最終更新日:2025/11/17

【副】後で, 次に, 続いて / (前の記述を受けて)その後, 結果として

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subsequently

【副】後で, 次に, 続いて / (前の記述を受けて)その後, 結果として

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彼は仕事を終えて、後でオフィスを出た。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: subsequently

品詞: 副詞 (adverb)

意味(英語): afterward; later; following something that has happened

意味(日本語): 後で、その後に、次いで

「ある出来事の後に続いて起こること」を表す単語です。書き言葉、会話の両方で使えますが、ややフォーマルな響きがあります。

活用形


  • 副詞なので、時制や人称による変化はありません。

他の品詞形


  • 形容詞形: subsequent(後の、続いて起こる)


    • 例: “subsequent events” (その後の出来事)


  • 名詞形: subsequence(連続すること、後に続くもの)

    ただし日常的にはあまり使われません。

難易度(CEFR レベル)


  • B2: 中上級

    日常会話でも使うことはありますが、論文やビジネス文書など、少しフォーマルな場面で目にしやすい単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: subsequent (形容詞: 「後に続く」「次に来る」)

  • 接尾辞: -ly (形容詞を副詞にする接尾辞)

派生語や類縁語


  • subsequent (形容詞): 後続の、次に来る

  • consequently (副詞): その結果として

  • subsequence (名詞): 連続するもの(やや専門的)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. subsequently decided(その後決定された)

  2. subsequently discovered(その後発見された)

  3. subsequently found(その後見つかった)

  4. subsequently proven(その後証明された)

  5. subsequently announced(その後発表された)

  6. subsequently became(その後~になった)

  7. subsequently realized(その後気づいた)

  8. subsequently changed(その後変わった)

  9. subsequently published(その後出版された)

  10. subsequently arrested(その後逮捕された)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “subsequi” (sub-「後に」+ sequi「続く」) が由来。

  • 歴史的背景: 「~の後を続く」という意味が、時代を経て「次に起こる」「後に訪れる」を表す語になりました。

  • ニュアンスや使用上の注意: “afterwards” よりも少しフォーマルな響きがあります。文章で使われることが多いですが、かしこまった会話や報告でも用いられます。カジュアルな会話では “then” や “later” を使うことが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 副詞なので、主に文全体や動詞・形容詞を修飾する使い方をします。

  • 使用シーン: 報告や物事の時系列を述べるときによく使われます。比較的フォーマルからセミフォーマルな文脈でよく見られます。

例: 構文


  1. 主語 + 動詞 + subsequently + 動詞の過去分詞句


    • 例: “He was questioned and subsequently released.”


  2. subsequently, 主語 + 動詞…


    • 例: “Subsequently, they decided to move forward with the project.”



5. 実例と例文

日常会話で使える例文(3つ)


  1. “I lost my keys and subsequently had to call a locksmith.”

    (鍵をなくしてしまったので、その後鍵屋を呼ばなければなりませんでした。)

  2. “He got stuck in traffic and subsequently missed the movie.”

    (彼は渋滞にはまってしまい、その後映画を見逃しました。)

  3. “She forgot her wallet and subsequently borrowed money from me.”

    (彼女は財布を忘れてしまい、その後私からお金を借りました。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “The marketing strategy was revised and subsequently approved by the board.”

    (マーケティング戦略は修正され、その後取締役会に承認されました。)

  2. “They launched a pilot program and subsequently expanded it nationwide.”

    (彼らはパイロットプログラムを開始し、その後全国的に拡大しました。)

  3. “The client raised several concerns, and we subsequently modified the proposal.”

    (クライアントからいくつか懸念が示されたため、その後提案を修正しました。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The researchers collected data over six months and subsequently analyzed the results.”

    (研究者たちは6カ月かけてデータを収集し、その後結果を分析しました。)

  2. “The theory was initially dismissed but was subsequently validated by new evidence.”

    (その理論は最初は退けられましたが、その後新しい証拠によって立証されました。)

  3. “He conducted experiments in various conditions and subsequently published his findings.”

    (彼はいろいろな条件下で実験を行い、その後研究成果を発表しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. afterwards (afterward): 後で(よりカジュアル)

  2. later: 後で(時系列的に単純に後)

  3. then: そしてそれから(より口語的)

  4. thereafter: その後(フォーマルで法律や契約書などでも使われる)

  5. consequently: その結果として(理由・結果を強調)

“subsequently” は、理由や結果というよりは、「単純に続いて行われること」を表す点で “consequently” とはニュアンスが少し異なります。

反意語 (Antonyms)


  • 特定の「反意語」というよりは “previously” や “beforehand” が対となる表現になります。


    • previously(以前に)

    • beforehand(前もって)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈsʌb.sɪ.kwənt.li/

  • 強勢 (アクセント): “sub-se-quent-ly” で “se” の部分にストレスが来るイメージ

  • アメリカ英語/イギリス英語: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “quənt” 部分が比較的カジュアルに発音されることがあります。

  • よくある発音ミス: “sub-se-quent-ly” の真ん中を「サブシークエントリー」のように伸ばしすぎに注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “subsequently” の “e” と “u” の順番を間違いやすい(subse*qe*ntly など)。

  • 同音異義語は特にありませんが、“consequently” とつづりが似ているので混同しやすいです。

  • 試験対策: TOEIC や英検などでは、文章中での「時系列表現」を問う問題で登場することがあります。読解問題で “subsequently” が指し示す事柄を理解できるかが問われることが多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「SUBmarine(潜水艦)」が「下へ潜る」の “sub” と同じ語根で、「続いて何かが起こる」という流れを思い浮かべると覚えやすいです。

  • スペリングのポイント: sub(下・続いて)の後に sequent(続く)+ ly(副詞)という構造。「サブ」+「シクエント」+「リー」と分解して練習してみましょう。

  • 勉強テクニック: 「イベントが終わって ‘subsequently’(後続して起こる)」と、実際の生活場面に紐づけて例文を作ってみると定着しやすいです。


以上が “subsequently” の詳細解説です。文章や公的な場面で「その後」「次に起こること」を示す時にとても便利な単語なので、時系列の説明をする際に取り入れてみてください。

意味のイメージ
subsequently
意味(1)

後で,次に,続いて

意味(2)

(前の記述を受けて)その後, 結果として

基礎英単語(NGSL) / 英訳 / 記述問題

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