最終更新日 :2025/01/28

originality

名詞

『独創性』,独創力 / 独創的であること;新味,奇抜,ざん新さ

このボタンはなに?

彼女の独創性は、彼女のユニークなアート作品に輝いています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: originality

品詞: 名詞 (noun)


英語での意味

The quality of being novel, unique, or creative in thinking or style.

日本語での意味

独創性、新しさ、他にはない発想力を表す言葉です。

「他の人とは違う発想や工夫があって、今までにないものを作り出す力」というイメージで使われます。


活用形の例


  • 「originality」は不可算名詞(原則として数えられない名詞)です。

    例: “She has a lot of originality.” (彼女にはすごく独創性がある)


関連する他品詞形


  • original (形容詞): 独創的な、元の

    例: “He came up with an original idea.” (彼は独創的なアイデアを思い付いた)

  • original (名詞): 原物、原作

    例: “This is the original of the painting.” (これはその絵の原画だ)

  • originally (副詞): 元々は、当初は

    例: “This style was originally applied in architecture.” (このスタイルはもともと建築に用いられていた)


難易度(CEFRレベル)

B2 (中上級) 〜 C1 (上級)

・ある程度難しい概念であり、少し高度な文章やビジネス・学術的な文脈でもよく使われるため。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • origin(始まり、起源)

  • -al(形容詞化・関連する)

  • -ity(名詞化を示す接尾語)

「origin」(起源) + 「-al」(形容詞を作る要素) + 「-ity」(名詞化) → 「originality」

つまり「起源に関する性質」→「独創性、オリジナリティ」というニュアンスになります。


他の単語との関連性


  • origin(起源)

  • original(元の、独創的な)

  • originally(最初は、元は)

  • originator(創始者、立案者)


よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選


  1. show originality

    (独創性を示す)

  2. lack originality

    (独創性を欠く)

  3. display one’s originality

    (自分の独創性を発揮する)

  4. stifle originality

    (独創性を抑え込む/阻む)

  5. encourage originality

    (独創性を奨励する)

  6. a spark of originality

    (独創性のきらめき)

  7. foster originality

    (独創性を育む)

  8. originality in design

    (デザインにおける独創性)

  9. praised for originality

    (独創性を称賛される)

  10. a lack of originality in an idea

    (アイデアの独創性の欠如)


3. 語源とニュアンス

語源


  • Late Latin: originalitas

  • French: originalité

    ラテン語の「起源 (origo)」に由来し、フランス語を経て英語に入ってきたとされています。「最初に生まれたもの」「独特なもの」というニュアンスが背景にあります。

ニュアンスや使い方


  • ニュアンス: 何かを新しく作り出す力や、それまでにない視点をもたらすことを強調します。

  • 使用する際の注意: 褒め言葉や美点を表す場合がほとんどで、否定的な文脈ではあまり用いられません。まれに「奇抜である」という意味で使われることもありますが、一般的には「独創的である」ことを評価するトーンです。

  • 場面: ビジネスプレゼンテーション、学術的な論文、作品紹介などフォーマルな文脈から日常会話の褒め言葉まで幅広く使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (不可算): 原則として “an originality” のように冠詞 a を付けず、「不可算名詞」として扱うのが一般的です。

  • 構文例:


    • “(主語) + shows/exhibits + originality.”

    • “(主語) is praised for + originality.”


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマルな文脈でも使われますが、カジュアルな会話でも「He has such originality!」のように称賛としてよく登場します。



5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル) 3例


  1. “I love your painting! It really shows your originality.”

    (あなたの絵すごくいいね!本当に独創性を感じるよ。)


  2. “Her costume design has so much originality; I’ve never seen anything like it!”

    (彼女の衣装デザインはすごくオリジナリティがあるよ。こんなの見たことない。)


  3. “He always adds a touch of originality to even the simplest recipes.”

    (彼はどんなにシンプルなレシピでも、いつも独創性をちょっと加えるんだ。)



ビジネスシーン 3例


  1. “Our team needs to develop more originality if we want to stand out in the market.”

    (市場で目立つためには、私たちのチームにはもっと独創性が必要です。)


  2. “The consultant praised our new advertising campaign for its originality.”

    (コンサルタントは、新しい広告キャンペーンの独創性を高く評価してくれました。)


  3. “Management is encouraging employees to bring originality to product design.”

    (経営陣は製品のデザインに独創性を盛り込むよう、従業員を奨励しています。)



学術的な文脈 3例


  1. “The researcher’s paper exhibits great originality in methodology.”

    (その研究者の論文は、手法において非常に独創性を見せています。)


  2. “We must verify the originality of the data to ensure its credibility.”

    (そのデータの独創性(オリジナリティ)を検証して、信頼性を高めなければなりません。)


  3. “Her theory lacks originality, as it closely follows previous work.”

    (彼女の理論は先行研究を非常に踏襲しているので、独創性に欠けます。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. creativity (創造性)


    • 強調点: 何かを新しく作る能力を指す。広い意味での創作力や芸術性。

    • 例: “Creativity is essential to drive innovation.”


  2. ingenuity (工夫、巧妙さ)


    • 強調点: 問題解決や工夫の妙で、実用的アイディアを出す力。

    • 例: “Ingenuity can turn limited resources into great achievements.”


  3. novelty (斬新さ)


    • 強調点: 新規性や新しい体験に焦点が置かれる。

    • 例: “Novelty in marketing campaigns often grabs attention.”


反意語 (Antonyms)


  1. conformity (画一性)


    • 強調点: 既存のルールや周りに合わせる、独創性がない状態。


  2. uniformity (一様性)


    • 強調点: 変化や多様性のない、同じ状態が続くこと。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /əˌrɪdʒəˈnæləti/


    • アメリカ英語(AmE)・イギリス英語(BrE)ともに大きな差はありません。


  • アクセント位置: “ri”の部分にアクセントが来る [ə-RI-dʒə-NAL-ə-ti]

  • よくある間違い: 「オリジナリティ」のように「ナ」に強くアクセントを置くと、英語としては通じにくいことがあるため、第二音節“ri”を意識して発音すると良いです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “originality” の最後は “-ty” で終わりますが、よく “-ity” の部分が混乱を起こし “originaly” と綴ってしまう人がいます。

  • 同音異義語との混同: とくに同音異義語はありませんが、 “origin” / “original” / “originality” を混同しないよう注意。

  • 試験対策 (TOEIC・英検など): ビジネスや制作物の評価、研究の特徴を述べる場面で頻出します。“demonstrate originality” や “lack originality” などの表現が出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “origin” (起源) + “-al” + “-ity” →「最初の起源を持った性質」が由来、と覚えると理解しやすいです。

  • スペリングのリズム: o-ri-gi-na-li-ty と、音節を分けて一気に暗記すると混乱しにくくなります。

  • 絵や料理、デザインなど、自分の独創的な作品を思い浮かべて「自分にオリジナリティはあるかな?」と自問することで、単語が記憶に残りやすくなります。


以上が “originality” の詳細な解説です。新しいアイデアや発想について表現したいとき、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
originality
意味(1)

独創性,独創力

意味(2)

独創的であること;新味,奇抜,ざん新さ

復習用の問題

『独創性』,独創力 / 独創的であること;新味,奇抜,ざん新さ

Her originality shines through in her unique artwork.

正解を見る

彼女の独創性は、彼女のユニークなアート作品に輝いています。

彼女の独創性は、彼女のユニークなアート作品に輝いています。

正解を見る

Her originality shines through in her unique artwork.

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