最終更新日:2025/12/03

教師,指導者 / 《米》(大学の)専任講師(assistant professorの下位の職)

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元となった辞書の項目

instructor

名詞

教師,指導者 / 《米》(大学の)専任講師(assistant professorの下位の職)

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解説

1. 基本情報と概要

単語: instructor

品詞: 名詞 (countable noun)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2(中上級): 日常会話は自由にできるが、抽象的な話題や専門的なテーマでは少し難しいレベル

意味 (英語)

Someone who teaches a skill or a subject; a person who instructs others.

意味 (日本語)

技能や科目について教える人。学習者に指導や訓練を行う役割を担う人のことです。学校や大学、スポーツジム、運転教習など、さまざまな場面で用いられます。

ややフォーマルな響きがあり、「指導者」というニュアンスが強いです。

活用形


  • 単数形: instructor

  • 複数形: instructors

他の品詞との関連


  • 動詞: to instruct(指示・指導する)

  • 名詞: instruction(指示、教育)、instructing(指導すること)

  • 形容詞: instructive(教育的な、有益な)


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • instruct(指導する) + -or(~する人)

    「指導を行う人」を表す接尾語 -or がついている形です。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. language instructor


    • (語学のインストラクター)


  2. fitness instructor


    • (フィットネス・インストラクター)


  3. driving instructor


    • (自動車教習の教官)


  4. experienced instructor


    • (経験豊富なインストラクター)


  5. certified instructor


    • (資格を持ったインストラクター)


  6. flight instructor


    • (飛行訓練の教官)


  7. lead instructor


    • (主任インストラクター / リードインストラクター)


  8. online instructor


    • (オンライン講師)


  9. professional instructor


    • (専門的なインストラクター)


  10. ski instructor


    • (スキーのインストラクター)



3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の「instruere(準備する、教える)」からきています。

    “in-(中へ)” + “struere(積み上げる)” という要素が合わさって、「教えて築きあげる」というイメージが根底にあります。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「teacher」(先生)よりは範囲が限定され、技能や専門分野を指導するイメージが強いです。日常的な「先生」というよりは、技術指導など特定の分野における「指導員・講師」の意味合いがあります。

  • フォーマル/インフォーマルどちらでも使用できますが、職業を表すときはフォーマルな場面で使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  1. “instructor” は可算名詞 (countable) なので、冠詞 (an instructor, the instructor) や複数形 (instructors) として扱われます。

  2. 場面に応じて複数形 (instructors) で総称的に「インストラクターたち」を指すことも多いです。

イディオムや構文例


  • “serve as an instructor” (インストラクターとしての役割を果たす)

  • “work as an instructor” (インストラクターとして働く)


5. 実例と例文

1) 日常会話での例文


  1. “I just started taking lessons with a new yoga instructor. She’s really friendly!”


    • 「新しいヨガのインストラクターの授業を受け始めたんだけど、とても親切だよ!」


  2. “My driving instructor is very patient when I make mistakes.”


    • 「私がミスをしても、私の運転教官はとても我慢強いんだ。」


  3. “The gym instructor showed me how to use the machines properly.”


    • 「ジムのインストラクターが、マシンの正しい使い方を教えてくれた。」


2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We hired a professional instructor to train our employees on the new software.”


    • 「私たちは新しいソフトウェアの研修のために、専門のインストラクターを雇いました。」


  2. “Our lead instructor will conduct the workshop tomorrow.”


    • 「明日は主任インストラクターがワークショップを行います。」


  3. “He works as an instructor, providing courses for corporate clients.”


    • 「彼は講師として働いていて、企業向けにコースを提供しています。」


3) 学術的な文脈での例文


  1. “The university employs several adjunct instructors to teach specialized courses.”


    • 「その大学は専門科目を教えるために、非常勤のインストラクターを複数雇っています。」


  2. “Our lab instructor emphasized safety procedures during experiments.”


    • 「私たちの実験室の指導員は、実験中の安全手順を強調していました。」


  3. “As a language instructor, she developed innovative teaching materials to help students.”


    • 「言語講師として、彼女は学生を助けるために革新的な教材を開発しました。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. teacher (教師)


    • 一般的な「先生」というニュアンス。学校の教師のように広い意味で使われます。


  2. tutor (家庭教師・個人指導者)


    • 個別指導や少人数の指導をするイメージが強いです。


  3. mentor (指導者、助言者)


    • 実務経験や人生指南の面で先導する人。より親密なアドバイスをする感じがあります。


  4. trainer (トレーナー・教官)


    • スポーツやビジネススキルなど、特定スキルをトレーニングさせる人。


反意語


  • 直接的な反意語はありませんが、学ぶ側の “student(生徒)”、 “trainee(訓練生)” が対になる存在です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(米音): /ɪnˈstrʌk.tər/

  • IPA(英音): /ɪnˈstrʌk.tə/

アクセント


  • “in-STRUC-tor” のように、第二音節 “struc” にアクセントが置かれます。

アメリカ英語とイギリス英語の違い


  • アメリカ英語では語尾の “-tor” の “r” をはっきり発音します。

  • イギリス英語では語尾の “r” は弱く、ほぼ母音のように聞こえることがあります。

よくある発音ミス


  • “in-stur-ctor” のように、余計な音を入れてしまうことがあります。子音連結 /str/ に注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスとして “instructer” と書いてしまうことがあるので、しっかり “-tor” と覚えましょう。

  • “instruction” や “construct” などの単語と混同しがちな場合がありますが、意味とスペリングを関連付けて覚えるとミスを減らせます。

  • TOEICや英検などでは、職種や役職を表す語彙問題で出題されることがあり、他の職業名(teacher, trainerなど)と区別できるかを問われる場合があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「instruct(指導する)」 + 「-or(人を表す)」 → “指導する人”。

  • 「先生(teacher)」とは少し違い、より「専門的指導」という雰囲気をイメージするとよいでしょう。

  • スペリング覚え方: “instru*ct* + or” の部分を一塊として覚えるとミスを減らせます(“in-STRUC-tor” と区切る)。


以上が “instructor” の詳細です。スポーツや運転、さまざまな技術教育の場面で使える便利な単語なので、しっかり覚えておきましょう。

意味のイメージ
instructor
意味(1)

教師,指導者

意味(2)

《米》(大学の)専任講師(assistant professorの下位の職)

ビジネス英単語(BSL) / 英訳 / 4択問題

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