最終更新日 :2025/01/26

employee

名詞

雇われる人,従業員

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会社は先週新しい従業員を採用しました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: employee

品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

意味(英語): A person who is hired to work for a company, organization, or individual in return for payment.

意味(日本語): ある会社や組織、また個人に雇用され、賃金を受け取りながら働く人のこと。

「employee」は、雇われて給料を受け取る人を指すときに使われる単語です。企業などの大きな組織に勤める人にも使われますし、個人に雇われる人にも使われます。ビジネスや日常会話でもよく登場する、とても身近な単語です。

CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • B1 (中級) は、日常的な場面でもっと複雑な語彙を使い、相手の伝えたいことをある程度理解できるレベルです。「employee」はビジネスシーンなどでも広く使われるため、B1〜B2くらいで習得を目指す単語と言えます。

活用形


  • employee (単数形)

  • employees (複数形)

他の品詞形


  • employ (動詞)「雇う」

  • employer (名詞)「雇用主」

  • employment (名詞)「雇用、仕事」

  • unemployed (形容詞)「失業中の」

  • employable (形容詞)「雇用されうる、雇用に適した」


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “employ” (「雇う・雇用する」という意味)

  • 接尾辞: “-ee” (英語では「…される人」を表す接尾辞)

“-ee” は “employee” のように、何らかの動作を「受ける人」を指すケースで使われます。(たとえば、trainee「研修を受ける人」、payee「支払われる人=受取人」など)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. full-time employee(フルタイムの従業員)

  2. part-time employee(パートタイムの従業員)

  3. loyal employee(忠実な従業員)

  4. permanent employee(正規雇用の従業員)

  5. temporary employee(臨時雇用の従業員)

  6. new employee(新入社員)

  7. employee satisfaction(従業員満足度)

  8. employee benefits(従業員福利厚生)

  9. employee handbook(従業員ハンドブック)

  10. employee morale(従業員の士気)

これらの表現はビジネスシーンで頻繁に使われ、特に「employee」とセットになりやすいものです。


3. 語源とニュアンス

語源

「employee」はフランス語の “employé” (=“employer”(雇う)から派生)に由来し、「雇用される人」という意味を持ちます。英語に取り入れられてからは、ビジネスや労働を語るときの中心的な単語として使われるようになりました。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「employee」は「雇われている人」というストレートな意味合いです。フォーマルな文書からカジュアルな会話まで幅広く使われます。

  • 会社の中で働く人(従業員・スタッフ)の総称を指したいときに使われることが多いです。

  • カジュアルな場面でも普通に使えますが、公式書類やビジネス文書でも頻繁に登場するフォーマル感もある単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): 従業員一人一人を数えられるため「an employee」「two employees」のように使います。

  • 「employee」を修飾する際は形容詞を前に置く:


    • “a diligent employee” (勤勉な従業員)

    • “a former employee” (元従業員)


イディオムや構文の例


  • “employee of the month” – 毎月優秀な従業員を選出する(企業文化でよくある制度)

  • “part-time employee” と対比して “full-time employee” のようにセットで頻繁に用いられます。

  • フォーマルな文章では「our esteemed employees」(当社の大切な従業員)などと表現されることもあります。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “My sister just got hired as an employee at the local bakery.”

    (私の姉は近所のパン屋で従業員として雇われたんだ。)


  2. “As an employee, I have to follow the company’s dress code.”

    (従業員として、会社の服装規定を守らなくちゃいけないんだ。)


  3. “They treat every employee with respect in this store.”

    (このお店では、どの従業員もきちんと尊重されているよ。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “We must ensure every employee receives proper training.”

    (全従業員が適切なトレーニングを受けられるようにする必要があります。)


  2. “The new policy will affect employee benefits across all departments.”

    (新しい方針はすべての部署の従業員福利厚生に影響します。)


  3. “Our company values each employee’s contribution to our success.”

    (当社は、成功に対する各従業員の貢献を大切に考えています。)


学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “The study examined the impact of organizational culture on employee performance.”

    (その研究は、組織文化が従業員のパフォーマンスに与える影響を調査した。)


  2. “Employee engagement is a key factor in achieving sustainable growth.”

    (従業員のエンゲージメントは持続可能な成長を達成するための重要な要素です。)


  3. “Implementing a feedback system can boost employee motivation and productivity.”

    (フィードバックシステムを導入することで従業員のモチベーションと生産性を高めることができる。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. worker(労働者)


    • より一般的に「働く人」を意味し、「雇われている人」だけでなく自営業やフリーランスの人にも使えることがあります。


  2. staff member(スタッフの一員)


    • 「従業員」の意味を含んでいますが、より「チームメンバー」的なニュアンスで使われることが多いです。


  3. personnel(人員)


    • 人事用語として集団を指すときによく使われます。単数形で「a personnel」という使い方は通常しないので注意が必要。


反意語 (Antonyms)


  1. employer(雇用主)


    • 従業員を雇う側の立場を表す単語です。


  2. self-employed(自営業の)


    • 他人に雇われず、自分で事業を営む立場を表します。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ɪmˈplɔɪiː/ または /ɛmˈplɔɪiː/

  • イギリス英語: /ɪmˈplɔɪiː/ または /ɛmˈplɔɪiː/

アクセント(強勢)は後半の “-ploy-EE” の部分「-ee」に強調があります。


  • しばしば「エムプロイー」のように「イー」をはっきり長めに発音されます。

  • 「employee」の “o” が曖昧母音 (ə) っぽくなることがあり、特にアメリカ英語では「イムプローイー」のように聞こえる場合が多いです。

よくある発音の間違い


  • “employ” と同じ発音にしてしまう

  • アクセントを最初にもってきて “EM-ployee” と言ってしまう


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “employee” は “y” のあとに “ee” が続きます。途中の “ee” を書き忘れたり “employe” と間違えたりしがちです。

  • 似た形の単語との混同: “employer(雇用主)” と逆の意味なので混同しないようにしましょう。

  • 試験対策では、「employee benefits」「employee satisfaction」などのビジネス関連コロケーションが頻出です。特にTOEICやビジネス英語関連のテストでよく出題されます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 接尾辞 “-ee” のイメージ

    「動作を“受ける人”の表現」というイメージを持つと、trainee(訓練を受ける人)、payee(支払われる人=受取人)と混ぜて覚えられます。

  • 「employ + ee」 で「雇用する + されている人」。

  • スペリングは 「employ + e + e」(二重のe) と覚えると間違えにくいです。


まとめ

「employee」は企業や個人に雇われて働く人を意味する、ビジネスシーンで非常によく使われる基本的な単語です。スペリングや “-ee” の使い方をしっかり押さえ、日常会話やビジネスの現場で適切に使えるようになりましょう。

意味のイメージ
employee
意味(1)

雇い人,従業員

復習用の問題

雇われる人,従業員

The company hired a new employee last week.

正解を見る

会社は先週新しい従業員を採用しました。

会社は先週新しい従業員を採用しました。

正解を見る

The company hired a new employee last week.

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