最終更新日 :2025/01/28

love

名詞

〈U〉(…に対する)愛,愛情《+for(of,to,toward)+名》 / 〈U〉《時にa~》(物事に対する)強い好み,愛好《+of(for)+名》 / 〈U〉恋愛 / 〈C〉《my~》愛人,恋人 / 《夫・妻子・愛人に呼びかけて》おまえ,あなた / 〈C〉愛好するもの /

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: love

品詞: 名詞 (同形で動詞としても用いられます)

意味(英語):


  • A strong feeling of affection toward someone or something.

  • A deep romantic or emotional attachment.

意味(日本語):


  • 誰かや何かに対して強い愛情や好意を抱くこと。

  • 相手や対象に対する深い思いや、ロマンチックな感情。

たとえば、大切な家族や恋人、友人に強い思いを抱くときに使う言葉です。「好き」というよりもさらに深く、相手をとても大切に考えるニュアンスがあります。

活用形・他の品詞形:


  • noun (名詞) 「love」


    • 一般的に不可算名詞として使われますが、「the many loves of my life(人生での数々の愛)」のように、状況によっては可算名詞的に用いることもあります。


  • verb (動詞) 「to love」


    • 例: I love you.(あなたを愛しています)


  • adjective (形容詞) 「loving」


    • 例: She is a loving mother.(彼女は愛情深い母です)


  • 名詞形「lover」(恋人、愛する人)、形容詞形「lovely」(かわいらしい/すてきな) など派生形も存在します。

CEFR レベル目安: A2 (初級)


  • 基本的な単語ですが感情を表す重要な表現であり、日常会話ですぐに使われます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 厳密には接頭語や接尾語を含まない「語根」のような形で、古英語の「lufu (love)」にさかのぼります。

派生語・類縁表現


  • 「lover」(名詞) : 恋人

  • 「lovable」(形容詞) : 愛されやすい

  • 「lovely」(形容詞) : すてきな、愛らしい

  • 「loving」(形容詞) : 愛情深い

  • 「loveable」(同上: lovable の異形スペリング)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. true love(真実の愛)

  2. unconditional love(無条件の愛)

  3. first love(初恋)

  4. love affair(恋愛関係)

  5. love story(恋愛物語)

  6. love letter(ラブレター)

  7. love song(ラブソング)

  8. puppy love(淡い初恋、子供じみた恋)

  9. love at first sight(一目ぼれ)

  10. motherly/fatherly love(母親/父親としての愛情)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語「lufu」、古高ドイツ語「luba」に由来し、古くから「深い思い」や「愛すること」を表してきました。

ニュアンス


  • 非常にポジティブかつ強い感情を示す語で、ロマンティックな状況だけでなく、家族愛や友情など幅広い場面で使われます。

  • 「I love him/her.」はロマンチックにも、親愛の意としても捉えられますが文脈次第です。

  • カジュアルな会話やメッセージのほか、フォーマルなスピーチでも使われるほど一般的です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算両方の用法


    • 普段は不可算名詞として使われる: Love is important in life.

    • しかし「人生におけるいくつもの愛」など、種類を意識する場合は可算名詞として複数形も使われる: She has had many loves in her life.


  • イディオム


    • fall in love (with) …(~に恋をする)

    • for the love of …(~のために、~への愛ゆえに)

    • love is blind(恋は盲目)

    • no love lost (between A and B)(AとBの関係は水と油みたいに仲が悪い)


  • 使用シーン


    • カジュアル: 友人や恋人との会話、「Love you!」のような短文。

    • フォーマル: 結婚式のスピーチ、文学表現など。



5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的場面でそれぞれ3例ずつ、合計9文を紹介します。

5.1 日常会話


  1. “I really appreciate your help. I love how you’re always there for me!”


    • 本当に助けてくれてありがとう。いつもそばにいてくれて大好きだよ!


  2. “My mom’s cooking is the best. I just love her homemade pie.”


    • 母の料理が最高なんだ。自家製パイが大好きなんだよね。


  3. “I love spending time at the beach on weekends.”


    • 週末にビーチで過ごすのが大好きなんだ。


5.2 ビジネス


  1. “Our company’s core value is love for innovation and customer satisfaction.”


    • わが社の中心的な価値観は、イノベーションと顧客満足への愛です。


  2. “We’d love to collaborate with your team on this project.”


    • このプロジェクトでぜひあなたのチームと協力したいです。


  3. “I love the dedication you put into your work; it truly shows in the results.”


    • あなたが仕事に注ぐ熱意が大好きです。それが結果にもよく表れています。


5.3 学術的・フォーマル


  1. “Throughout history, poets have tried to capture the essence of love in their works.”


    • 歴史を通じて、詩人たちは作品の中で愛の本質を捉えようとしてきました。


  2. “In psychology, love is often categorized into different types such as familial love and romantic love.”


    • 心理学では、家族愛や恋愛感情など、愛はいくつかの種類に分類されることがあります。


  3. “A deeper understanding of love can enhance interpersonal relationships and societal well-being.”


    • より深い愛の理解は、人間関係や社会的幸福度を高める助けとなります。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  • affection(愛情)

  • adoration(崇拝)

  • passion(情熱)

  • fondness(好意)

微妙な違い


  • “affection” は優しく好ましい思いを示すニュアンス。

  • “adoration” は崇敬や敬愛の意味合いが強い。

  • “passion” は激しい情熱を表す。

  • “fondness” はほのぼのとした好意を含む。

反意語 (Antonyms)


  • hate(憎しみ)

  • dislike(嫌悪)

“love” と真逆の感情を示す強い表現が “hate”。“dislike” は強度がやや低めの「嫌う」にあたります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • 【英】: /lʌv/

  • 【米】: /lʌv/

どちらもほぼ同じ音声です。強勢は第一音節 “love” 全体にあります。


  • /l/(エル)の発音をはっきり出して、母音 /ʌ/ を「ア」と「オ」の中間くらいの短い音で出すよう意識しましょう。

  • 日本人学習者は “ラブ” のように /rab/ と発音しがちですが、正しくは /lʌv/ の音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “louve”, “luve” などの綴り間違いが起こりやすいですが、正しくは “love”。

  • 同音異義語との混同: ほぼ同音異義語はありませんが、ワンフレーズでは “of” と聞き間違いがあるかもしれません。

  • TOEIC・英検など試験対策:


    • 短文穴埋めやリスニングで登場し、形容詞形 “lovely” や “loving” の使い分けを問うことがあります。

    • 簡単な英文エッセイなどでも頻出。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “love” は “live(生きる)” と綴りが似ています(o と i の違い)。“人生(live)において大切なのは love” という連想をすると覚えやすいかもしれません。

  • 「愛は生活(live)の中にある」とイメージすると、スペルも関連づけられます。

  • シンプルな単語ゆえ、たくさんの映画や曲のタイトルに使われています。「Love Story」「Love Actually」などからも覚えやすいでしょう。

以上が名詞「love」の詳細解説です。気軽な日常会話から詩的な文章まで、多彩なシーンで頻出する単語なので、ぜひ使いこなして表現力を高めてみてください。

意味のイメージ
love

復習用の問題

〈U〉(…に対する)愛,愛情《+for(of,to,toward)+名》 / 〈U〉《時にa~》(物事に対する)強い好み,愛好《+of(for)+名》 / 〈U〉恋愛 / 〈C〉《my~》愛人,恋人 / 《夫・妻子・愛人に呼びかけて》おまえ,あなた / 〈C〉愛好するもの /

I fell in love with my best friend.

私は親友に恋をした。

英語 - 日本語

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