最終更新日 :2025/01/27

guideline

名詞

〈C〉《...の》指針, ガイドライン《of, for ...》

作文のガイドラインに従う必要があります。

解説

1. 基本情報と概要

英語・日本語の意味


  • guideline (名詞)


    • 英語: “A rule or principle that provides guidance to appropriate action.”

    • 日本語: 「適切な行動や判断をするための指針、ガイドライン」

    • 「ある目的やルールを実行するために守るべき枠組みや基準」を示す単語です。公的な文書やマニュアルなどでよく使われます。日常的にも「~に沿って行動する」といったときに用いられます。


品詞と活用形


  • 品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

  • 単数形: guideline

  • 複数形: guidelines

他の品詞形


  • 「guideline」とは別に、もともとの動詞形 “guide (案内する、導く)” があります。

  • 形容詞としては “guiding (導く、指針となる)” という形も存在します。

難易度(CEFR目安)


  • B2(中上級): ビジネスやアカデミックでもよく登場し、ある程度の文脈を理解する必要があります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • guide + line


    • guide: 「導く、案内する」

    • line: 「線・方向」


  • 直訳すると「導くための線」→「行動の方向性を示す指針」というイメージになります。

派生語・類縁語


  • guide (動詞/名詞): 導く、案内する/案内人

  • guiding (形容詞): 指南する、先導する

よく使われるコロケーション(関連フレーズ10個)


  1. follow guidelines(ガイドラインに従う)

  2. establish guidelines(ガイドラインを設ける)

  3. implement guidelines(ガイドラインを実施する)

  4. update the guidelines(ガイドラインを更新する)

  5. adhere to guidelines(ガイドラインを順守する)

  6. issue guidelines(ガイドラインを発行する)

  7. guideline interpretation(ガイドラインの解釈)

  8. guideline compliance(ガイドラインの順守)

  9. practical guidelines(実用的なガイドライン)

  10. revised guidelines(改訂されたガイドライン)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「guideline」は 18世紀ごろから使われ始めたとされますが、語源は “guide” (フランス語由来) + “line” (ゲルマン語起源) の組み合わせです。「導く線」が転じて「行動や進め方を示す基準」という抽象的な意味を持つようになりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • フォーマルな文書や公的・ビジネスシーンで使われることが多い単語です。

  • 「規則 (rule)」ほど強制力は強くない場合も多く、「守るべき目安」というニュアンスを帯びる場合もあります。

  • 場合によっては厳密に守らなければならない「指示」に近い時もありますが、基本的には「参考にする」指針として使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞(countable noun)


    • a guideline (単数) / guidelines (複数)


  • ビジネス文書などで “in accordance with the guidelines”「ガイドラインに従って」のような表現で頻出します。

  • フォーマル/カジュアル: どちらかといえばフォーマル寄りで、公的書類や公式サイトなどでよく目にします。

一般的な構文やイディオム


  • in accordance with guidelines: ガイドラインに従って

  • under the guidelines: ガイドラインのもとで

  • provide a guideline: ガイドラインを提供する


5. 実例と例文

日常会話での例文(カジュアル)


  1. “Do we have any guidelines for organizing the party?”

    (パーティーを企画するのに何かガイドラインはある?)

  2. “I usually follow these nutrition guidelines to stay healthy.”

    (健康を保つために、普段この栄養ガイドラインに従っているんだ。)

  3. “The website’s guidelines suggest not sharing personal information.”

    (ウェブサイトのガイドラインでは、個人情報を共有しないようにって書いてあるよ。)

ビジネスでの例文(フォーマル寄り)


  1. “We need to adhere strictly to the company’s safety guidelines.”

    (会社の安全ガイドラインを厳守する必要があります。)

  2. “Our team updated the project guidelines to ensure better efficiency.”

    (チームは効率改善のため、プロジェクトのガイドラインを更新しました。)

  3. “Please review the new guidelines before submitting your report.”

    (レポートを提出する前に、新しいガイドラインを確認してください。)

学術的/研究での例文(アカデミック)


  1. “According to the ethical guidelines, all participants must sign a consent form.”

    (倫理ガイドラインによると、すべての参加者は同意書にサインしなければなりません。)

  2. “These guidelines were established to maintain consistency in data analysis.”

    (これらのガイドラインは、データ解析の一貫性を保つために策定されました。)

  3. “The committee will revise the publication guidelines annually.”

    (委員会は毎年、出版ガイドラインを改訂します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. rule(ルール)


    • もっと強制力が強いニュアンスがあり、破ると罰則があることも。


  2. principle(原則)


    • 行動の基本となる理念や法則を指す。やや抽象度が高い。


  3. protocol(プロトコル)


    • 外交や医療など専門分野で用いられる「手順・儀礼」の意味合いが強い。


  4. instruction(指示, 指図)


    • 具体的にこうしなさいと命令する(さらに厳格)印象。


  5. recommendation(推奨事項)


    • 守らなくてもよい提案的なニュアンス。


反意語


  • 明確な反意語はありませんが、強いて挙げるなら「free-for-all」(自由放任) や「no regulation」(規制なし) のように「指針や規則が存在しない状態」を指す表現が対照的です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈɡaɪd.laɪn/


    • アメリカ英語 (US): [ガイドライン](強勢は第1音節 “GUIDE”)

    • イギリス英語 (UK): [ガイドライン](同じく第1音節に強勢)


  • “guide” の部分は /gaɪd/ と発音し、母音は「アイ」と伸ばす音。

  • “line” の部分も /laɪn/ で「アイ」と伸ばします。

  • 間違いやすい発音は「ガイドリン」など /lɪn/ となってしまうこと。正しくは /laɪn/ です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “guidline” や “guidelinee” などと書き間違えることがあるので注意。

  • guide と混同: 動詞の “guide” をそのまま“guideline”と混ぜて使わないように、文脈で確認して使い分ける。

  • 試験での出題傾向: TOEICや英検の読解パートで文書の指針や規定の説明が出てくる際に登場する可能性大。文脈から “指針” という意味を正確に把握する必要があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ガイド (guide) をするライン (line) → 道案内となる線 → 行動の道筋」というイメージを頭に描くと覚えやすいです。

  • “guide” と “line” と分解して、イメージしながら覚えておくとスペリングミスも防ぎやすくなります。

  • 勉強テクニックとして、実際に自分のルール表や学習計画を「Guidelines for my daily study routine」のように書き出してみると、身近な文脈で使えて定着が早まります。


以上が「guideline」の詳細な解説です。参考にされて、ぜひ運用力を高めてください。

意味のイメージ
guideline
意味(1)

(未来の行動の)指針, ガイドライン《+of(for)+

復習用の問題

〈C〉《...の》指針, ガイドライン《of, for ...》

You must follow the guidelines for essay writing.

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