最終更新日 :2025/01/27

at times

ときどき, 時には

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解説

以下では「at times」という表現を、多面的に解説していきます。


1. 基本情報と概要

● 意味(英語)

“at times” means “sometimes” or “occasionally.”

● 意味(日本語)

「ときどき」「たまに」という意味です。頻繁ではないけれど、時折起こることを表します。「少し頻度が低めの『sometimes』」というニュアンスで使われることもあります。日常でもビジネスでも幅広く使われる、比較的一般的な副詞句です。

● 品詞

副詞句 (Adverbial phrase)

● 活用形

“at times” は定型的な表現で、活用形は特にありません。常に「at times」という形で使われます。

● 他の品詞になったときの例

“times” は名詞として「時間」「回数」を表す単語ですが、“at times” はあくまで副詞句です。 名詞の “time” を使った副詞句には “on time” (時間どおりに) などがあります。

● CEFRレベルの目安


  • B1(中級):日常会話でもよく出てくる表現で、比較的よく耳にします。


2. 語構成と詳細な意味

● 接頭語・接尾語・語幹


  • “at”: 前置詞

  • “times”: 名詞 “time” の複数形

    「at(~で、~に)+ times(時・回数)」の形が組み合わさり、「あるときには」「ときどき」という意味を表します。

● 関連語や派生語


  • “time”(名詞):「時間、時、回数」

  • “timely”(形容詞):「タイムリーな」

  • “sometimes”(副詞):「ときどき」

  • “from time to time”(表現):「時々」

● よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. “At times, I get lonely.”


    • (ときどき寂しくなる。)


  2. “He can be careless at times.”


    • (彼はときどき不注意になる。)


  3. “Life can be challenging at times.”


    • (人生はときどき困難だ。)


  4. “We all feel stressed at times.”


    • (誰にでもときどきストレスを感じることはある。)


  5. “I miss my hometown at times.”


    • (ときどき故郷が恋しくなる。)


  6. “At times, it rains heavily.”


    • (ときどき豪雨になる。)


  7. “The work gets overwhelming at times.”


    • (仕事がときどき手に負えなくなることがある。)


  8. “At times, you just need a break.”


    • (ときどき休憩が必要なときもある。)


  9. “She seems moody at times.”


    • (彼女はときどき気分屋のように見える。)


  10. “At times, we argue over small things.”


    • (ときどき些細なことで口論になる。)



3. 語源とニュアンス

● 語源


  • “time” はゲルマン系やラテン語の概念を経て古英語 tīma に遡ります。複数形 “times” は「複数の時点・回数」を表しており、前置詞 “at” と組み合わさって「いくつかのときに」という意味へと派生しました。

● ニュアンスや注意点


  • “sometimes” よりあえて “at times” を使うと、「ときどきだけれども、少しはっきりと意識される頻度で」というニュアンスを出したいときに使われることがあります。

  • フォーマルすぎず、カジュアルすぎず、幅広い文脈で使われます。


4. 文法的な特徴と構文

● 一般的な構文

“at times” は主に文頭・文中で副詞句として機能します。


  • 文頭に置く場合: “At times, I feel like giving up.”

  • 文中に置く場合: “I feel, at times, like giving up.”

  • 文末に置く場合: “I feel like giving up at times.”

● フォーマル / カジュアル


  • どちらでも使えますが、一般的な文章や会話で自然に使われる表現です。改まった文書やメールなどでも問題なく使用できます。

● 文法上のポイント


  • 副詞句なので、前後のコンマの使い方によってニュアンスが多少変わります。文頭に持ってくる場合、コンマを入れるのが一般的です。

  • 加算・不加算や他動詞・自動詞などの区別は不要です。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “At times, I just want to stay in bed all day.”


    • (ときどき、一日中ベッドから出たくないときがあるよ。)


  2. “I forget my keys at times, and it drives me crazy.”


    • (ときどき鍵を忘れてしまって、イライラしちゃうんだ。)


  3. “Life can be tough at times, but it’s also full of surprises.”


    • (人生はときどき大変だけど、驚きもいっぱいだよ。)


ビジネスでの例文(3つ)


  1. “The workload can get overwhelming at times, so we need to manage our tasks carefully.”


    • (仕事量がときどき非常に多くなることがあるので、しっかりタスク管理が必要です。)


  2. “At times, we have to handle urgent requests from clients.”


    • (ときどき、顧客からの緊急の依頼に対応しなければなりません。)


  3. “Our sales figures fluctuate at times, but overall they remain stable.”


    • (売上高はときどき変動がありますが、全体としては安定しています。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “At times, the experimental data shows anomalies that require further analysis.”


    • (ときどき、実験データにさらなる分析を要する異常値が見られます。)


  2. “The theory can be complex at times, but it provides valuable insights.”


    • (理論はときどき複雑ですが、有益な洞察を与えてくれます。)


  3. “Researchers at times need to reassess methodologies for accuracy.”


    • (研究者はときどき、正確性のために手法を再評価する必要があります。)



6. 類義語・反意語と比較

● 類義語


  1. “sometimes” (ときどき)


    • 最も一般的な「ときどき」。カジュアルな会話でも文書でも幅広く使用。


  2. “occasionally” (時折)


    • ややフォーマル気味。頻度が「たまに」と低め。


  3. “from time to time” (ときどき)


    • “at times” と非常に近い表現。少し書き言葉よりの印象。


  4. “once in a while” (ときどき)


    • カジュアルな表現で、少し頻度が少なめ。


● 反意語


  • “always” (常に)

  • “never” (決して~ない)


7. 発音とアクセントの特徴

● 発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ət ˈtaɪmz/

  • イギリス英語: /ət ˈtaɪmz/

● 強勢の位置


  • “at times” の “times” に強勢を置くことが多く、「アット タイムズ」のように発音します。

  • 前置詞 “at” は弱く発音されるので /ət/ のようになります。

● よくある発音の間違い


  • “at” が /æt/ になりすぎると強すぎる発音になるので注意。ネイティブは弱く「アッ」や「エッ」に近い発音をします。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “at the times” と誤って定冠詞 “the” を入れてしまうミスに注意しましょう。

  • “sometimes” と混同しがちですが、使い分けの感覚になれると自然に使い分けできます。

  • TOEICや英検などでも、副詞句として文中での位置・意味を問われることがあります。


    • 例: “(At times / Sometimes / Always) he leaves early.” のような問題で、頻度や文意を見極める必要があることもあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「時間(time)が複数ある“times”の中の“あるとき”だけに‘at times’,時々発生する」というイメージを持つと覚えやすいでしょう。

  • “sometimes” の代わりに「ちょっと言葉を変えてみたい」ときに思い出すとよい表現です。

  • 短い表現なので声に出して口慣らししましょう。 “At times, I _____.”と自分に当てはめたフレーズをいくつか練習すると自然に身につきます。


以上が「at times」の詳細な解説です。比較的よく使われる表現なので、ぜひ会話や文章に取り入れてみてください。ときどき使うだけで、表現の幅が広がりますよ。

意味のイメージ
at times
意味(1)

ときどき, 時には

復習用の問題

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