最終更新日 :2025/01/27

intelligence

名詞

知能, 知性, 情報部,謀報機関

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解説

1. 基本情報と概要

単語: intelligence

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): The ability to learn, understand, and apply knowledge and skills.

意味(日本語): 学んだり理解したり、知識や技能を活用する能力のことです。

「頭が良い、物事を理解する力が高い」といったニュアンスで、日常からビジネス、学術分野まで幅広く使われる単語です。

活用形:


  • 基本的には不可算名詞として用いられるため、形そのものに大きな変化はありません。

  • 文脈によっては複数形 “intelligences” が用いられる場合もありますが、非常に稀で専門的です。

他の品詞形:


  • 形容詞: intelligent (知能が高い)

  • 副詞: intelligently (知的に、賢明に)

  • 形容詞: intelligible (意味が理解できる) ※意味は異なるが、同語源

CEFRレベル目安: B2(中上級)

→ 語彙レベルとしてはやや専門的な表現を含むが、社会的テーマなどでもよく用いられるため、中上級レベルで習得が推奨されます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語: なし

  • 語幹: “intellig-” (「理解する、知性」というラテン語を由来とする要素)

  • 接尾語: “-ence” (「状態・性質」を表す名詞化の接尾語)

関連語・派生語:


  • intelligent (形容詞)

  • intelligence quotient (IQ) (名詞) - 知能指数

  • artificial intelligence (AI) (名詞) - 人工知能

  • intellectual (形容詞・名詞) - 知的な、知識人

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個):


  1. “artificial intelligence” - (人工知能)

  2. “emotional intelligence” - (感情的知性)

  3. “military intelligence” - (軍事情報、軍事諜報)

  4. “gather intelligence” - (情報を収集する)

  5. “intelligence agency” - (諜報機関)

  6. “intelligence test” - (知能検査)

  7. “business intelligence” - (ビジネスインテリジェンス、企業情報分析)

  8. “intelligence briefing” - (情報報告、諜報に関する報告)

  9. “intelligence community” - (諜報機関のコミュニティ)

  10. “intelligence gathering” - (情報収集活動)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • ラテン語の “intelligentia” (理解、知識) に由来します。

  • “intelligere”(理解する)から派生しており、古くは「知性」や「知覚力」を指す言葉でした。

使用上のニュアンス:


  • “intelligence” は、単に「頭が良い」というだけでなく、問題解決能力や状況判断力など総合的な知的能力を示します。

  • 物事を論理的、客観的に把握する力というイメージが強いです。

  • フォーマル・カジュアルいずれでも使用されますが、ビジネスや学術文脈でも非常に一般的です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算: 通常は不可算名詞として扱われます (“Intelligence is key to success.”)。しかし、文脈によっては様々な種類の知能を論じるときに複数形が使われることもあります。

  • 使用シーンの特徴:


    • フォーマルな文脈: 諜報活動や研究論文など (“intelligence analysis”など)

    • カジュアルな文脈: 「彼は知能が高いね」 (“He has high intelligence.”) など


一般的な構文・イディオム:


  • “lack of intelligence” → 知能の不足

  • “be of average intelligence” → 平均的な知能を持つ

  • “intelligence has shown that...” → (諜報活動や調査で) ~という結果が得られた


5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “I’ve always admired her intelligence and wit.”

    (彼女の知性と機知にはいつも感心しているよ。)


  2. “Dogs are known for their intelligence; they can learn many commands.”

    (犬は賢いことで知られていて、多くのコマンドを覚えられます。)


  3. “He shows great emotional intelligence when dealing with conflicts.”

    (彼は対立を解決するときに優れた感情的知性を発揮します。)


(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “We rely on business intelligence tools to analyze sales trends.”

    (当社では売上の傾向を分析するためにビジネスインテリジェンスツールを利用しています。)


  2. “They hired an external agency to gather competitive intelligence.”

    (彼らは競合に関する情報を得るために外部機関を雇いました。)


  3. “His intelligence and leadership skills make him a great candidate for the position.”

    (彼の知性とリーダーシップ力は、そのポジションにとても向いています。)


(C) 学術的な文脈での例文


  1. “Recent studies focus on artificial intelligence and machine learning.”

    (最近の研究は人工知能や機械学習に注目しています。)


  2. “The debate on the nature of intelligence has continued for centuries.”

    (知能の本質に関する議論は何世紀にもわたって続いています。)


  3. “Measuring intelligence requires reliable and valid assessment tools.”

    (知能を測定するには、信頼性と妥当性を備えた評価ツールが必要です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms):


  1. “cleverness” →(賢さ、機転)カジュアルな文脈でやや軽い響き

  2. “brilliance” →(才能のきらめき)突出した才能・天賦の才に注目

  3. “wisdom” →(知恵)学んだ上での深い判断力や道徳的な見識を含む

  4. “wit” →(機知)会話のセンスなど、陽気で鋭い知的なユーモアを指す場合が多い

反意語 (Antonyms):


  1. “ignorance” →(無知)知識が欠けた状態

  2. “stupidity” →(愚かさ)認知能力の低い状態を指す、やや辛辣な響き

例:


  • “Intelligence and wisdom often go hand in hand, but they are not exactly the same.”

    (知性と知恵はしばしば両立するが、まったく同じというわけではない。)


7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記: /ɪnˈtel.ɪ.dʒəns/


  • 強勢(アクセント)の位置: “-tel-” の部分に強勢があります (in-TEL-li-gence)。

  • アメリカ英語/イギリス英語の違い:


    • アメリカ英語: [ɪnˈtɛl.ɪ.dʒəns]

    • イギリス英語: [ɪnˈtel.ɪ.dʒəns]

      大きな違いはありませんが、母音の細かい発音に微妙な差が出る場合があります。


  • よくある発音ミス:


    • “in‐tel‐li‐jance” のように /dʒ/ を /j/ で発音し間違える。

    • “int*e*lligence” の母音を曖昧にしてしまう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “intell*egence” や “intelliga*nce” などミスをしがち。

  • 同音異義語との混同: “intelligent” と混ざりやすい。綴りや意味に注意。

  • 試験対策: TOEICなどでもビジネス文脈で “business intelligence” や “competitive intelligence” が出題されることがあります。英検やIELTSでも、文章読解の中で “intelligence reports” などが登場する可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “intelli + gence” と分解して “頭の良さ (intelligent)” + “性質 (-ence)” → 「知的な性質」

  • スペリングは “l” が2つあること、「gence」で終わることに注意すると覚えやすいです。

  • “AI”(Artificial Intelligence)の頭文字として日常的にも目にするので、その略語から思い出すのも一つの手です。

以上が、名詞 “intelligence” の詳細解説です。学習の際は、スペリングや発音を確実に押さえながら、実際のビジネスや日常会話の例文で何度も使って慣れてみてください。

意味のイメージ
intelligence
意味(1)

知能,知力,理解力;知恵,そう明

意味(2)

情報部,謀報機関

意味(3)

(国家的に重要な)情報,知識

復習用の問題

知能, 知性, 情報部,謀報機関

He works in the intelligence department.

正解を見る

彼は情報部で働いています。

彼は情報部で働いています。

正解を見る

He works in the intelligence department.

英語 - 日本語

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