最終更新日:2024/06/11
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ghost

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元となった辞書の項目

ghost

名詞

幽霊,亡霊,死者の霊 / (…の)ほんのわずか《+of+名》 / (…の)幻,面影《+of+名》 / =ghost writer / (テレビの画面の)ゴースト / =ghostwrite

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: ghost

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): The spirit of a dead person, often imagined as a vague or shadowy form that can appear to the living.

意味(日本語): 死者の霊体や魂、ぼんやりとした姿で人々の前に現れる存在のことです。

こういう場面で使われる:ホラー映画やお化け屋敷など、恐怖や超常現象を表現するときに使われることが多い単語です。「幽霊」として、怪談話などでも頻出です。

活用形


  • 単数形: ghost

  • 複数形: ghosts

他の品詞としての例


  • 動詞: “to ghost (someone)” — SNSやメッセージでやり取りしていた相手に急に返信しなくなる行為を指す。(例: He ghosted me after our first date.)

  • 形容詞: “ghostly” — 幽霊のような、霊的な、不気味な。

CEFRレベル


  • B1 (中級): 日常会話や娯楽の場面で目にすることが多い語彙です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「ghost」にははっきりとした接頭語・接尾語はありません。語幹は “ghost” そのものです。

詳細な意味


  • 死者の魂または姿を指すことが多い。

  • 物理的な存在ではなく、現れては消える幻影のようなイメージ。

  • 心の中に残るイメージや記憶を「ghost」と表す比喩表現を使うこともある(例: the ghost of an idea)。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. ghost story(幽霊話、怪談)

  2. ghost town(住民がいなくなったゴーストタウン)

  3. ghost writer(ゴーストライター)

  4. ghost hunting(幽霊探し、心霊探索)

  5. give up the ghost(〈慣用〉死ぬ、息絶える / 機械などが壊れて動かなくなる)

  6. ghost image(残像)

  7. ghost ship(幽霊船)

  8. pale as a ghost(幽霊のように真っ白で)

  9. ghostly figure(幽霊のような人影)

  10. chasing ghosts(幻を追いかける、実体のないものを求める)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “gāst” に由来し、ドイツ語圏の Geist(精神、霊)と関連があります。古くは「生命力」「精神」の意味も含んでいたとされます。

使用時のニュアンスや注意点


  • “ghost” はホラー文脈では恐怖や神秘的なイメージを伴い、会話でもやや怖い、またはファンタジックな雰囲気を出したいときに使われます。

  • 口語でも文章でもよく使用されますが、怪談やストーリーなど、ややカジュアルまたは娯楽的なイメージで用いられることが多いです。フォーマルな文章では、オカルトについて言及するときやメタファーとして使われることがしばしばあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞として扱われ、a ghost / the ghost / ghosts などと冠詞や複数形をつけられます。

  • 他動詞・自動詞の区別はなく、名詞として文中で主語や目的語として用いられます。

  • “to ghost (someone)” のように動詞化して用いられる場合は、誰かに返信を途絶えるなどのスラング的な使い方になります。この用法はカジュアルな文脈が中心です。

イディオム・構文例


  • “to give up the ghost”: 「息絶える」「壊れて機能しなくなる」。


    • 例: My old laptop finally gave up the ghost yesterday.


  • “a ghost of a chance”: 「わずかな可能性、微かな望み」。


    • 例: We don’t have a ghost of a chance of finishing on time.



5. 実例と例文

5.1 日常会話(カジュアル)


  1. “I swear I saw a ghost in the hallway last night!”


    • 昨日の夜、廊下で幽霊を見たってば!


  2. “My sister is convinced our old house is haunted by a ghost.”


    • うちの古い家には幽霊が出るって、妹が確信してるの。


  3. “I love telling ghost stories around a campfire.”


    • キャンプファイヤーを囲んで怪談話をするのが大好きなんだ。


5.2 ビジネス(ややフォーマル・比喩表現など)


  1. “The project is dead; it’s just a ghost in the system now.”


    • そのプロジェクトは事実上終わっていて、今はシステム上で名目だけ残っているようなものですね。


  2. “We tapped a ghost writer for our CEO’s autobiography.”


    • CEOの自伝は、ゴーストライターに依頼しました。


  3. “The issue of unpaid invoices is like a ghost that keeps haunting our balance sheet.”


    • 未払い請求の問題は、バランスシートにつきまとい続ける幽霊のような存在です。


5.3 学術的文脈(論文・リサーチなど)


  1. “Folklore studies often examine the cultural significance of ghost sightings.”


    • 民俗学の研究では、幽霊の目撃談が文化的に持つ意義をしばしば検証します。


  2. “His paper analyzed the transition of ghost stories through the early modern period.”


    • 彼の論文は近世初期を通じた幽霊譚の変遷を分析したものです。


  3. “The concept of a ghost can be found in many mythologies worldwide.”


    • 幽霊という概念は、世界中の神話や伝承に見られます。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. spirit(霊)

  2. specter(幽霊、幻影)

  3. phantom(幻、幽霊)

  4. apparition(現れた幻影、亡霊)


  • “spirit” は人間の魂や精神のイメージが強い。

  • “specter” や “apparition” は少し文語的・幻想的で、文学やフォーマルな場面でよく見られる。

  • “phantom” は姿がはっきりしない幻影というニュアンスが強い。

反意語 (Antonyms)


  • 実体(physical being)や現実のもの(reality)


    • 例: “living person” (生きている人) は幽霊とは対になる存在。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • イギリス英語 (BrE): /ɡəʊst/

  • アメリカ英語 (AmE): /ɡoʊst/

強勢(アクセント)


  • 「ghost」の1音節目に強勢が置かれます。

  • イギリス英語では “ゴウスト”,アメリカ英語では “ゴウスト” というやや長めの母音 /oʊ/ の違いがあります。

よくある発音ミス


  • “gh” を “g” と発音せず「ゴースト」という音にすること。


    • “gh” の発音は単に /g/ で、 “h” はサイレントです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “gost,” “ghoest” などと間違える人がいるので注意。

  • 同音異義語との混同: 目立った同音異義語はありませんが、語中の “gh” を読み飛ばすミスなどに注意。

  • TOEICや英検など: “ghost” 自体は頻出単語ではないかもしれませんが、読解問題で「怪談」「ホラー文脈」の内容が出てくる場合に理解が必要。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “gh” に注意: 英語では “gh” が発音されない語がいくつか(例:thought, night)ありますが、「ghost」は “/ɡoʊst/” としっかり “g” の音を出します。

  • ビジュアルで覚える: ホラー映画のイメージや、お化けのマークを連想しましょう。

  • ゴーストのスペリングで “g-h-o-s-t” と簡単なメモをしておくと印象に残りやすいです。

以上が、名詞「ghost」の詳細な解説です。ぜひ、ホラーコンテクストや比喩表現など、さまざまなシーンで使ってみてください。

意味のイメージ
ghost
意味(1)

幽霊,亡霊,死者の霊

意味(2)

(…の)ほんのわずか《+of+

意味(3)

(…の)幻,面影《+of+

意味(4)

=ghost writer

意味(5)

(テレビの画面の)ゴースト

意味(6)

=ghostwrite

学術英単語(NAWL) / 発音問題

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