deal
1. 基本情報と概要
単語: deal
品詞: 名詞 (動詞としても使われるが、ここでは名詞に注目)
CEFR レベル目安: B1(中級)
- 「deal」は「取引」や「契約」、「扱い」などの意味があります。たとえばビジネスの場面だと「契約・商談」のようなイメージ、日常会話では「お買い得」や「うまい話」のように使うこともあります。
- 「こんな契約を結ぶこと」「こんな話を持ちかける」という状況で使われるニュアンスの単語です。
活用形
- 名詞: a deal (単数形), deals (複数形)
- 動詞形: deal (〜を扱う、処理する) など
- 例: 「I will deal with this problem.」(この問題を処理します)
- 形容詞形・副詞形はありませんが、形容詞的に使われる表現として
no big deal
(たいしたことではない)などのフレーズがあります。
2. 語構成と詳細な意味
「deal」という単語は、はっきりした接頭語・接尾語・語幹に分けにくい形をとっていますが、以下のような派生語や関連語があります。
- dealer (名詞): 「販売業者」「ディーラー」
- dealership (名詞): 「販売特約店」など
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- a great deal → たくさん、大量
- a big deal → 大したこと・重要なこと
- make a deal → 取引をする、契約を結ぶ
- strike a deal → 取引を成立させる
- cut a deal (with ...) → (〜と)取引をまとめる
- close the deal → 契約をまとめる、商談を成立させる
- seal the deal → 契約に最終的な合意をする
- get a good deal → お買い得品を手に入れる、良い取引をする
- a fair deal → 公平な取引・条件
- a done deal → すでに確定した話・決定済みの取引
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の「dæl」(部分、分け前)に由来すると言われています。もともと「分け合う」「取り決める」といった意味合いがあり、そこから「商談」や「契約」を意味するようになりました。
- ニュアンス/使用時の注意:
- 「deal」はカジュアルな会話からビジネスまで幅広く使われる単語で、文書や口語どちらでも通用します。
- 「big deal」は「大したことだ」「大きな問題だ」という文脈から、カジュアルに「たいしたことないよ」と否定する場合にも「No big deal.」を使います。
- 「deal」はカジュアルな会話からビジネスまで幅広く使われる単語で、文書や口語どちらでも通用します。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞ですので、「a deal」「the deal」「this deal」「those deals」のように冠詞や指示詞がつきます。
- 例: “We made a deal to share the profit.” (利益を分ける契約を結んだ)
- イディオム:
no big deal
: 「たいしたことではない」new deal
: アメリカ史の「ニューディール政策」のように固有名詞で使われる場合もあります。
- 使用シーン: フォーマル/カジュアル両方で使用される単語で、ビジネス上の契約だけでなく、日常的な「取決め」「交渉」などにも使われます。
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
“It’s no big deal; accidents happen all the time.”
(たいしたことじゃないよ。事故はよくあるものだし。)“I got a great deal on this laptop at the store.”
(お店でこのノートパソコンをすごく安く買えたんだ。)“Let’s make a deal: I’ll cook if you wash the dishes.”
(こうしようよ。僕が料理するから、君がお皿を洗ってよ。)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
“We finally struck a deal with the new supplier.”
(新しい仕入れ先とついに契約をまとめました。)“Let’s discuss the terms of the deal before we sign.”
(契約書にサインする前に、取引条件について話し合いましょう。)“We want to close the deal by the end of this week.”
(今週末までに契約を締結したいと考えています。)
学術的・フォーマルな場面での例文 (3つ)
“The research consortium reached a deal to share data among institutions.”
(研究コンソーシアムは、各研究機関間でデータを共有する契約を結びました。)“A special deal was proposed to fund the historical preservation project.”
(歴史保存プロジェクトの資金調達のために特別な契約が提案されました。)“International bodies must negotiate a fair deal for all participating nations.”
(国際機関は、すべての参加国にとって公平な取引を交渉しなければなりません。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- agreement(合意)
- 「deal」とほぼ同義ですが、「agreement」はより正式な「合意」を指すことが多いです。
- 「deal」とほぼ同義ですが、「agreement」はより正式な「合意」を指すことが多いです。
- contract(契約)
- 法的拘束力を強調する場合はこちらを使います。
- 法的拘束力を強調する場合はこちらを使います。
- bargain(掘り出し物、交渉による安い買い物)
- 「安く買えた」というニュアンスに焦点を当てる場合に使われます。
- 「安く買えた」というニュアンスに焦点を当てる場合に使われます。
- agreement(合意)
反意語:
- disagreement(不一致)
- 「意見が合わない」「合意に至らない」ことを指します。
- 「意見が合わない」「合意に至らない」ことを指します。
- breach(契約不履行・違反)
- すでに結ばれた契約を破った場合を指します。
- disagreement(不一致)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /diːl/
- アメリカ英語 (GA): [ディール]
- イギリス英語 (RP): [ディール](ほぼ同じ音)
- アクセントは単語全体にあり、特に “d” の発音をはっきりとし、長母音の /iː/ を伸ばすことがポイントです。
- よくある間違いとしては、/iː/ を短く発音して「dill」のように聞こえてしまうことがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「dial」や「dell」と混同しないように注意。
- 同音異義語との混同: “deal” は動詞としても使うので文法的に誤用しやすい点に注意。たとえば “deal” + “with” は「~に対処する(動詞)」ですが、名詞では冠詞が必要など、文脈や形に気をつけましょう。
- TOEIC・英検などの試験対策:
- 「deal with~」というフレーズ(動詞形)や、「strike a deal」「close a deal」といったビジネス用語で問われることが多いです。表現の幅を持って覚えると得点につながりやすいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 意味合いのイメージ: お互い利益や条件を分け合うイメージで覚えると定着しやすいです。
- 語源: “dæl”(分け前) → 契約を結んで「分け合う」イメージで覚える。
- 勉強テクニック: 「no big deal」を日常会話で使うと耳に残りやすく、そこから「deal」=「取引・契約」を広げて学習すると、自然と使いこなせるようになります。
以上が名詞としての「deal」の詳細解説です。ビジネスや日常生活でとてもよく使われる単語なので、状況に合わせて様々なフレーズで活用してみてください。
〈U〉取引き
〈C〉(取引きなどの)妥協,協定
〈C〉カードゲームの札の配分
《D-》政策(policy)
《a~》《話》取扱い,待遇
モミ材,松材
復習用の問題
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