love
〈U〉(…に対する)愛,愛情《+for(of,to,toward)+名》 / 〈U〉《時にa~》(物事に対する)強い好み,愛好《+of(for)+名》 / 〈U〉恋愛 / 〈C〉《my~》愛人,恋人 / 《夫・妻子・愛人に呼びかけて》おまえ,あなた / 〈C〉愛好するもの /
1. 基本情報と概要
英単語: love
品詞: 名詞 (同形で動詞としても用いられます)
意味(英語):
- A strong feeling of affection toward someone or something.
- A deep romantic or emotional attachment.
意味(日本語):
- 誰かや何かに対して強い愛情や好意を抱くこと。
- 相手や対象に対する深い思いや、ロマンチックな感情。
たとえば、大切な家族や恋人、友人に強い思いを抱くときに使う言葉です。「好き」というよりもさらに深く、相手をとても大切に考えるニュアンスがあります。
活用形・他の品詞形:
- noun (名詞) 「love」
- 一般的に不可算名詞として使われますが、「the many loves of my life(人生での数々の愛)」のように、状況によっては可算名詞的に用いることもあります。
- 一般的に不可算名詞として使われますが、「the many loves of my life(人生での数々の愛)」のように、状況によっては可算名詞的に用いることもあります。
- verb (動詞) 「to love」
- 例: I love you.(あなたを愛しています)
- 例: I love you.(あなたを愛しています)
- adjective (形容詞) 「loving」
- 例: She is a loving mother.(彼女は愛情深い母です)
- 例: She is a loving mother.(彼女は愛情深い母です)
- 名詞形「lover」(恋人、愛する人)、形容詞形「lovely」(かわいらしい/すてきな) など派生形も存在します。
CEFR レベル目安: A2 (初級)
- 基本的な単語ですが感情を表す重要な表現であり、日常会話ですぐに使われます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- 厳密には接頭語や接尾語を含まない「語根」のような形で、古英語の「lufu (love)」にさかのぼります。
派生語・類縁表現
- 「lover」(名詞) : 恋人
- 「lovable」(形容詞) : 愛されやすい
- 「lovely」(形容詞) : すてきな、愛らしい
- 「loving」(形容詞) : 愛情深い
- 「loveable」(同上: lovable の異形スペリング)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- true love(真実の愛)
- unconditional love(無条件の愛)
- first love(初恋)
- love affair(恋愛関係)
- love story(恋愛物語)
- love letter(ラブレター)
- love song(ラブソング)
- puppy love(淡い初恋、子供じみた恋)
- love at first sight(一目ぼれ)
- motherly/fatherly love(母親/父親としての愛情)
3. 語源とニュアンス
語源
- 古英語「lufu」、古高ドイツ語「luba」に由来し、古くから「深い思い」や「愛すること」を表してきました。
ニュアンス
- 非常にポジティブかつ強い感情を示す語で、ロマンティックな状況だけでなく、家族愛や友情など幅広い場面で使われます。
- 「I love him/her.」はロマンチックにも、親愛の意としても捉えられますが文脈次第です。
- カジュアルな会話やメッセージのほか、フォーマルなスピーチでも使われるほど一般的です。
4. 文法的な特徴と構文
可算・不可算両方の用法
- 普段は不可算名詞として使われる: Love is important in life.
- しかし「人生におけるいくつもの愛」など、種類を意識する場合は可算名詞として複数形も使われる: She has had many loves in her life.
- 普段は不可算名詞として使われる: Love is important in life.
イディオム
- fall in love (with) …(~に恋をする)
- for the love of …(~のために、~への愛ゆえに)
- love is blind(恋は盲目)
- no love lost (between A and B)(AとBの関係は水と油みたいに仲が悪い)
- fall in love (with) …(~に恋をする)
使用シーン
- カジュアル: 友人や恋人との会話、「Love you!」のような短文。
- フォーマル: 結婚式のスピーチ、文学表現など。
- カジュアル: 友人や恋人との会話、「Love you!」のような短文。
5. 実例と例文
ここでは日常会話・ビジネス・学術的場面でそれぞれ3例ずつ、合計9文を紹介します。
5.1 日常会話
“I really appreciate your help. I love how you’re always there for me!”
- 本当に助けてくれてありがとう。いつもそばにいてくれて大好きだよ!
“My mom’s cooking is the best. I just love her homemade pie.”
- 母の料理が最高なんだ。自家製パイが大好きなんだよね。
“I love spending time at the beach on weekends.”
- 週末にビーチで過ごすのが大好きなんだ。
5.2 ビジネス
“Our company’s core value is love for innovation and customer satisfaction.”
- わが社の中心的な価値観は、イノベーションと顧客満足への愛です。
“We’d love to collaborate with your team on this project.”
- このプロジェクトでぜひあなたのチームと協力したいです。
“I love the dedication you put into your work; it truly shows in the results.”
- あなたが仕事に注ぐ熱意が大好きです。それが結果にもよく表れています。
5.3 学術的・フォーマル
“Throughout history, poets have tried to capture the essence of love in their works.”
- 歴史を通じて、詩人たちは作品の中で愛の本質を捉えようとしてきました。
“In psychology, love is often categorized into different types such as familial love and romantic love.”
- 心理学では、家族愛や恋愛感情など、愛はいくつかの種類に分類されることがあります。
“A deeper understanding of love can enhance interpersonal relationships and societal well-being.”
- より深い愛の理解は、人間関係や社会的幸福度を高める助けとなります。
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- affection(愛情)
- adoration(崇拝)
- passion(情熱)
- fondness(好意)
微妙な違い
- “affection” は優しく好ましい思いを示すニュアンス。
- “adoration” は崇敬や敬愛の意味合いが強い。
- “passion” は激しい情熱を表す。
- “fondness” はほのぼのとした好意を含む。
反意語 (Antonyms)
- hate(憎しみ)
- dislike(嫌悪)
“love” と真逆の感情を示す強い表現が “hate”。“dislike” は強度がやや低めの「嫌う」にあたります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- 【英】: /lʌv/
- 【米】: /lʌv/
どちらもほぼ同じ音声です。強勢は第一音節 “love” 全体にあります。
- /l/(エル)の発音をはっきり出して、母音 /ʌ/ を「ア」と「オ」の中間くらいの短い音で出すよう意識しましょう。
- 日本人学習者は “ラブ” のように /rab/ と発音しがちですが、正しくは /lʌv/ の音です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “louve”, “luve” などの綴り間違いが起こりやすいですが、正しくは “love”。
- 同音異義語との混同: ほぼ同音異義語はありませんが、ワンフレーズでは “of” と聞き間違いがあるかもしれません。
- TOEIC・英検など試験対策:
- 短文穴埋めやリスニングで登場し、形容詞形 “lovely” や “loving” の使い分けを問うことがあります。
- 簡単な英文エッセイなどでも頻出。
- 短文穴埋めやリスニングで登場し、形容詞形 “lovely” や “loving” の使い分けを問うことがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “love” は “live(生きる)” と綴りが似ています(o と i の違い)。“人生(live)において大切なのは love” という連想をすると覚えやすいかもしれません。
- 「愛は生活(live)の中にある」とイメージすると、スペルも関連づけられます。
- シンプルな単語ゆえ、たくさんの映画や曲のタイトルに使われています。「Love Story」「Love Actually」などからも覚えやすいでしょう。
以上が名詞「love」の詳細解説です。気軽な日常会話から詩的な文章まで、多彩なシーンで頻出する単語なので、ぜひ使いこなして表現力を高めてみてください。
復習用の問題
〈U〉(…に対する)愛,愛情《+for(of,to,toward)+名》 / 〈U〉《時にa~》(物事に対する)強い好み,愛好《+of(for)+名》 / 〈U〉恋愛 / 〈C〉《my~》愛人,恋人 / 《夫・妻子・愛人に呼びかけて》おまえ,あなた / 〈C〉愛好するもの /
英語 - 日本語
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