最終更新日
:2025/01/27
head to
解説
「head to」の詳細解説
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): head to
品詞: 動詞句(「head」という動詞 + 前置詞「to」)
意味(英語)
• “to go in the direction of” / “to move toward a certain place or goal.”
意味(日本語)
• 「〜に向かう」「〜へ行く」という意味になります。
「I will head to the station.(駅に向かうよ)」のように、目的地や場所に移動するときに使われる表現です。カジュアルな日常会話から、少しフォーマルな場面でも幅広く使われます。
活用形
- head → heads → heading → headed
- 現在形 (I/you/we/they):head
- 三人称単数現在形 (he/she/it):heads
- 進行形:heading
- 過去形・過去分詞形:headed
- 現在形 (I/you/we/they):head
他の品詞になった例
- head (名詞): 「頭」「代表」「最上部」などの意味
- 例: “He hit his head.”(彼は頭をぶつけた)
CEFRレベルの目安
- A2(初級)
日常会話で「〜へ行く」「〜へ向かう」と気軽に使えます。非常に頻出する表現のため早い段階でよく学ぶ形です。
2. 語構成と詳細な意味
「head to」は、動詞「head(行く/向かう)」と前置詞「to(〜へ)」の組み合わせです。
- head: 「頭」を意味する名詞ですが、動詞になると「〜に向かう」「先導する」という意味。
- to: 前置詞で「〜へ」「〜に」を示す。
関連語や派生語
- head for …(向かう)
- head over to …(〜の方へ向かう)
- head out …(出発する)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- head to bed(ベッドに向かう/寝る)
- head to the airport(空港へ向かう)
- head to the store(お店に行く)
- head to the office(オフィスに行く)
- head to the beach(ビーチへ向かう)
- head to a meeting(会議に向かう)
- head to a party(パーティーに向かう)
- head to the gym(ジムに行く)
- head to the park(公園に行く)
- head to the hospital(病院へ向かう)
3. 語源とニュアンス
語源
「head」は古英語の“héafod”に由来します。本来は「頭」を意味しますが、そこから「先頭に立つ」「〜の方向に頭を向ける」のニュアンスが生まれました。
「to」はラテン語やゲルマン系の前置詞に由来し、方向や到達点を示すものとして使われています。
ニュアンス・注意点
- 「head to」は日常生活で頻繁に使われ、くだけた会話でもフォーマルな場でも無難に通じる表現です。
- 「head for」という言い方も似ていますが、「head to」の方が場所を直接指し示すイメージが強いです。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
- “(主語) + head + to + (目的地/場所)”
例: “I’m heading to the supermarket.”(スーパーに行くところだよ。)
フォーマル / カジュアル
- カジュアルな会話: “I’m gonna head to the store.”
- 少しフォーマル: “I will head to the store.”
文法上のポイント
- 自動詞としての用法: 「head to」は目的語を直接取らず、「to + 場所」などの前置詞句と共に用いる。
- 「head」自体は他動詞的に「〜を率いる/導く」と使う場合もありますが、「head to」では自動詞的に「〜へ向かう」の意味になります。
5. 実例と例文
日常会話
- “I’m going to head to the convenience store. Want anything?”
(コンビニに行くけど、何か欲しい?) - “Let’s head to the park for a picnic this afternoon.”
(午後はピクニックに公園へ行こうよ。) - “I’m too tired. I’ll head to bed early tonight.”
(疲れすぎたから、今夜は早めに寝るよ。)
ビジネスシーン
- “I need to head to the main office for a quick meeting.”
(ちょっとした会議のため、本社に行く必要があります。) - “After lunch, let’s head to the conference room to finalize the proposal.”
(昼食後、提案を詰めるために会議室に行きましょう。) - “I’ll head to the client’s office to discuss the contract details.”
(契約の詳細を話し合うため、顧客のオフィスに行きます。)
学術/アカデミックな文脈
- “I will head to the archive to review the historical documents.”
(歴史資料を調べるために、アーカイブへ行きます。) - “Tomorrow, we’ll head to the research lab to collect the data.”
(明日、データ収集のために研究室へ行く予定です。) - “We need to head to the symposium early to get good seats.”
(良い席を確保するため、シンポジウムへは早めに行く必要があります。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “go to”(〜に行く)
- 最も一般的かつ広範囲。カジュアルからフォーマルまでOK。
- 最も一般的かつ広範囲。カジュアルからフォーマルまでOK。
- “make one’s way to”(〜へ向かう)
- ややフォーマル/文語的な印象。
- ややフォーマル/文語的な印象。
- “proceed to”(〜に進む)
- ビジネスや案内文などでよく使われるフォーマル表現。
反意語
- “leave from”(〜から離れる)
- 「出発する場所」を強調したいときに使う。
ニュアンスの違い
- “head to”はやや行動の方向性や意志を強調するので、「よし、そっちに向かおう!」という動き始めのイメージが強いです。
- “go to”は単純に「移動する」ニュアンス。
7. 発音とアクセントの特徴
- head: /hɛd/ (米), /hed/ (英)
- to: /tuː/ (強形), /tə/ (弱形)
「head to」を発話するときは「ヘッドゥ/ヘッドゥ」という感じで「to」の弱形 /tə/ になることがよくあります。
アクセントは「head」の部分に置かれます。
- アメリカ英語: [hɛd tə/ヘッドゥ]
- イギリス英語: [hed tə/ヘッドゥ]
よくある発音の間違い
- “hid”(ヒッド)のように短い「i」にならないよう注意しましょう。
- “to”が強く「トゥ」と発音される場合もありますが、流れる会話では「タ/テュ」に近く弱まることが多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- 「had to」(〜しなければならなかった)との混同
- “I had to go.”(行かなければならなかった)
- “I head to go.”(意味が通じません)
スペリングと音をしっかり区別しましょう。
- “I had to go.”(行かなければならなかった)
- 「head」のスペルミス
- “head”を“hed”や“heard”などと書き間違えないように。
- “head”を“hed”や“heard”などと書き間違えないように。
- TOEICや英検などの試験での出題傾向
- リスニングで「I’ll head to 〜」と出てくる場合があるので、口語的表現として認識しておくと役立ちます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「head」は「頭」です。頭を向けた方向に進むイメージで覚えると理解しやすいでしょう。
- 「行く」という一般的な意味を持つ “go” よりも、「目標や場所に向かって進む」意図や実感が強い表現です。
- 「頭から目的地へぐいっと向かう」イメージを持つと自然に使えるようになります。
以上が「head to」の意味・使い方の詳細解説です。日常会話からビジネスまで非常に便利な表現なので、ぜひ使いこなしてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
【句動】...に向かう, ...へ行く
復習用の問題
英語 - 日本語
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