最終更新日 :2025/01/27

leave

名詞

〈U〉許可,許し / (官庁・学校などで正式に許可される) 休暇,暇 / 〈C〉休暇の期間 / 〈U〉別れ,いとまごい

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解説

1. 基本情報と概要

単語: leave (名詞)

意味(英語): permission to be absent from work or duty; a period of absence granted

意味(日本語): 休暇、職務などから離れる許可、あるいはその期間

「職場や学校などから休みを取るときに使われる『休暇』という意味や、より形式的には『許可』という意味があります。『休暇』というと日常会話よりもビジネス文脈で耳にする人も多いかもしれませんが、開口一番に『I’m on leave』といえば、『今、休みを取っている最中だ』というニュアンスを伝えられます。とても便利な単語なので、機会があれば積極的に使ってみましょう。」

品詞


  • 名詞 (noun)

活用形


  • 名詞なので、通常は “leave” のままで使われ、複数形はあまり日常的ではありません。文脈によっては “leaves” と書かれることもありますが、慣用的ではありません。

他の品詞になったときの例


  • 動詞 “to leave”「離れる、去る、残す」


    • 例: “I will leave the office at 6 p.m.” (私は6時にオフィスを出ます。)


CEFRレベルの目安


  • B2 (中上級): ビジネスや公的な場面で使う機会が多く、ややフォーマル寄りの文脈にも登場するため、B2程度のレベル感といえます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • leave は1語であり、接頭語・接尾語がついている形ではありません。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. sick leave(病気休暇)

  2. maternity leave(産休)

  3. paternity leave(父親の育児休暇)

  4. annual leave(年次休暇)

  5. paid leave(有給休暇)

  6. compassionate leave(忌引休暇・特別休暇)

  7. take leave(休暇を取る)

  8. request leave(休暇を申請する)

  9. leave of absence(休職・休学)

  10. extended leave(長期休暇)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語 “lēfan” (許可する) などを経て、時代を重ねる中で「職場や軍隊などからの公式な『許可』」を意味するようになりました。

  • ニュアンス: 名詞の “leave” は「上の人から与えられる休暇・許可」という若干フォーマルな響きを持ちます。カジュアルにも使えますが、フォーマルな公的文脈で特に頻出です。

  • 使用時の注意点:


    • 仕事や軍務など公的な状況での休暇として使われるケースが多いです。

    • 「休暇」に限らず、古い言い回しとしては “with your leave” のように「あなたのお許しを得て」という意味で使われる場合もあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算: 通常は不可算扱いで用いられることが多いです (“take leave,” “on leave” など)。

  • 一般的な構文・イディオム:


    1. be on leave: 「休暇中である」


      • 例: “He’s on leave this week.”


    2. take (one’s) leave: 「(人に)別れを告げる」(少し古めの表現で、挨拶としても使われる)


      • 例: “He took his leave of the host and left the party.”


    3. leave of absence: 「休職、休学」などのより公式な休暇


      • 例: “She applied for a leave of absence to complete her studies.”



  • フォーマル/カジュアルの区別:


    • 「I’m on leave」→カジュアル~ビジネスレベルでも使える

    • 「With your leave」→非常にフォーマル、現代では文語や形式的なスピーチでの使用が多め



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I won’t be at the party because I’m on leave this week.”

    (今週は休暇中だから、パーティーには行けないんだ。)

  2. “She’s taking sick leave today due to a fever.”

    (彼女は今日は熱があるので病気休暇を取っています。)

  3. “I finally have some annual leave next month—I can’t wait!”

    (来月ようやく年次休暇を取れるんだ。待ちきれないよ!)

(2) ビジネスでの例文


  1. “Please submit your leave request at least two weeks in advance.”

    (少なくとも2週間前に休暇申請を提出してください。)

  2. “He has been granted paid leave for two weeks to handle family matters.”

    (彼は家族の用事のために2週間の有給休暇を認められました。)

  3. “We should review our company’s leave policy for new employees.”

    (新入社員のために、我が社の休暇制度を見直すべきです。)

(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “During her leave of absence, she conducted research at a foreign university.”

    (彼女は休職中、海外の大学で研究を行いました。)

  2. “The committee members gave the professor leave to present his findings.”

    (委員会のメンバーは、その教授に研究結果を発表する許可を与えました。)

  3. “He was on extended leave to complete his postgraduate thesis.”

    (彼は大学院の論文を仕上げるために長期休暇を取得していました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. vacation(休暇)


    • 「長期休暇」のイメージが強く、学校や長期間休むときに用いられやすい。主にアメリカ英語で「一般的な旅行や休み」に対して気軽に使う。


  2. break(休憩・休暇)


    • 一時的な中断を意味し、「短い休暇や休憩」を強調する。


  3. time off(休み)


    • “I’m taking some time off.” のように、仕事や学校をしばらく離れるというカジュアル表現。


反意語 (Antonyms)


  1. work(仕事)

  2. duty(義務)


    • 休暇 (leave) に対して、職務や任務 (work, duty) は休まない状態を表す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • /liːv/ (アメリカ英語・イギリス英語ともにほぼ同じ)


  • 強勢 (アクセント)


    • 1音節の単語なので “leave” 全体に強勢があるイメージです。


  • アメリカ英語・イギリス英語での違い


    • ほぼ同じ発音ですが、ごくわずかに母音の長さやイントネーションが異なる場合があります。


  • よくある間違い


    • “live” (/lɪv/) と混同してしまうことがあります。母音が長音 (/iː/) であることに注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “leave” と “leaves” を混同することがある。動詞の三人称単数形や複数の “leaves” (葉) と混乱しないように意識しましょう。

  • 用法の混同: 動詞事例の “to leave”「去る」と区別すること。文脈で名詞か動詞かを判断する必要があります。

  • 試験対策: TOEICやビジネス英語の試験では “sick leave,” “maternity leave,” “leave of absence” などの表現、ビジネスメールでの “request leave” や “on leave” が出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「leave = 休暇」というセットで覚えると、日常会話やビジネスシーンでスッと出てきやすいです。

  • 関連ストーリー: “I leave the office → I’m on leave” のように「オフィスを去る (leave 動詞) → 職場から離れる(名詞)=休暇」という流れで関連づけると頭に残りやすいです。

  • 勉強テクニック: “take leave,” “be on leave” のフレーズをまとめて覚えると応用が利きます。動詞 “leave (去る)” とセットで例文を繰り返し音読すると、混乱が減り記憶が深くなります。


以上が名詞としての “leave” の詳細な解説です。ビジネスのメールや会話での使用頻度が高いので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
leave
意味(1)

〈U〉許可,許し(permission)

意味(2)

〈U〉(軍隊・官庁・学校などで正式に許可される)休暇,暇;〈C〉休暇の期間

意味(3)

〈U〉別れ,いとまごい(farewell)

復習用の問題

〈U〉許可,許し / (官庁・学校などで正式に許可される) 休暇,暇 / 〈C〉休暇の期間 / 〈U〉別れ,いとまごい

I will be taking a leave of absence next week.

正解を見る

来週、私は休暇を取ります。

来週、私は休暇を取ります。

正解を見る

I will be taking a leave of absence next week.

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