最終更新日:2025/12/05
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元となった辞書の項目

subway

名詞

《米》地下鉄(《英》underground, tube) / 地下道(underpass)

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私は仕事への地下鉄を乗りました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: subway

品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

意味 (英語): An underground railway system, especially in a city.

意味 (日本語): 地下鉄。主に都市部で、地下を走る鉄道を指します。


例えば、ニューヨークや東京のような大都市では、移動に利用される便利な公共交通機関のことです。

「subway」という言葉は主にアメリカ英語で「地下鉄」を意味しますが、イギリス英語では「underground」「tube」が使われることが多いです。


活用形:


  • 名詞なので、形としては基本的に “subway” が単数形、複数形は “subways” となります。

  • 他の品詞としては、特に動詞形・形容詞形などは一般的にはありません。

CEFRレベルの目安: A2(初級)


  • 「バス」「タクシー」などと同レベルで比較的早い段階で学ぶ交通手段に関する単語ですが、アメリカ英語特有の言い方として学ぶとよいでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • sub- (下に)

  • way (道)

直訳すると「地下の通路(道)」という意味合いになります。実際には、地下に敷設された鉄道システムを指すことがほとんどです。

派生語・類縁語:


  • “underground” (英国では地下鉄を指す言い方)

  • “tube” (ロンドンの地下鉄を指す口語)

コロケーション(よく使われる共起表現)10個:


  1. take the subway(地下鉄に乗る)

  2. ride the subway(地下鉄に乗る)

  3. subway station(地下鉄の駅)

  4. subway line(地下鉄路線)

  5. subway map(地下鉄の路線図)

  6. subway platform(地下鉄のホーム)

  7. crowded subway(混雑した地下鉄)

  8. subway fare(地下鉄の運賃)

  9. subway system(地下鉄網)

  10. subway entrance(地下鉄の入り口)


3. 語源とニュアンス

語源:

「sub」はラテン語由来で「下に、地下の」を意味し、「way」は「道、方法」を意味します。もともとは都市の道路の地下を通る通路や路線という意味合いで使われはじめました。

ニュアンス・使用上の注意:


  • アメリカ英語では一般的に「地下鉄」を指す際に subway を使います。

  • イギリス英語で subway と言うと「歩道の地下通路(歩行者用アンダーパス)」をさすことがありますので、イギリスでは「underground」や「tube」を意識して使うと誤解が少ないです。

  • 実際の日常会話では非常にカジュアルに使われる単語ですが、「市営の地下鉄の総称」としてもよく使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞ですので、数える場合は “a subway” / “two subways” のように形を変えられます。

  • ただし、「地下鉄」という概念全体を指す場合には無冠詞で使うこともあります(“I go by subway.” = 「地下鉄で行きます」)。

  • 他動詞・自動詞の使い分けはありません(名詞のみ)。

主な構文例:


  • “I take the subway to work every morning.”

  • “She always prefers the subway over buses.”

フォーマル / カジュアル:


  • どちらかといえばカジュアルな表現です。ビジネスメールなどで「地下鉄」を言及する場合でも特段フォーマルさが求められない状況であれば問題なく使用できます。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル)


  1. “I usually take the subway instead of driving.”

    (私は運転する代わりに、たいてい地下鉄を利用します。)


  2. “The subway was super crowded this morning.”

    (今朝の地下鉄はすごく混んでいました。)


  3. “Let’s meet at the subway station near your house.”

    (あなたの家の近くの地下鉄の駅で会いましょう。)


ビジネス (少しフォーマル)


  1. “The client suggested we take the subway to avoid traffic.”

    (渋滞を避けるために、顧客は地下鉄を利用するよう提案してきました。)


  2. “There’s a direct subway line from the hotel to our office.”

    (ホテルからオフィスまで直通の地下鉄路線があります。)


  3. “If you’re unfamiliar with the city, using the subway map might help.”

    (その都市になじみがない場合、地下鉄の路線図を使うと役立つと思います。)


学術的 / 公共関係 (フォーマル)


  1. “A well-developed subway system can significantly reduce urban traffic congestion.”

    (整備された地下鉄網は、都市部の交通渋滞を大幅に減らすことができます。)


  2. “Researchers conducted a survey on passenger satisfaction in the city’s subway network.”

    (研究者たちは、その都市の地下鉄網における乗客満足度の調査を実施しました。)


  3. “The government plans to expand the subway routes to suburban areas.”

    (政府は郊外地域まで地下鉄路線を拡張する計画を立てています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  1. “underground” (地下鉄 / 英国で主に使われる)


    • ニュアンス: イギリス英語で地下鉄という場合は “underground” がよく使われます。


  2. “metro” (主に他の国の地下鉄 / フランスやロシアなど)


    • ニュアンス: パリなど欧州圏では “metro” と呼ばれるケースがあります。


  3. “tube” (主にロンドン地下鉄 / 口語)


    • ニュアンス: ロンドンのみで使われる呼び方。


反意語:


  • 厳密な反意語はありませんが、地下鉄でない地上列車を “overground train” と表現することがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • アメリカ英語: /ˈsʌbweɪ/

  • イギリス英語: /ˈsʌbweɪ/ (ほぼ同じ)

強勢(アクセント):


  • 第1音節「sub」にアクセントがあります: SUB•way

よくある発音の間違い:


  • 「サブウェイ」のように発音されますが、最初の “s” と “u” をしっかり区切ること (sʌb) がポイント。

  • 末尾の “way” は「ウェイ」と伸ばす感じで発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルは “sub” + “way” なので、間に「b」を入れ忘れないように。

  • イギリスで “subway” と言うと、歩行者用の地下道を指すことが多い点に注意。そのため、イギリスで「地下鉄」に乗ると言いたい場合は “underground” や “tube” を使うようにしましょう。

  • TOEIC・英検などの試験でも、交通手段の一つとして登場する場合があります。「by subway」「take the subway」という表現が出題されがちです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「サブウェイ」と言う店名(サンドイッチチェーン)でもおなじみなので、地下鉄をモチーフにしたロゴを思い浮かべて覚えるのも手です。

  • “sub” = “潜水艦” (submarine) や “下に” というイメージ、「way」 = “道” というイメージを組み合わせると「地下の道 ⇒ 地下鉄」と覚えられます。

以上が名詞「subway」の解説です。都市での移動手段として頻出単語ですので、ぜひ覚えて活用してください。

意味のイメージ
subway
意味(1)

《米》地下鉄(《英》underground, tube)

意味(2)

地下道(underpass)

TOEIC英単語(TSL) / 和訳 / 4択問題

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