myself
1. 基本情報と概要
単語: myself
品詞: 代名詞 (反射代名詞/reflexive pronoun)
意味(英語):
・“myself” refers back to the speaker (“I”), used for emphasis or to show that the action is done by the same person who is the subject.
意味(日本語):
・「私自身」という意味の英語の代名詞です。主語である“私 (I)” が行う動作に対し、動作を受ける対象が同じ人物(“私”)であることを示します。
・「I did it myself.(私が自分でやりました)」のように強調・強意としてよく使われます。
「自分自身で」「誰の助けも借りずに」というニュアンスを含み、「自分を指し示すため」に使われる単語です。割と日常的な表現からフォーマルな文脈でも使われます。
活用形:
- 反射代名詞なので、単純な活用はありません(myself は常に “myself”)。
関連する品詞形:
- I (主語代名詞)
- me (目的格代名詞)
CEFR レベル: A2 〜 B1 (初級〜中級)
- A2:基本的な表現や自分に関係する話題で使えるレベル
- B1:日常生活や仕事など、ある程度幅広い内容にも対応するレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“myself” は “my” + “self” から成る語です。
- my: 一人称所有格
- self: 「自己」を意味する名詞
詳細な意味
- 反射代名詞: 主語と目的語が同一人物であることを示す
- 例: I cut myself.(自分を切ってしまった)
- 例: I cut myself.(自分を切ってしまった)
- 強調: 主語を強調する
- 例: I will do it myself.(私が自分でやります)
- 例: I will do it myself.(私が自分でやります)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- by myself
- 「自分だけで」
- 「自分だけで」
- I did it myself.
- 「私が自分でやりました」
- 「私が自分でやりました」
- enjoy myself
- 「楽しむ」
- 「楽しむ」
- introduce myself
- 「自分を紹介する」
- 「自分を紹介する」
- talk to myself
- 「独り言を言う」
- 「独り言を言う」
- keep to myself
- 「自分のことをあまり他人には話さない/自分だけで過ごす」
- 「自分のことをあまり他人には話さない/自分だけで過ごす」
- blame myself
- 「自分を責める」
- 「自分を責める」
- proud of myself
- 「自分を誇りに思う」
- 「自分を誇りに思う」
- express myself
- 「自分を表現する」
- 「自分を表現する」
- find myself 〜
- 「いつの間にか〜であることに気づく」
- 「いつの間にか〜であることに気づく」
3. 語源とニュアンス
語源
- “myself” は古英語の “mec self” や “mi self” に由来し、そこから綴りや形が変化して現在の形になりました。英語の “my”(所有格) + “self”(自己)を合わせた形で、「自分自身」という意味を直球で表す言葉です。
ニュアンス
- 自己指示: “I” と同じ人物を再度示すため、誤解なく自分の行動であることを伝えられます。
- 強意: 自分が主体的に行うことを強調します。
- カジュアル/フォーマル両方で使用可能: 日常会話・ビジネス両シーンで使用しますが、ビジネスではより正確に用いる必要があります (例: “I prepared the documents myself.”)。
4. 文法的な特徴と構文
- “myself” はあくまで “I” の反射代名詞または強意的代名詞として機能します。
- 他動詞/自動詞の使い分け: 通常は他動詞の目的語として使われるか、あるいは前置詞の目的語として使われます。
- 例: I hurt myself.(他動詞 hurt の目的語)
- 例: I am proud of myself.(前置詞 of の目的語)
- 例: I hurt myself.(他動詞 hurt の目的語)
- 強調: 主語を強調するために “myself” を主語代名詞 “I” の直後に置くことがよくあります。
- 例: I myself think this is a good idea.
- 例: I myself think this is a good idea.
フォーマル/カジュアルの使用シーン
- 日常の会話から公的な文書まで幅広く使われます。意味に変化はありませんが、文体によってはより正確な文法的ルールに従って使うと説得力が高まります。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- I made dinner by myself last night.
- 昨晩は夕食を一人で作りました。
- 昨晩は夕食を一人で作りました。
- Sometimes, I talk to myself when I'm thinking hard.
- 考え込んでいるときは、ときどき独り言を言います。
- 考え込んでいるときは、ときどき独り言を言います。
- I prefer to travel by myself rather than joining group tours.
- 団体ツアーに参加するより、一人で旅行する方が好きです。
- 団体ツアーに参加するより、一人で旅行する方が好きです。
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- I handled the client presentation by myself.
- お客様へのプレゼンテーションは、私が一人で対応しました。
- お客様へのプレゼンテーションは、私が一人で対応しました。
- I wrote the entire report myself, so please let me know if you have any questions.
- レポートは私がすべて書きましたので、ご質問があれば教えてください。
- レポートは私がすべて書きましたので、ご質問があれば教えてください。
- I introduced myself to the new team members at the meeting.
- ミーティングで新しいチームメンバーに自分のことを紹介しました。
- ミーティングで新しいチームメンバーに自分のことを紹介しました。
学術的な文脈での例文(3つ)
- I conducted the entire experiment by myself to maintain consistency.
- 実験の一貫性を保つため、すべての実験を私が一人で行いました。
- 実験の一貫性を保つため、すべての実験を私が一人で行いました。
- I found myself questioning the assumptions of the theory during my research.
- 研究中に、いつの間にかその理論の前提自体を疑っていました。
- 研究中に、いつの間にかその理論の前提自体を疑っていました。
- For clarity, I wrote the paper first, then I revised it by myself before seeking peer review.
- 明確化のため、最初に論文を書き上げ、その後ピアレビューを受ける前に自分で修正を行いました。
- 明確化のため、最初に論文を書き上げ、その後ピアレビューを受ける前に自分で修正を行いました。
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “me” — 「私を/に」:目的格の代名詞ですが、反射代名詞の機能は持たないので注意。
- “yourself” — 「あなた自身」:二人称の反射代名詞。文脈と人称を変えたバージョン。
- “oneself” — 「人自身」あるいは「自分自身(一般)」。不特定の人に対して用いられる。
これらはいずれも「対象」として自分や他者を指し示すが、“myself” は一人称の反射・強意を表す点が特徴的。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、「私自身」ではなく「他人」(例えば “someone else”)を指す場合は反意的なニュアンスになります。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
- 米音: /maɪˈsɛlf/
- 英音: /maɪˈself/
アクセント
- 強勢は “se” の部分に置かれることが多いです (my-self)。
- “my” は /maɪ/ と発音し、続く /self/ をやや強く発音します。
よくある発音の間違い
- “myself” を二つに区切って “my” と “self” を分けてしまい、あまりにも強く発音しすぎることがありますが、実際にはひとかたまりとして流れるように発音するイメージです。
- “my” を /mi/ と発音してしまうケースがあるので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルの混同:
- “myself” は “my” + “self” ですが、“y” の位置や “self” 部分のスペルミスに注意。
- “myself” は “my” + “self” ですが、“y” の位置や “self” 部分のスペルミスに注意。
- 主語が “I” のときのみ、反射代名詞に “myself” を使います。 “you” のときは “yourself”、“he” は “himself” など、人称によって変わります。
- 「強調構文」として使う場合、文中に “myself” を置く位置で意味合いが変わることはあまりありませんが、読み手に分かりやすい位置(通常は主語の後ろ)に置くほうが自然です。
試験対策 (TOEIC, 英検など)
- 文法問題で、主語と反射代名詞の一致が問われることがよくあります。
- 英文法上は “I did it by myself.” が正しいですが、誤用例として “Me did it by myself.” が出てきて、人称格の一致が問われることがあるので注意しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “myself” は「主語 (I) + 自分自身 (+self)」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 絵やイラストで「人が鏡に映った自分を指すイメージ」を思い浮かべると、反射代名詞という意味をつかみやすくなります。
- “myself” のスペル:「my」+「self」で「私の自己」と分解して考えると覚えやすいでしょう。
以上が、“myself” の詳細な解説です。反射代名詞や強調構文など文法的に重要な単語なので、例文をたくさん読む・書くことで自然に身につけられます。

《再帰用法》《動詞・前置詞の目的語として》私自身を(に),自分を(に)
《強意用法》《Iと同格に用いて》私自身
復習用の問題
英和辞書

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