最終更新日 :2025/01/28

essayist

名詞

随筆家

彼女は著名な随筆家です。

解説

名詞「essayist」の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語: essayist

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語):

A person who writes essays, often discussing personal experiences, observations, or opinions in a relatively short composition.

意味(日本語):

随筆家、エッセイスト。主に自分の経験や意見などを短い文章で述べる人を指します。

「個人の考えや体験を自由に書き綴る、といった文体が特徴的な作家です。」

活用形


  • 単数形: essayist

  • 複数形: essayists

(「essayist」は名詞なので、動詞のような活用はありません)

他の品詞形


  • essay (noun; エッセイ、随筆)

  • to essay (verb; 試す、試みる) – 現代ではあまり使われませんが、文語的表現として存在します。

CEFR レベルの目安: B2(中上級)

・B2: 複雑な内容を理解・表現できるレベル。文学や評論に関わる単語なので、リーディングでも出てきやすいレベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • essay (語幹) + -ist (接尾語: 「~する人」を表す)

-ist は「~を専門とする人」「~を行う人」を意味する接尾語で、artist, pianist, scientist などにも現れます。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選


  1. famous essayist(有名なエッセイスト)

  2. political essayist(政治エッセイスト/政治評論家)

  3. prolific essayist(多作のエッセイスト)

  4. contemporary essayist(現代のエッセイスト)

  5. renowned essayist(高名なエッセイスト)

  6. literary essayist(文芸エッセイスト)

  7. personal essayist(個人的な体験を綴るエッセイスト)

  8. essayist’s perspective(エッセイストの視点)

  9. budding essayist(駆け出しのエッセイスト)

  10. leading essayist(第一線で活躍するエッセイスト)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「essay」はフランス語の “essai”(試み)に由来し、更にラテン語の “exagium”(重さを測る)に遡ります。

  • 「essayist」は、そうした“エッセイ”を書く人を意味するようになりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「essayist」は文芸や評論の分野で、主に「随筆家として活動している人」を強調したいときに使われます。

  • 文章や評論、文学の文脈で使われることが多く、フォーマルな響きがあります。口語で「エッセイを書いている人」と言いたい場合には “essay writer” とする人もいますが、文芸的には “essayist” が定着しています。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞(可算名詞): 通常は「an essayist」「the essayist」「essayists」といった形で使われます。

  • フォーマルな文章や文学の文脈で使われることが多いです。

  • 架空の設定で「あるエッセイストが~」と言う時には “an essayist” と不定冠詞を用い、「あのエッセイストが~」と言う時には “the essayist” と定冠詞を用います。

イディオムや一般的な構文の例


  • “He is considered (to be) one of the greatest essayists of our time.”

  • “As an essayist, she often focuses on social issues.”


5. 実例と例文

1) 日常会話での例文


  1. “I heard you want to become an essayist. What kind of topics will you write about?”

    (エッセイストになりたいって聞いたよ。どんなテーマを書くつもりなの?)


  2. “Her dream is to be an essayist and share her personal experiences with others.”

    (彼女の夢はエッセイストになって、自分の体験を他の人と共有することなんだ。)


  3. “I love reading works by Japanese essayists; they’re so relatable.”

    (日本のエッセイストの作品を読むのが大好きで、とても共感できるんだ。)


2) ビジネスシーンでの例文


  1. “He started his career in journalism but later became an essayist specializing in corporate culture.”

    (彼は最初はジャーナリズムの仕事をしていましたが、その後ビジネス文化に特化したエッセイストになりました。)


  2. “Our company invited a well-known essayist to talk about creative thinking.”

    (当社は有名なエッセイストを招いて、クリエイティブ思考に関する講演をしてもらいました。)


  3. “Reading the works of a business essayist can inspire new strategies and perspectives.”

    (ビジネス系のエッセイストの作品を読むと、新たな戦略や視点が得られることがあります。)


3) 学術・文芸の文脈での例文


  1. “In her lecture, the essayist emphasized the importance of individual voice in modern literature.”

    (講演の中で、そのエッセイストは現代文学における個人の声の重要性を強調しました。)


  2. “He’s known as both a historian and an essayist, bridging academic research and personal narrative.”

    (彼は歴史学者でありエッセイストとしても知られており、学術研究と個人的な物語を結びつけています。)


  3. “The celebrated essayist’s latest collection explores cultural identity in depth.”

    (その著名なエッセイストの最新作は、文化的アイデンティティを深く探求しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. writer(作家)


    • 「文章を書く人」というより広い意味で使われ、エッセイ以外にも小説や記事を書く人も含みます。


  2. columnist(コラムニスト)


    • 新聞や雑誌などの定期的なコラムを書いている人を指す言葉。テーマの制約があることが多いです。


  3. author(著者)


    • 書いた作品の刊行があるかどうかを強調する単語で、ジャンルを問わず使えます。


  4. journalist(ジャーナリスト)


    • 報道やニュース記事を書く人を指し、事実報道や取材が中心です。主観的な筆致のエッセイとはやや性格が異なります。


反意語(Antonyms)


  • エッセイストの明確な反意語は特にありませんが、「書き手」と「読者(reader)」のように、立場の対比で語られることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈɛseɪɪst/

  • アメリカ英語: [ˈɛs.eɪ.ɪst](“エッセイ・イスト” のように発音)

  • イギリス英語: [ˈɛs.eɪ.ɪst](ほぼ同音で、大きな違いはありません)

強勢(アクセント)は “es-” の部分に置かれます。

「essay」自体が /ˈɛseɪ/ で強勢が前半に置かれるため、「essay-ist」も同じリズムを意識して発音するとよいでしょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “essyist” や “essayiest” などと書き間違えることがあるので注意。

  • 発音: [-ist] の部分を曖昧にしてしまうと相手に通じにくい場合があります。

  • 同音・類似表記: “assay” (分析・検査) という別の単語がありますが、スペルと意味が異なります。混同しないように注意してください。

  • 試験対策: TOEIC や英検などでも、職業を表す語彙の一例として、あるいは派生語の例として出題される可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「essay + -ist」で、「エッセイを書く人」と簡単にイメージしましょう。

  • 「essay」は「試み」「随筆」ですので、「何かを試しに書いてみる人=エッセイスト」と紐づけると覚えやすいです。

  • 「-ist」という接尾語は “artist”, “pianist”, “scientist” などで目にする形なので、「~する人」「~を専門にする人」だと押さえると頭に残りやすいでしょう。


以上が essayist の詳細解説です。文章を書くことや文芸評論、エッセイを好んで読む方にとって、なじみ深い単語になるでしょう。ぜひ使用シーンや発音等を意識しながら学習してください。

意味のイメージ
essayist
意味(1)

随筆家

復習用の問題

彼女は著名な随筆家です。

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