weekend
1. 基本情報と概要
英単語: weekend
品詞: 名詞 (countable/可算名詞)
意味(英語): The period of time at the end of a week, typically Saturday and Sunday.
意味(日本語): 一週間の終わりの期間を指し、主に土曜日と日曜日を含む時間帯を表す。
「週末にリラックスして過ごす時間」「土曜と日曜に仕事や学校が休みになるイメージが強い言葉」です。
- 活用形: 名詞なので、通常は “weekend(s)”(複数形)となります。
他品詞になった例:
- 形容詞的に使う場合:「weekend job」「weekend plans」など
- 動詞:「to weekend in the mountains」(稀な用法で、動詞的に「週末を〜で過ごす」と表現)
ただし、動詞用法は会話や文章で非常に限定的です。
- 形容詞的に使う場合:「weekend job」「weekend plans」など
CEFRレベルの目安: A1(超初心者)~A2(初級)
- 基本的な名詞で、日常会話レベルで頻繁に使われる単語になります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- week + end
- 「week」(週) + 「end」(終わり)が合わさった合成語です。
派生語・類縁語
- weekday(平日)
- weeklong(一週間にわたる)
- weeknights(平日の夜)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- spend the weekend – 「週末を過ごす」
- have a great weekend – 「素敵な週末を過ごす」
- plan for the weekend – 「週末の計画を立てる」
- long weekend – 「連休(週末+祝日など)」
- weekend break – 「週末の小旅行・ミニバケーション」
- weekend getaway – 「週末の小旅行」
- a quiet weekend – 「静かな週末」
- a busy weekend – 「忙しい週末」
- weekend schedule – 「週末の予定」
- weekend routine – 「週末の習慣」
3. 語源とニュアンス
語源
- week + end という合成語で 1870年代頃から使用例が見られます。
- 潜在的には産業革命後の労働形態の変化と共に「週末休暇」として意識されるようになってきた歴史があります。
ニュアンス・使用時の注意
- 休暇やレジャーの時間を連想させるポジティブでカジュアルな響きがあります。
- 「金曜の夜から日曜まで」を指すことも多く、人によっては「週末の始まり」を金曜夜とすることもあります。
使われるシーン
- 口語では日常会話で頻繁に使われ、気軽な表現です。
- 文章でもカジュアル〜フォーマル問わず使える一般的な単語ですが、ビジネス文書だと “on weekends” と書くことが多いです。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞 / 不可算名詞:
- 「this weekend」「next weekend」など「特定の週末」を示す場合は可算名詞ですが、状況によっては “during the weekend” のように扱うこともあります。
- 複数形 “weekends” もよく使われます。例: “I work on weekends.”
- 「this weekend」「next weekend」など「特定の週末」を示す場合は可算名詞ですが、状況によっては “during the weekend” のように扱うこともあります。
一般的な構文
- “I have plans for the weekend.”
- “How was your weekend?”
- “I’ll see you next weekend.”
- “I have plans for the weekend.”
イディオム
- “weekend warrior” – 「週末に趣味を頑張る人(週末ウォリアー)」
- “thank God it’s Friday (TGIF)” – 週末が来る喜びを表すフレーズ(“Friday”を含む表現ですが、週末の到来を祝う文脈で使われます)
- “weekend warrior” – 「週末に趣味を頑張る人(週末ウォリアー)」
フォーマル / カジュアル
- 基本的にどちらにも対応可能ですが、会話ではカジュアルに “Have a good weekend!” といった使い方が多いです。
- フォーマルなメールなどでも “Have a nice weekend” は失礼に当たらず、結びの挨拶としても使われます。
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
“I’m so glad it’s Friday. What are you doing this weekend?”
(金曜日になって嬉しいね。週末は何をするの?)“Let’s go hiking this weekend if the weather is nice.”
(天気が良ければ、週末にハイキングに行こうよ。)“I usually spend my weekends catching up on sleep.”
(私はたいてい週末は寝不足を解消して過ごします。)
ビジネスシーン
“I’ll finish these reports over the weekend if that’s all right.”
(差し支えなければ、この報告書は週末に仕上げます。)“Our offices are closed on weekends.”
(当社のオフィスは週末は閉まっています。)“Enjoy your weekend, and we’ll discuss the new project on Monday.”
(良い週末をお過ごしください。新しいプロジェクトは月曜日に話し合いましょう。)
学術的な/フォーマルな文脈
“Students are expected to review their notes over the weekend.”
(学生は週末にノートの復習をするとよいでしょう。)“The library remains open during the weekend for research purposes.”
(図書館は研究目的のために週末も開館しています。)“We are conducting weekend workshops aimed at continuing education.”
(継続教育を目的とした週末ワークショップを行っています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “days off” – 「休暇の日(複数の休み)」
- 週末だけでなく、平日でも休みの日がある場合に使える点が異なります。
- 週末だけでなく、平日でも休みの日がある場合に使える点が異なります。
- “holiday” – 「休日・祝日」
- 国や習慣によって意味合いが変わるため、必ずしも週末を指すわけではありません。
- 国や習慣によって意味合いが変わるため、必ずしも週末を指すわけではありません。
反意語
- “weekday” – 「平日」
- 週末ではなく月曜〜金曜の通常の勤務日・授業日を指します。
- 週末ではなく月曜〜金曜の通常の勤務日・授業日を指します。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈwiːk.end/
- アクセントの位置: 主に前半 “WEAK” の部分が強く発音され “WEE-kend” のように聞こえます。
- アメリカ英語とイギリス英語: 基本的には同じ発音ですが、イギリス英語の方が /ˈwiːk.ənd/ に近く聞こえることがあります。アメリカ英語では /ˈwiːk.end/ と発音する傾向が強いです。
- よくある間違い: 間に母音を入れすぎて「ウィーケ〜ンド」のようにのばしすぎる場合。自然に “WEE-kend” と区切って発音しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペル: “weekend” を “week-end” とハイフンを入れてしまう表現は古い形で、現在では一語が標準です。
- 同音異義語: 特に大きな同音異義語はありませんが、“weak end”(「弱い終わり」)と聞き間違えたりすることに注意。
- 試験対策: TOEICや英検でも「週末の予定」や「業務時間」に関連してよく登場する基本単語なので押さえておくべきです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「week」の終わり → 「weekend(週の終わり)」と、直感的なイメージで覚えやすいです。
- 「終わったら嬉しい→週末は自由!」というポジティブなイメージで結びつけると記憶にも残りやすいでしょう。
- 勉強テクニックとしては、平日・週末の予定管理に英語のスケジュール表を作り、「weekend」を目で見て覚えるのも効果的です。
以上が「weekend」の詳細解説です。週末を表す、とても日常で使いやすい単語なので、ぜひ様々な場面で活用してみてください。楽しんで学習していきましょう!
週末(通例金曜日の夕方から日曜日の夜まで);週末休暇
週末の
《状態・場所を表す副詞[句]を伴って》週末を過ごす;週末旅行をする