kidney
名詞 “kidney” を詳細に解説
1. 基本情報と概要
英語: kidney
日本語: 腎臓(じんぞう)
品詞: 名詞 (countable noun)
活用形:
- 単数形: kidney
- 複数形: kidneys
概要(やさしい日本語で)
“kidney” は「腎臓」という意味で、血液をろ過して老廃物を尿として排出する重要な臓器を指す単語です。普段の健康管理や医学的な話題、または料理で動物の腎臓を食材として指すときにも使われます。日常会話ではあまり頻繁には出ませんが、健康や病気などのトピックではよく登場します。
CEFRレベルの目安:
- B2(中上級): 一般的な語彙としてはやや専門的ですが、日常生活やニュースなどで目にする機会がある単語です。
他の品詞形
- 形容詞: renal(医学的に「腎臓の~」を表す)
- 例: renal failure(腎不全)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- “kidney” は、はっきりとした接頭語・接尾語・語幹に分解しづらい語です。中英語(Middle English)由来で、古い言語からの借用語と考えられています。
よく使われる関連表現・コロケーション(10個)
- kidney disease(腎臓病)
- kidney failure(腎不全)
- kidney stone(腎臓結石)
- kidney function(腎機能)
- kidney transplant(腎臓移植)
- kidney dialysis(腎臓透析)
- chronic kidney disease(慢性腎臓病)
- kidney donation(腎臓提供)
- kidney bean(インゲン豆の一種:腎臓豆)
- kidney shape(腎臓形、何かが腎臓のような形をしていること)
3. 語源とニュアンス
語源
- “kidney” は中英語の “kidenei” や “kidnei” などを経て現在の形になりましたが、はっきりとした語源は不明です。古英語やその他のゲルマン語と関連がある可能性が指摘されています。
ニュアンス・使用時の注意
- 生物学的・医学的文脈では必ず腎臓を指します。よりカジュアルな会話でも、健康に関する話題では普通に使われます。
- 料理の文脈では、たとえば牛や豚の腎臓を指すことがあります。
- フォーマル・カジュアル問わず使う言葉ですが、医学的な場面では “renal” が専門用語として使われることが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable): 通常は複数形 “kidneys” を用いて「両方の腎臓」を指す場合が多いです。
- 一般的に “the kidneys” と定冠詞を付けて体内の部位として言及することがあります。
- 他動詞や自動詞という区別は関係ありませんが、健康状態を述べる時は “My kidneys are healthy.” のように “be動詞 + 形容詞” で表すことが多いです。
イディオムや構文の例
- “kidney dish” (医療現場などで使われる腎臓形のトレイ)
- “to donate a kidney” (腎臓を提供する)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
“I have a check-up next week to see how my kidneys are functioning.”
(来週、腎臓がどのくらい機能しているか調べるために検査があるんだ。)“I heard he’s on a special diet because of kidney problems.”
(腎臓の問題で、彼は特別な食事療法をしているらしいよ。)“Some people eat animal kidneys, but I’m not sure I’d like the taste.”
(腎臓を食べる人もいるけど、自分は味が好きかどうか分からないな。)
ビジネス場面での例文(3つ)
“Our hospital specializes in kidney transplants and advanced renal treatments.”
(当院は腎臓移植と高度な腎臓管理治療を専門としています。)“We need to review the clinical data on kidney dialysis effectiveness.”
(腎臓透析の有効性に関する臨床データを確認する必要があります。)“The board discussed funding for new kidney research yesterday.”
(理事会は昨日、新しい腎臓関連の研究に対する資金提供について話し合いました。)
学術的な文脈での例文(3つ)
“Chronic kidney disease is often associated with hypertension and diabetes.”
(慢性腎臓病はしばしば高血圧や糖尿病と関連しています。)“Recent studies indicate that a diet low in sodium can help improve kidney function.”
(最近の研究では、ナトリウムの少ない食事が腎機能の改善に役立つ可能性があると示唆されています。)“The transplant patient showed no signs of kidney rejection in the postoperative phase.”
(移植患者は術後段階で腎臓拒絶反応の兆しを示しませんでした。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- renal(形容詞): “kidney” の医学専門用語として “renal” がよく使われます。例: renal disease(腎疾患)
- organ(臓器): より一般的な語で、腎臓だけでなく心臓や肝臓なども含む。
- 内臓を表す他の具体的な単語(liver, lung など)は意味が異なりますが、「臓器」という点では関連します。
※ 「腎臓」に直接対応する一般的な反意語は存在しません。
7. 発音とアクセント
- 国際音声記号(IPA): /ˈkɪd.ni/
- アクセント: 第1音節「kid」に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありません。どちらも /ˈkɪd.ni/ に近い発音をします。
- よくある間違い: 「キドニー」と正しく発音せず、「キッダニー」などと間の母音を混乱してしまう場合があるので注意です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “kidney” の “d” を抜かして “kinney” や “kidny” と書き間違えないように注意しましょう。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、 “kid”(子ども)と見間違えやすいので注意。
- 試験対策: TOEIC や英検などでも、健康・医療関連の語彙を問う問題に出る可能性があります。特に “kidney disease” や “kidney function” などが文章中でよく使われるので注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “kid” + “ney(ニー)” と分けて「子どもが言う“ニー”」など、軽いこじつけでリズムを作って覚えると記憶に残りやすいかもしれません。
- 腎臓の形はインゲン豆の形(kidney bean)と似ているので、豆の形でイメージすると連想しやすいです。
- 料理で “kidney pie” や “steak and kidney pie” というイギリスの伝統料理も覚えやすい関連知識になります。
以上が “kidney” の詳細な解説です。腎臓という臓器を指す大切な単語ですので、医学や健康に関する文脈で使われることが多い点を押さえておきましょう。

腎臓;(食品としての)羊(豚など)の腎臓
《文》気質,性質,たち(nature)
復習用の問題
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