最終更新日
:2025/01/28
dancer
解説
1. 基本情報と概要
英語: dancer
日本語: ダンサー
品詞: 名詞 (countable noun)
「dancer」とは、「踊る人、ダンスをする人」という意味を持つ英単語です。日本語では「ダンサー」と訳され、バレエやヒップホップなどさまざまなジャンルのダンスを踊る人に対して使われます。
「ダンサー」という単語は、プロの舞台で踊る人にも、趣味として踊る人にも幅広く使います。「ステージで表現をする」というイメージが強い言葉ですが、日常的にダンスを楽しむ人を指すこともできます。
- 活用形: 名詞なので「dancer(単数形)」と「dancers(複数形)」があります。
- 他の品詞例: 原形である「dance」は動詞/名詞、「dancing」は形容詞的(あるいは動名詞)に使われることがあります。
CEFRレベル: A2(初級)
→ 日常生活や簡単な会話でよく出てくる基本的な単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: “dance” (踊る)
- 接尾辞: “-er” (〜する人)
「dance(踊る)+ -er(~する人)」で「踊る人」という意味をつくります。
関連語・派生語
- dance (動詞 / 名詞): 踊る / ダンス
- dancing (動名詞 / 形容詞的用法): ダンスをすること、ダンスをしている
よく使われるコロケーション(10個)
- ballet dancer(バレエダンサー)
- professional dancer(プロのダンサー)
- backup dancer(バックダンサー)
- street dancer(ストリートダンサー)
- folk dancer(フォークダンサー)
- contemporary dancer(コンテンポラリーダンサー)
- leading dancer(主役ダンサー)
- principal dancer(プリンシパルダンサー)
- aspiring dancer(ダンサー志望)
- dancer’s posture(ダンサーの姿勢)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中世英語の “dauncen” (古フランス語由来) に動作主を表す接尾辞 “-er” が付加されてできた語です。
- 歴史的背景: ダンスという芸能や娯楽が古くから存在し、それに携わる人という意味で「dancer」が古くから使われてきました。
ニュアンス・使用時の注意
- カジュアル/フォーマル: カジュアルにもフォーマルにも使える言葉です。「ダンサー」という肩書きで職業を表すこともあれば、「ダンスを趣味でする人」という柔らかい意味でも使うことができます。
- 感情的な響き: 「踊り手」そのものを指す直接的な言い方のため、特別なニュアンスの感情はありません。ただし、コンテクストによっては「観客を魅了する優雅な存在」というポジティブなイメージを伴うことがあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: 「a dancer / dancers」と表記し、単・複数形で使い分けます。
- 一般的な構文:
- He/She is a dancer.
- She wants to become a dancer.
- He/She is a dancer.
- 使用シーン:
- フォーマル: 履歴書や自己紹介で「I am a dancer.」
- カジュアル: 友達との会話で「My friend is a great dancer!」
- フォーマル: 履歴書や自己紹介で「I am a dancer.」
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “My cousin is a dancer, and she practices every day at the studio.”
(私のいとこはダンサーで、毎日スタジオで練習しています。) - “He’s an amazing street dancer. You should see him perform!”
(彼はすごいストリートダンサーなんだ。ぜひパフォーマンスを見てみて!) - “I’ve always admired dancers who can express themselves boldly on stage.”
(ステージ上で大胆に表現できるダンサーを、昔から尊敬しているんだ。)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “We hired a ballet dancer to perform at our corporate anniversary event.”
(会社の記念行事でバレエダンサーを呼んで、パフォーマンスをしてもらいました。) - “The lead dancer coordinated with the event manager for the final rehearsal.”
(リードダンサーはイベントマネージャーと最終リハーサルのスケジュールを調整しました。) - “Several professional dancers were interviewed for the promotional campaign.”
(プロのダンサー数名が、宣伝キャンペーンのためにインタビューを受けました。)
(3) 学術的 / アカデミックな文脈での例文
- “Researchers observed the muscle development of professional dancers over a six-month period.”
(研究者たちは、6ヶ月にわたってプロのダンサーの筋肉の発達を観察しました。) - “The conference on performing arts featured a panel of renowned dancers and choreographers.”
(舞台芸術に関する会議では、有名なダンサーや振付師によるパネルディスカッションが行われました。) - “This study aims to analyze the psychological impact of injuries on dancers’ performance.”
(本研究は、ダンサーのパフォーマンスにおけるケガの心理的影響を分析することを目的としています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- performer(パフォーマー)
- 一般的に舞台で何かを演じる人を指します。「dancer」は踊りに特化した表現。
- 一般的に舞台で何かを演じる人を指します。「dancer」は踊りに特化した表現。
- entertainer(エンターテイナー)
- 幅広い芸能活動をする人。ダンスに限定しないためやや意味が広い。
- 幅広い芸能活動をする人。ダンスに限定しないためやや意味が広い。
- artist(アーティスト)
- 音楽、美術、ダンスなどクリエイティブな活動全般をする人。
反意語 (Antonyms)
- 直接的な反意語は特にありませんが、「audience(観客)」や「spectator(観客)」は立場的に反対の位置にあると言えます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- イギリス英語 (BrE): /ˈdɑːn.sər/
- アメリカ英語 (AmE): /ˈdæn.sɚ/
- イギリス英語 (BrE): /ˈdɑːn.sər/
- 強勢 (アクセント): 「dán-cer」の最初の音節にアクセントがあります。
- よくある発音ミス:
- “dance” の部分を「ダンス」とカタカナ発音しないように注意しましょう。
- イギリス英語では “dance” の母音がより長め(ダーンサー)。 アメリカ英語では “æ” に近く「ダンサー」に聞こえます。
- “dance” の部分を「ダンス」とカタカナ発音しないように注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「dancer」を「danser」や「dancerr」などと間違えないように気をつけましょう。
- 同音異義語: とくにありませんが、「dance(ダンス)」と混同して使わないようにしましょう。「dance」は動詞/名詞、「dancer」は人を指す名詞です。
- 試験対策: TOEICや英検などで職業分類が出た場合、 “dancer” は比較的わかりやすい単語ですが、職業リストの一つとしてしばしば登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「dance + er」で「踊る人」という、動詞 + “-er” で人を表す英語の定番パターンを覚えましょう。
- イメージとして、「音楽に合わせて踊っている姿」を思い浮かべておくと記憶に残りやすいです。
- 「dancer」という単語をノートに書いて、動詞形の「dance(踊る)」との違いを明確にしておくと混同を防げます。
以上が名詞「dancer」の詳細解説です。ダンスに興味がある方は、他のダンス関連語も一緒に覚えてみてください!
意味のイメージ
意味(1)
踊り子,ダンサー,舞踊家
復習用の問題
英語 - 日本語
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