最終更新日:2025/02/25
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accommodation

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元となった辞書の項目

accommodation

名詞

〈U〉宿泊 / 《複数形で》(旅館などの) 宿泊設備 / 《...への》適応, 順応《to ...》 / 〈C〉便宜, 助け / 調停, 和解

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私は休暇のために適切な宿泊先を見つける必要があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: accommodation

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語)


  1. A place to stay or live, such as a room, house, hotel, or other types of living quarters.

  2. The provision of enough space or comfort for someone or something.

  3. An arrangement or adaptation made to suit a need, especially for convenience or assistance.

意味(日本語)


  1. 宿泊施設、部屋、家など、人が滞在・居住できる場所

  2. 人や物に十分なスペースや快適さを確保すること

  3. ある目的や必要に合わせて調整・適応すること

「accommodation」は、「宿泊施設」「調整・配慮」「便宜」などの意味を持つ名詞です。旅行先やホテルを予約するときや、誰かの状況に合わせて何かを調整するときなどに使われ、中立的でフォーマルな響きがあります。

活用形

名詞のため、「accommodation」のまま単数・複数形として使われる場合が多いです。ただし、イギリス英語では複数扱いをあまりしませんが、地域や文脈によっては複数形の “accommodations” が見られることもあります(特に北米)。

他の品詞形


  • 動詞形: accommodate (~を収容する、~を適応させる)

  • 形容詞形: accommodating (親切な、融通の利く)

CEFRレベル: B2(中上級)

旅行やビジネスの文脈でよく使われる、ややフォーマル寄りの単語であり、A1・A2レベルの初学者が頻繁に使う表現ではありません。


2. 語構成と詳細な意味


  • accommodation


    • 接頭語: なし

    • 語幹: “commod”(ラテン語の “commodus” = 都合のよい、適切な)

    • 接尾語: “-ation” (名詞形を作る接尾語)


派生語や類縁語


  • accommodate (動詞): 収容する、順応させる、融通する

  • accommodating (形容詞): 親切な、融通の利く

よく使われるコロケーションと関連フレーズ(10個)


  1. “provide accommodation” → (宿泊施設を提供する)

  2. “seek accommodation” → (宿泊先を探す)

  3. “temporary accommodation” → (一時的な宿泊施設)

  4. “student accommodation” → (学生用宿泊施設、学生寮)

  5. “luxury accommodation” → (高級宿泊施設)

  6. “accommodation costs” → (宿泊費)

  7. “accommodation facilities” → (宿泊設備)

  8. “make an accommodation for someone” → (誰かに便宜をはかる、配慮をする)

  9. “reasonable accommodation” → (合理的配慮)

  10. “find suitable accommodation” → (適切な住まい/宿泊施設を見つける)


3. 語源とニュアンス

語源:

ラテン語の “accommodatio” に由来し、“ad” (~へ) + “commodare” (適切にする、喜ばせる) が組み合わさった言葉です。元々は「適応」や「調整」といった意味合いがあり、そこから転じて「居場所を適切に提供する」という意味を持つようになりました。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • 「宿泊施設」や「住まい」の意味を指すときは、主にフォーマルな文脈で使われます。

  • 「配慮」や「調整」を示すときには、やや丁寧なニュアンスです。

  • 口語でも、旅行時やホテルの予約などの実用的な場面でよく用いられます。公的書類や案内文など、文章でも使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算名詞: イギリス英語では不可算扱いとして認識されることが多く、アメリカ英語では文脈によっては可算扱いされ“accommodations”という形も用いられます。

  • 一般的な構文例:


    • “We are looking for inexpensive accommodation.”

    • “Accommodation for the conference attendees is available at a discounted rate.”


フォーマル/カジュアル


  • フォーマルな書き言葉やビジネス文脈でも使われます。

  • 日常会話でも使われるが、“place to stay” などもう少し簡単な言い回しも多用されます。


5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “Do you know any cheap accommodation near the station?”

    駅の近くに安い宿泊施設を知ってる?


  2. “I found accommodation on a booking site for half price!”

    予約サイトで半額の宿泊先を見つけたよ!


  3. “They offered me free accommodation for one night.”

    一泊分の宿泊施設を無料で提供してくれたんだ。


ビジネスシーンでの例文 (3つ)


  1. “Please make sure all team members have suitable accommodation for the conference.”

    すべてのチームメンバーがカンファレンスのための適切な宿泊施設を確保できるようにしてください。


  2. “We need to discuss the accommodation arrangements for our overseas clients.”

    海外からのお客様の宿泊手配について話し合う必要があります。


  3. “The company provided accommodation for visiting executives.”

    会社は出張役員のために宿泊施設を用意しました。


学術的・その他のシーンでの例文 (3つ)


  1. “Researchers must ensure that animals have adequate accommodation in the laboratory.”

    研究者は、実験室で動物に適切な飼育環境(宿泊設備)を提供しなければならない。


  2. “Students often struggle to find affordable accommodation in big cities.”

    大都市では、学生が手頃な価格の宿泊施設を見つけるのに苦労することが多い。


  3. “The university guarantees on-campus accommodation for first-year students.”

    大学は1年生に対してキャンパス内の宿泊施設を保証している。



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “lodging” (宿泊・泊まる場所)


    • 「部屋を借りる」「宿泊施設を借りる」という意味が強い。少し古風な響き。


  2. “housing” (住居)


    • 「住む場所」全般を指す言葉で、建物や住居の概念が中心。公共政策などの話題によく使われる。


  3. “residence” (居住地・住宅)


    • 「公邸」や「居住地」としてややフォーマルで、特定の建物を指す場合に使われる。


  4. “shelter” (避難所・一時的な住まい)


    • 「緊急時に使う場所」という意味合いが強い。保護施設なども指す。


反意語 (Antonyms)


  • 特定の明確な反意語はありませんが、文脈によって “displacement” (退去、移動) や “homelessness” (ホームレス状態) が対照的な状況を表す場合があります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /əˌkɒməˈdeɪʃ(ə)n/ (イギリス英語), /əˌkɑːməˈdeɪʃ(ə)n/ (アメリカ英語)

  • アクセントは “-da-” の部分に強勢が置かれます: a-ccom-mo*DA*-tion

  • イギリス英語では第2音節 /kɒ/(コのような音)に、アメリカ英語では /kɑː/(カーのような音)に違いがあります。

  • スペルミスとしては “accomodation” のように “m” や “d” を1つだけにしてしまう間違いがよくあります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • よくあるスペルの間違い: “accomodation” (mやdを1つだけにしてしまいがち)

  • 発音の間違い: “a-kɔ-mə-…” と発音したり、ストレスを間違ったところに置いたりしないよう注意。

  • “accommodations” と複数形にするかどうかは英米で差があるため、試験などでは文脈に合わせて使用するとよいでしょう。

  • TOEICやIELTSなどでは、ビジネスや旅行のパートでよく見かける単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ac*commod*ation」には、cが2つ、mが2つ、dが1つ入ると覚えておきましょう。

  • 語源である “ad + commodus” (適切な) を思い出すと、「誰かに合わせて(ad)都合よく(commodus)する」と覚えやすいです。

  • ホテルの看板や旅行サイトで必ず目にする言葉なので、旅行や予約サイトのイメージとセットで覚えると定着しやすいでしょう。


以上が名詞「accommodation」の詳細解説です。宿泊関連や相手への配慮を表す際に、とても重宝する単語ですよ。ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
accommodation
意味(1)

〈U〉宿泊;《複数形で》(旅館などの)宿泊設備

意味(2)

〈C〉便宜,助け

意味(3)

〈U〉(…への)適応,順応《+to+

意味(4)

〈C〉調停,和解

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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