最終更新日:2025/12/05

浴室,ふろ場 / 便所(toilet)

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元となった辞書の項目

bathroom

名詞

浴室,ふろ場 / 便所(toilet)

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トイレに行く必要がある。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: bathroom

品詞: 名詞

CEFRレベル目安:A2(初級)

(「bathroom」は日常生活でよく見聞きする単語ですが、場所を指す語なのでA2レベルの目安としています。)

意味(英語)

A room containing a bathtub or a shower (and usually also a toilet and sink).

意味(日本語)

浴槽やシャワーがあり、トイレや洗面台なども備わっている部屋のことです。「お風呂+トイレ」がひと続きになっていることが多いアメリカ式の住宅などでよく使われます。英語圏ではトイレを指して「bathroom」と言う場合も多いので「お手洗い」に近いニュアンスで使われる場合もあるので、注意しましょう。

主な活用形


  • 単数形: bathroom

  • 複数形: bathrooms

派生や他の品詞形


  • 「bath」(名詞)+「room」(名詞)の組み合わせでできた合成語です。

  • 「bath」は動詞としても使われる(英国英語で「入浴する」の意)の場合がある(米国英語ではあまり一般的ではない)。

  • 「bathe」(動詞) は「(人が)入浴する」の意味です。 ※スペルに注意


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成: 「bath」(浴槽・入浴)+「room」(部屋)

  • 「bathroom」は「入浴のための部屋」という原意を持ちますが、英語圏(特にアメリカ)では「トイレを含む部屋」を指すことも多いため、「お手洗い」あるいは「化粧室」のような意味でも使われます。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. clean the bathroom

    (バスルームを掃除する)

  2. use the bathroom

    (トイレに行く、またはバスルームを使う)

  3. bathroom mirror

    (バスルームの鏡)

  4. bathroom scale

    (体重計)

  5. bathroom sink

    (洗面台)

  6. bathroom cabinet

    (バスルームのキャビネット、洗面所の棚)

  7. bathroom break

    (トイレ休憩)

  8. shared bathroom

    (共同バスルーム)

  9. ensuite bathroom

    (部屋に直接つながっているバスルーム)

  10. public bathroom

    (公共のバスルーム・トイレ)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「bath」が古英語の “bæþ” から来ており、「room」(部屋)との複合により、「入浴のための部屋」を意味するようになりました。

  • 歴史的背景: 米国やカナダなどで、家の中にあるトイレも含む部屋を「bathroom」と呼ぶのが一般的になったため、実際には入浴の機能がなくても「bathroom」と言うことがあります。

  • 注意点:


    • アメリカ英語では「bathroom」と言えばトイレを含む部屋全般を指すことが多いため、外出先で「Where is the bathroom?」と聞くと「お手洗いはどこですか」という意味になります。

    • イギリス英語では「toilet」や「loo」なども日常的に使われますが、イギリス人でも「bathroom」と言えば「バスタブやトイレがある部屋」というイメージがわきます。


  • フォーマル / カジュアル: 一般的にカジュアルな会話でもビジネスでも状況に応じて使われますが、よりフォーマルな文書では「restroom」や「lavatory」など、より直接的にトイレを指す言葉の方が選ばれる場合があります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞:

    「bathroom」は可算名詞です。複数形は「bathrooms」。

  • 一般的な構文例


    • “(動詞) + the bathroom” → “clean the bathroom”, “use the bathroom” のように目的語として用いられる。

    • “the bathroom + (動詞)” → “The bathroom smells great after the renovation.” のように主語で使われることもある。


  • イディオム:

    直接のイディオムとしては少ないものの、「bathroom break」(トイレに行く休憩)などは定着した表現です。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Could you tell me where the bathroom is?”

    (バスルームはどこにありますか?)

  2. “I need to clean the bathroom every weekend.”

    (毎週末、バスルームを掃除しなきゃ。)

  3. “I forgot my phone in the bathroom!”

    (バスルームにスマホを置き忘れちゃった!)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Excuse me, where is the nearest bathroom in this office?”

    (すみません、このオフィスで一番近いトイレはどこですか?)

  2. “We have separate bathrooms for staff and guests.”

    (スタッフ用と来客用でトイレが分かれています。)

  3. “Please ensure the bathroom is kept clean for the clients.”

    (クライアントのためにバスルームを清潔に保ってください。)

学術的/フォーマルな文脈での例文


  1. “The design of modern bathrooms reflects changes in hygiene standards.”

    (現代のバスルームの設計は衛生基準の変化を反映しています。)

  2. “Public bathrooms must adhere to accessibility regulations.”

    (公共のトイレはアクセシビリティ規則を順守しなければなりません。)

  3. “The evolution of bathrooms can be traced back to ancient Roman bathhouses.”

    (バスルームの進化は古代ローマの浴場にまでさかのぼることができます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. restroom


    • 日本語訳: トイレ/化粧室

    • アメリカ英語で公共のトイレに対して使われることが多い。よりフォーマル。


  2. washroom


    • 日本語訳: 洗面所/トイレ

    • カナダなどでよく使われる呼称。手を洗う設備がある部屋。


  3. lavatory


    • 日本語訳: トイレ

    • よりフォーマルまたは飛行機などで使われる名称。公共機関やビジネス文書などでも見かける。


  4. toilet


    • 日本語訳: トイレ

    • 英国英語で特によく使われるが、直接的に「便器、洗浄機能」を指すニュアンスがある。


反意語


  • 日常使用で「bathroom」の反意語は特にありません。ただし、全く違う部屋や場所を表わすときは単純に「kitchen」(キッチン)や「bedroom」(寝室)などを挙げるという比較はできます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • アメリカ英語: /ˈbæθruːm/ または /ˈbæθrʊm/

    • イギリス英語: /ˈbɑːθruːm/


  • アクセント位置: “bath” の部分に強勢があります(BÁTH-room)。

  • よくある発音ミス:


    • “a” の部分を「ア」や「エー」と曖昧にしてしまうこと。

    • イギリス英語での “ɑː” とアメリカ英語での “æ” の違いが混同されがち。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “bathroom” の途中に “r” を入れ忘れたり、 “bathrrom” などと綴りを間違えないように注意。

  • 同音異義語との混同: 「bathroom」と同音異義語は通常ありませんが、「bath」と「bathe」の発音・綴りの違いには要注意。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも、オフィスや施設案内などのリスニングや読解問題で「Where is the bathroom?」などのフレーズが出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「bath」(風呂)+「room」(部屋)=「bathroom」。イメージとしては「バスタブやシャワーのある『お風呂部屋』」と考えると覚えやすいです。

  • アメリカでは「トイレも含む水回り空間」というように幅広く指すことを意識しておくと混乱を防げます。

  • 「Where is the bathroom?」は旅行中にもよく使うフレーズなので、セットで覚えておくと便利です。


以上が 「bathroom」 の詳細な解説です。日本語で意味を覚えるときは「お風呂やトイレのある部屋」という前提ですが、英語圏では「トイレ」の意味でも一般的に使われる点に気をつけましょう。学習や会話シーンでぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
bathroom
意味(1)

浴室,ふろ場

意味(2)

便所(toilet)

TOEIC英単語(TSL) / 英訳 / 4択問題

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