coast powerfully last night.”


    • 「昨夜、嵐が海岸を激しく襲った。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “The CEO spoke powerfully at the conference, inspiring the entire team.”


    • 「CEOはカンファレンスで力強く話し、チーム全体を鼓舞しました。」


  2. “Our marketing campaign aims to communicate our values more powerfully.”


    • 「弊社のマーケティングキャンペーンは、価値観をより強く伝えることを目指しています。」


  3. “He powerfully negotiated the terms of the contract.”


    • 「彼は契約条件を力強く(有利に)交渉しました。」


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “These findings powerfully reinforce the theory of climatological impact.”


    • 「これらの研究結果は、気候変動に関する理論を強力に裏付けるものだ。」


  2. “She powerfully argues for a new approach in her latest paper.”


    • 「彼女は最新の論文で新しいアプローチを力強く主張している。」


  3. “The data powerfully supports the hypothesis proposed by Dr. Green.”


    • 「データはグリーン博士の仮説を強く裏付けている。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. strongly(強く)

  2. forcefully(力づくで、強引に)

  3. vigorously(精力的に、活発に)

  4. mightily(力強く、非常に)

  5. robustly(頑健に、力強く)


“strongly” は広く使われる一般的な表現です。 “forcefully” はやや強引なニュアンスも含みます。 “vigorously” はエネルギッシュで活発な印象を強調するときに便利です。


反意語(Antonyms)


  1. weakly(弱々しく)

  2. gently(穏やかに)

  3. softly(やわらかに)

  4. feebly(か弱く)


「弱々しく」「ささやかに」というような真逆のイメージを持つ副詞です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(アメリカ英語): /ˈpaʊ.ɚ.fəl.li/

  • IPA(イギリス英語): /ˈpaʊ.ə.fəl.li/

アクセント・発音のポイント


  • “pow-er-ful-ly” と音節を分けるときは、“pow” の部分に強勢が置かれます。

  • アメリカ英語では “er” の音が /ɚ/ (アーとエの中間のような発音)になり、イギリス英語では /ə/ (曖昧母音)を使います。

  • “-ly” の部分は軽く発音しますが、鼻にかからないようはっきりと “lee” と伸ばすように発音するのが自然です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “powerfullly” や “powerfuly” などと誤記しやすいので注意。

  2. “powerful” と “powerfully” の混同: 形容詞 (powerful) と副詞 (powerfully) を使い分けましょう。

  3. 同音異義語との混同: 直接の同音異義語はありませんが、“powerful” と混同しやすいので気をつけてください。

  4. 試験対策: TOEICや英検などで副詞の使い方を問われる際、形容詞の位置や修飾関係を正しく把握することがポイントです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 分解暗記: “power + ful + ly” → 「力(power)に満ちて(ful) それを表す方法(ly)」

  • イメージ: 「ドーン!と力がみなぎる様子」を思い浮かべると、音と一緒に覚えやすいでしょう。

  • 勉強テク: “powerful” までを一気に覚えたあと、“-ly” をつけて副詞形へ、という流れで習得すると混乱しにくいです。


以上が副詞 “powerfully” の詳細な解説です。「物事を力強く、効果的に行う」ことを強調したいときに使われる便利な表現なので、ぜひ使い方をマスターしてください。

意味のイメージ
powerfully
意味(1)

力強く,強力に,強烈に

復習用の問題

力強く,強力に,強烈に

She sang powerfully and captivated the audience.

彼女は力強く歌い、観客を魅了しました。

英語 - 日本語

項目の編集設定
  • 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 項目の新規作成を審査する
  • 項目の編集を審査する
  • 項目の削除を審査する
  • 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
  • 項目名の変更を審査する
  • 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
  • 決定に必要な投票数 - 1
例文の編集設定
  • 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 例文の編集を審査する
  • 例文の削除を審査する
  • 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
  • 決定に必要な投票数 - 1
問題の編集設定
  • 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
  • 決定に必要な投票数 - 1
編集ガイドライン

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★