最終更新日:2025/06/23
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target

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元となった辞書の項目

target

名詞

〈C〉標的 / 攻撃目標 / 的 / 目標 / 到達目標

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解説

以下では、名詞としての“target”をできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: target

品詞: 名詞 (ただし動詞としても使われます)

意味 (英語 / 日本語)


  • (英) “A goal or object aimed at; something that one intends to achieve or shoot at.”

  • (日) 「目標や標的のこと。実行すべき課題や狙い撃つ的などを指します。」

たとえば「ビジネスで達成するべき数字の目標」や、「射的の的」のように、目標や狙いを示すときによく使われる単語です。基本的には「到達したい目標」や「焦点」といったニュアンスがあります。

活用形

名詞としての“target”に複数形は “targets” となります。

動詞形としては “to target” があり、-s, -ed, -ing などの形になります。

例) target - targets - targeted - targeting

他の品詞になった時の例


  • 動詞: “to target” (~に狙いを定める、~を対象とする)

    例) “The new product targets young adults.”

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): “target”は日常会話やビジネスシーンなど、幅広く耳にする単語です。中級レベルの英語学習者にとっても、比較的早い段階で覚えておきたい単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源的には “targe” (盾) と関連があり、古フランス語 “targe” から来ているとされます。明確な接頭語・接尾語があるわけではありません。

派生語・関連語


  • to target (verb): ~を狙う、~を対象にする

  • targeted (adj): 狙いを定めた、特定の対象に向けた

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. target audience(ターゲットとなる視聴者/顧客層)

  2. target market(ターゲット市場)

  3. target goal(目標とするゴール)

  4. target date(目標日)

  5. target group(対象グループ)

  6. hit the target(目標を達成する、的に当たる)

  7. set a target(目標を設定する)

  8. miss the target(目標を逃す、外す)

  9. on target(目標に合致している、正確である)

  10. off target(目標から外れている、的外れな)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中世英語 “target” は古フランス語の “targe” (盾) に由来しており、攻撃の的になる盾から「標的」や「狙い」を意味するようになったという説があります。

  • ニュアンス: 具体的な物理的「標的」のほか、抽象的な「達成すべき目標」として使われます。多くの文脈で使えるため、日常会話からビジネス、学術文章で幅広く用いられます。

  • 使用時の注意点:


    • カジュアルな場面:友人との目標設定など

    • ビジネスシーン:売上目標やプロジェクトの目標など

    • 文章/レポート:レポートや研究目的における目標設定など



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞 (countable noun): “a target” / “the target” / “targets”

  • 一般的な構文:


    • “to set a target” = (目標を設定する)

    • “to hit a target” = (目標を達成する / 的に当てる)


  • イディオムやフレーズ:


    • “move the target/goalposts” = 目標や基準を途中で変える (相手を困らせる時に使う表現)


  • 形式:


    • フォーマルでもインフォーマルでも使いやすい単語です。

    • 動詞として使う場合は他動詞として目的語を取ります。

      例) “We will target younger customers.”



5. 実例と例文

日常会話での例 (3つ)


  1. “I’ve set a target to run five kilometers every day.”

    (毎日5キロ走るという目標を立てたよ。)

  2. “Is your target for this month still the same, or has it changed?”

    (今月の目標はまだ同じ?それとも変わった?)

  3. “I finally hit my weight-loss target!”

    (ついに減量目標を達成したよ!)

ビジネスシーンでの例 (3つ)


  1. “Our sales target for this quarter is quite ambitious.”

    (今期の売上目標はかなり高めです。)

  2. “We need to identify our target audience more clearly for the new campaign.”

    (新しいキャンペーンのためにターゲット層をもっと明確にする必要があります。)

  3. “If we don’t meet our target, we’ll have to cut costs next quarter.”

    (目標に達しなければ、来期はコスト削減をしなければなりません。)

学術的な文脈での例 (3つ)


  1. “The research project’s primary target is to develop a more efficient vaccine.”

    (この研究プロジェクトの主要な目標は、より効率の高いワクチンを開発することです。)

  2. “We set a stringent target to reduce carbon emissions by 30% within five years.”

    (私たちは5年以内に炭素排出量を30%削減するという厳しい目標を設定しました。)

  3. “In our survey, we targeted a random sample of 500 participants.”

    (私たちの調査では、500人の参加者を無作為抽出の対象としました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. aim (狙い、目標)


    • “aim” は、どちらかというと「狙い」を強調します。


  2. goal (ゴール、目的)


    • “goal” は最終的に達成する目的に焦点を当てます。


  3. objective (目的、目標)


    • “objective”はビジネスやフォーマルなシーンでよく使われる硬めの表現です。


  4. purpose (意図、目的)


    • “purpose” は「行動の意図・理由」を示します。


  5. mark (的、記録目標など)


    • 本来は“印”という意味ですが、「目標を定める」というニュアンスでも使われます。


反意語 (Antonyms)

“target” の直接的な反意語はあまりはっきりしませんが、「目指すもの」という意味の反対概念としては “avoidance” (回避) のような単語が挙げられます。ただし、はっきりした反意語というよりは、文脈で対照的な概念を示す程度になります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈtɑːrɡɪt/


    • アメリカ英語: [ˈtɑrɡɪt](「タ(r)-ギット」のように “r” の発音が明確)

    • イギリス英語: [ˈtɑː(r)ɡɪt](「ターギット」に近い発音)


  • アクセント: 第一音節 “tar” に強勢があります。

  • よくある間違い:


    • 最後の “t” が弱くなる(「ターゲッ」のように聞こえる)

    • “r” の発音が曖昧になる



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “traget” や “tarbet” と間違えやすいので注意。

  • 動詞との混同: 名詞としての “target” と「~を狙う、対象にする」の動詞 “target” が同形なので、文脈から判断が必要。

  • 試験対策: TOEIC や英検などのビジネス・会話問題で、売上目標や学習目標としてよく登場する単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “的(まと)”のイメージ: “target” は「的」に向かって矢を放つイメージ。そこから「目標を定める」「狙いをつける」というイメージを覚えられます。

  • スペリングのポイント: 頭文字 “tar” (タール) と “get” (ゲット→手に入れる) がくっついたように見えるので、「タールをゲット=ターゲット」と覚えるなどの工夫をすると記憶に残りやすいかもしれません。

  • 勉強テクニック: 目標を立てる際に毎回 “target” を口に出してみると、自然に身につきやすくなります。


以上が名詞“target”に関する詳細な解説です。日常からビジネスまで幅広く使える便利な単語ですので、ぜひいろいろな場面で使ってみてください。

意味のイメージ
target
意味(1)

(鉄砲などの)標的,的,攻撃目標

意味(2)

(批評・軽べつなどの)的,種《+of+名》

意味(3)

(行為などの)目標,到達目標

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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