harvest
〈C〉(穀物・果物などの)収穫,取り入れ / 〈C〉収穫期,取り入れの時期 / 〈C〉収穫物;収穫高(量) / 《a~,the~》(仕事などの)結果,報い / 〈作物〉‘を'取り入れる,〈畑〉‘の'作物を取り入れる / 〈結果など〉‘を'獲得する
1. 基本情報と概要
単語: harvest
品詞: 名詞 (動詞としても使われる)
意味 (英語): The gathering of crops, or the season or period of time for gathering crops.
意味 (日本語): 農作物の収穫、または収穫期・収穫の時期という意味です。「収穫されたもの」自体を指すこともあります。農作物を集める行為、またはその結果や時期を表す単語です。
「harvest」は、主に農業やガーデニングに関連したシーンで使われる単語です。作物を“集める・刈り取る”ようなイメージしやすいです。
活用形 (名詞としての形は数によって変わる)
- 単数形: harvest
- 複数形: harvests
- 単数形: harvest
他の品詞としての例
- 動詞: to harvest (収穫する)
例: “We need to harvest the wheat before it rains.” (雨が降る前に小麦を収穫する必要がある) - 名詞: harvester (収穫をする人・機械)
例: “He’s a skilled harvester, working in the field every summer.” (彼は夏の間畑で働く熟練の収穫作業者だ) - 動名詞: harvesting (収穫すること)
- 動詞: to harvest (収穫する)
CEFR レベル: B1(中級)
農業や自然に関連した語彙として、日常会話やニュースの中でも出てくる単語ですので、中級レベルくらいで習得されることが多いです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- “harvest” は一語で、特に明確な接頭語や接尾語はありません。
- 語幹 “harvest” が「収穫」を意味するベースです。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10 個
- a bountiful harvest(豊かな収穫)
- the rice harvest(米の収穫)
- harvest season(収穫期)
- harvest festival(収穫祭)
- good/poor harvest(豊作/不作)
- to bring in the harvest(収穫物を運び入れる)
- harvest time(収穫の時期)
- harvest moon(中秋の名月)
- to harvest crops(作物を収穫する)
- early/late harvest(早期/遅い時期の収穫)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の “hærfest” (秋、収穫期を意味する言葉) に由来し、さらにゲルマン語派に遡るとされています。古くは秋そのものを意味することが多く、やがて「作物を集める行為、収穫」の意味合いで使われるようになりました。
- ニュアンス:
- 「harvest」は、単に“作物の収穫”という物理的な意味だけではなく、「努力の成果を得る」という比喩的な表現でも使われます。例えば、“to harvest the rewards of one’s hard work” (努力の成果を収穫する) のように使われます。
- 口語・文語ともに用いられますが、やや文語的・フォーマルな響きも残ります。農業や自然をイメージさせる穏やかなニュアンスが強い単語です。
- 「harvest」は、単に“作物の収穫”という物理的な意味だけではなく、「努力の成果を得る」という比喩的な表現でも使われます。例えば、“to harvest the rewards of one’s hard work” (努力の成果を収穫する) のように使われます。
4. 文法的な特徴と構文
名詞として
- “harvest” は可算名詞でも不可算名詞でも使われます。具体的に「作物の収穫物の量」を指す場合は可算、抽象的に「収穫という行為やプロセス」を指す場合は不可算になることがあります。
- 例: “This year’s harvest is abundant.” (今年の収穫物は豊富だ: 可算)
“Harvest is an important period for the farmers.” (収穫は農家にとって重要な時期だ: 不可算)
- “harvest” は可算名詞でも不可算名詞でも使われます。具体的に「作物の収穫物の量」を指す場合は可算、抽象的に「収穫という行為やプロセス」を指す場合は不可算になることがあります。
動詞として
- 同じ形 (harvest) で他動詞、自動詞のいずれも扱われますが、一般的には他動詞として「~を収穫する」として使われることが多いです。
構文の例
- “We had a large harvest of apples this year.”(今年はリンゴの大きな収穫があった)
- “They harvest wheat in summer.”(彼らは夏に小麦を収穫する)
- “We had a large harvest of apples this year.”(今年はリンゴの大きな収穫があった)
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “How was your vegetable harvest this year?”
「今年の野菜の収穫はどうだった?」 - “I’m planning to help my grandparents during the harvest.”
「収穫期には祖父母を手伝うつもりなんだ。」 - “We always celebrate with a small party after the harvest.”
「私たちは収穫が終わると、いつも小さなパーティを開いてお祝いする。」
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Our company’s profits saw a strong harvest this quarter.”
「我が社の利益は今期、大きな実りがありました。」(比喩的な使い方) - “We need to discuss how to optimize the harvest process to reduce costs.”
「コストを削減するため、どのように収穫工程を最適化するか話し合う必要があります。」 - “The final harvest figures will be crucial for our annual report.”
「最終的な収穫量の数字は、我々の年次報告書において重要です。」
学術的な文脈での例文(3つ)
- “The historical data shows that the region’s harvest was significantly affected by climate fluctuations.”
「歴史的データによると、その地域の収穫量は気候変動の影響を大きく受けていました。」 - “Researchers studied traditional harvest methods to improve modern agricultural practices.”
「研究者たちは現代の農法を改善するために伝統的な収穫方法を研究しました。」 - “The primary focus of this paper is the impact of soil quality on harvest outcomes.”
「本論文の主な焦点は、土壌の質が収穫の結果に与える影響です。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- yield(収穫・生産高)
- 「結果として得られた作物の量」など、“産出物”自体を強調するニュアンスが強い。
- 例: “The yield of corn was higher than expected.”
- 「結果として得られた作物の量」など、“産出物”自体を強調するニュアンスが強い。
- crop(作物、収穫量、一期作)
- “crop” は「作物」そのものや「収穫量」を指す。
- 例: “This year’s crop of strawberries was excellent.”
- “crop” は「作物」そのものや「収穫量」を指す。
反意語
- 収穫の反意語として明確な一語はないものの、反対の意味としては「播種 (sowing)・種まき (seeding)」が挙げられることがあります。
- 例: “They sow the seeds in spring and harvest in fall.”
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈhɑːr.vəst/ (米国英語), /ˈhɑː.vɪst/ (英国英語に近い表記)
- アクセント: har-vest の第一音節に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、母音の発音が微妙に異なる場合があります。アメリカ英語では「ハー(r強め)」、イギリス英語では少しあっさりめの「ハー」。
- よくある間違い: 第二音節に強勢を置いて「har-VEST」と読んでしまうケース。本来は第一音節が強くなります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “harvest” の “r” が抜けて “havest” となってしまうケースに注意。
- 同音異義語との混同: 直接の同音異義語はありませんが、音の似た単語に注意。
- 試験対策: TOEIC や英検などで、ビジネスの比喩表現で「成果を得る」という意味合いで出題されることがあります。また、農業・気象などの文脈でリーディングに頻出する場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “Harvest” は “heart + vest” とつなげてイメージすると、「作物(heart)を“着る(vest)ように包む・集合させる”」なんてゴロ合わせで覚えるのも一つの方法です。
- 四季の流れを思い描きながら、春に種を蒔いて秋に収穫する様子をイメージすると定着しやすいでしょう。
以上が名詞「harvest」の詳細な解説です。収穫や成果をイメージしながら、さまざまな場面で応用して使ってみてください。

〈C〉(穀物・果物などの)収穫,取り入れ
〈C〉収穫期,取り入れの時期
〈C〉収穫物;収穫高(量)
《a~,the~》(仕事などの)結果,報い
〈結果など〉‘を'獲得する
〈作物〉‘を'取り入れる,〈畑〉‘の'作物を取り入れる
復習用の問題
〈C〉(穀物・果物などの)収穫,取り入れ / 〈C〉収穫期,取り入れの時期 / 〈C〉収穫物;収穫高(量) / 《a~,the~》(仕事などの)結果,報い / 〈作物〉‘を'取り入れる,〈畑〉‘の'作物を取り入れる / 〈結果など〉‘を'獲得する
英和辞書

- 項目の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 項目の新規作成を審査する
- 項目の編集を審査する
- 項目の削除を審査する
- 重複の恐れのある項目名の追加を審査する
- 項目名の変更を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 例文の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 例文の編集を審査する
- 例文の削除を審査する
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - 編集者
- 決定に必要な投票数 - 1
- 問題の編集権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 審査に対する投票権限を持つユーザー - すべてのユーザー
- 決定に必要な投票数 - 1