最終更新日
:2025/01/28
good night
解説
以下では、間投詞「good night」について、学習者の方にもわかりやすいように、できるだけ詳細かつ丁寧に解説します。
1. 基本情報と概要
単語
- 英語表記: good night
- 日本語訳: 「おやすみなさい」「さようなら(夜の別れ際)」など
品詞
- 基本的には間投詞(Interjection)として使われます。
- 「good(形容詞)」+「night(名詞)」の組み合わせですが、言い慣わされて「おやすみ」や「(夜に)別れるときのあいさつ」として使う定型表現です。
意味と概要
- 英語: A phrase used mainly as a farewell or parting remark at night, or when someone is going to sleep.
- 日本語: 夜に別れるときや寝る前に「おやすみ」と挨拶する言葉です。同時に、「良い夜を過ごしてください」というニュアンスも含まれます。カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも広く使われます。
活用形
- 間投詞としては good night そのままの形で使われます。(時制や形の変化はありません。)
他の品詞になったとき
- 「night」を別の形で使う場合:「nightly(形容詞/副詞)」=「毎晩の/毎晩に」など
- 「good」を別の形にすると:「better(形容詞の比較級)」、「best(最上級)」など
CEFRレベル
- 目安: A1(超初心者)〜A2(初級)
- 基本的なあいさつ表現として、初歩的なレベルでも頻出します。
2. 語構成と詳細な意味
- good: 「良い」を意味する形容詞。
- night: 「夜」を意味する名詞。
- これらが組み合わさり、「夜に相手によい休息や時間を過ごして欲しい」という気持ちを示す定型フレーズとなっています。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- 「Good night, everyone!」
- (みなさんおやすみなさい!)
- (みなさんおやすみなさい!)
- 「Good night, sleep tight!」
- (おやすみ、ぐっすり眠ってね!)
- (おやすみ、ぐっすり眠ってね!)
- 「Have a good night.」
- (良い夜を過ごしてね。)
- (良い夜を過ごしてね。)
- 「Good night and sweet dreams!」
- (おやすみ、いい夢を!)
- (おやすみ、いい夢を!)
- 「Say good night to the kids.」
- (子供たちにおやすみを言ってきてね。)
- (子供たちにおやすみを言ってきてね。)
- 「Good night, see you in the morning.」
- (おやすみ、また朝会いましょう。)
- (おやすみ、また朝会いましょう。)
- 「It’s time to say good night.」
- (おやすみと言う時間だね。)
- (おやすみと言う時間だね。)
- 「Don’t forget to text me good night.」
- (おやすみのメッセージを送るのを忘れないでね。)
- (おやすみのメッセージを送るのを忘れないでね。)
- 「I’ll bid you good night.」
- (おやすみなさいと言わせていただきます。)(ややフォーマル)
- (おやすみなさいと言わせていただきます。)(ややフォーマル)
- 「I always feel lonely after saying good night.」
- (おやすみを言ったあとはいつも寂しく感じる。)
3. 語源とニュアンス
語源
- good: 古英語の “gōd” に由来し、元は「優れた」「立派な」「幸福な」という意味。
- night: 古英語の “neaht” / “nieht” に由来し、「夜」の意味。
- この二つが合わさった “good night” は、とくに16世紀ごろから「夜の別れの挨拶」として定着したとされています。
ニュアンス・使用時の注意点
- 一般的には、誰かとの会話を締めくくるとき、または寝室に向かう時のあいさつとして使います。
- 口語・文章ともに広く使われ、カジュアルでもフォーマルでも問題なく使用できます。
- ただしビジネスメールの締めなどではあまり用いられません。「Best regards」など別の表現を使う方が丁寧です。
4. 文法的な特徴と構文
- 間投詞(Interjection)として使う: 例「Good night!」
- 文中では、直接的に「おやすみ」の意味を表す挨拶表現として独立しています。
- 可算・不可算や 他動詞・自動詞などの区別は関係ありません。
- イディオムを考えるとすると、「to say good night」=「おやすみと言う」のように動詞と組み合わせる場合があります。
フォーマル/カジュアルの使い分け
- 「Good night」はカジュアルからフォーマルまで幅広く使えますが、ビジネスレターやビジネスメールでは控えめです。
- 口頭での会話やメッセージアプリなどでは日常的によく使われます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例
- A: “I’m so tired.” B: “Me too. Good night!”
- (A:「疲れちゃった」B:「私も。おやすみ!」)
- (A:「疲れちゃった」B:「私も。おやすみ!」)
- “Good night, Mom. I’ll see you in the morning.”
- (「おやすみ、ママ。明日の朝会おうね。」)
- (「おやすみ、ママ。明日の朝会おうね。」)
- “I’ll text you before I go to sleep. Good night!”
- (「寝る前にメッセージ送るね。おやすみ!」)
(2) ビジネスシーンでの例
- ビジネスシーンではあまり書面には使わないものの、同僚や仲間内での口頭表現として考えてみます:
- “We’ve had a long day at the conference. Good night, everyone.”
- (「カンファレンスで長い一日だったね。みんなおやすみ。」)
- (「カンファレンスで長い一日だったね。みんなおやすみ。」)
- “I’ll finish up these emails and then head home. Good night!”
- (「これらのメールを処理したら帰ります。おやすみ!」)
- (「これらのメールを処理したら帰ります。おやすみ!」)
- “Thanks for your hard work today. Good night, see you tomorrow.”
- (「今日はお疲れさまでした。おやすみ、また明日。」)
(3) 学術的な文脈での例
- 学術場面で「おやすみ」を言うシチュエーションは限られますが、カンファレンスや合宿などの場面を想定しています:
- “After the study group, the professor said: ‘Good night, and be ready for tomorrow’s discussion.’”
- (「勉強会の後、教授は『おやすみ、明日の議論に備えてね』と言いました。」)
- (「勉強会の後、教授は『おやすみ、明日の議論に備えてね』と言いました。」)
- “We stayed late at the lab, so the supervisor told us: ‘Good night, everyone.’”
- (「研究室に遅くまで残っていたので、指導教官が『みんなおやすみ』と言いました。」)
- (「研究室に遅くまで残っていたので、指導教官が『みんなおやすみ』と言いました。」)
- “The academic conference ended at 9 p.m., and the host finally whispered: ‘Good night.’”
- (「学会は夜9時に終了し、主催者は最後にそっと『おやすみ』と声をかけました。」)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “Good evening” (こんばんは)
- 別れ際や挨拶というより「こんばんは」と相手に声をかける際に使う。
- 別れ際や挨拶というより「こんばんは」と相手に声をかける際に使う。
- “Sleep well” (ぐっすり寝てね)
- 「おやすみ」と似た意味だが、眠りの質に直接言及している。
- 「おやすみ」と似た意味だが、眠りの質に直接言及している。
- “Sweet dreams” (いい夢を)
- 「おやすみ」の中でも、相手にやさしい印象を与える表現。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、夜の別れとは逆に朝のあいさつとして “Good morning” が挙げられます。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˌɡʊd ˈnaɪt/
- “good” の /ʊ/ は口をあまり大きく開かずに発音する。
- “night” の /naɪt/ は「ナイト」と、「アイ」の二重母音に注意。
- “good” の /ʊ/ は口をあまり大きく開かずに発音する。
- 強勢(アクセント): “good NIGHT” のように “night” に少し強調がきます。
- アメリカ英語 vs. イギリス英語: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “ night” の “t” がやや弱めに発音される傾向があります。
- よくある間違い: “night”のつづりを “nigt” としがち。また “goodnight” と一語で書かれることもありますが、一般的なあいさつでは “good night” と2語で書く方が多いです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “Good night” を “God night” と誤ってしまうケース。
- 同音異義語: “knight”(騎士)と “night”(夜)を混同しないように注意。
- 試験対策: 英検やTOEICのリスニングなどで、あいさつ表現として頻繁に登場しますが、特に書き取り問題では “night” のスペルに注意してください。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “good”+“night” = 「良い夜にしてね」と考えると覚えやすい。
- 眠る「night(夜)」に「良い(good)」をつけて「おやすみなさい」となる、とイメージすると自然に結びつけられます。
- 会話で口をやや閉じ気味にして “ɡʊd” と発音し、次にハッキリと “naɪt” と言うリズムを意識するときれいに言えます。
以上が「good night」の詳しい解説です。夜のあいさつや別れ際に欠かせないフレーズとして、ぜひマスターしておくとコミュニケーションがより円滑になります。気軽なシーンでもフォーマルな場でも使いやすい、非常に便利な表現です。
意味のイメージ
意味(1)
おやすみなさい
復習用の問題
英語 - 日本語
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