最終更新日:2025/11/14
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image

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元となった辞書の項目

image

名詞

(鏡に映った)像,(レンズによる)映像 / (心に浮かぶ)像,心像,イメージ / (絵・彫刻などによる人・動物などの)像,肖像;偶像《+of+名》 / (…に)そっくりの人(物)《+of+名》 / (…の)典型;(…の)化身《+of+名》 / (直喩(ちょくゆ)・隠喩などの)比喩 / …‘の'像を描く;…‘を'思い描く

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私は鏡に映った自分の像を見ました。

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解説

以下では、英単語 image(名詞)について、9つのステップに分けて詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語: image

品詞: 名詞(countable noun)

意味(英語): A visual representation or likeness of something or someone, such as a picture, photograph, or the way something/someone is perceived.

意味(日本語): 対象を視覚的に表したものや、頭の中で思い描く姿・印象を指します。例えば写真や絵であったり、社会の中で持たれる「印象」「評判」もこの単語で表現されます。「イメージが湧く」「ブランドイメージが良い」のように、人や物のビジュアル的・抽象的な姿を示す場面で使われます。

活用形:


  • 単数形: image

  • 複数形: images

※「image」は名詞ですが、ほかの品詞としては動詞(to image: 画像を作る、想像する)として使われることもまれにあります。ただし一般的には名詞形が主です。

例: “The software can image a hard disk.”(コンピュータ関連などの専門的文脈で「ハードディスクをイメージ化する」を指す)

CEFRレベル: B1(中級)

日常会話やメディアで頻出するため、ある程度英語に慣れてきた学習者が覚えておくと便利です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語源や構成:

    image はラテン語の “imago” が語源で、「姿形」「模倣」などの意味を持ちます。

    厳密には接頭語・接尾語が明確に分かれてはいませんが、同じ語幹を持つ派生語として以下があります。


    • imagine(動詞:想像する)

    • imagination(名詞:想像力)

    • imagery(名詞:比喩的表現・意象)

    • imaginable(形容詞:想像できる)


  • よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10選):


    1. brand image(ブランドイメージ)

    2. public image(世間におけるイメージ)

    3. mental image(頭に思い描くイメージ)

    4. digital image(デジタル画像)

    5. self-image(自己像・自分のイメージ)

    6. corporate image(企業イメージ)

    7. image processing(画像処理)

    8. distorted image(歪んだイメージ)

    9. iconic image(象徴的なイメージ)

    10. image consultant(イメージコンサルタント)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    ラテン語の “imago” を由来とし、フランス語 “image” を通じて英語に伝わりました。古くは「姿かたち」「偶像」のような意味合いで使われており、現在では「視覚的な物」「印象」など幅広い意味を持ちます。


  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 写真や絵など、具体的な視覚情報を指すときにも使われますし、抽象的に「誰かが思い描く印象」や「世間から見た評判」を指す時にも使われます。

    • 口語・文章ともに使われる、比較的フォーマルな語です。カジュアルな会話でも問題なく使われますが、ビジネスシーンや公式文書でも出現するため、場面を選ばずに幅広く応用できます。

    • 「image」がもたらす印象は「視覚的」「抽象的」の両面にわたるため、どちらの意味で使われているか文脈に注意が必要です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞(可算名詞)

    「an image」「images」のように冠詞や複数形を伴います。

  • 用いられる一般的な構文例:


    1. have an image of 〜(〜についてのイメージを持つ)

      例: I have an image of her as being very trustworthy.

    2. create/build an image(イメージを作り上げる)

      例: The company wants to build a new image.

    3. improve one's image(イメージを改善する)

      例: He tried to improve his image by volunteering.


  • 使用シーン:


    • フォーマル/インフォーマル問わず使用可能。

    • ビジネス文書では特に「corporate image」「brand image」といった表現がよく使われます。



5. 実例と例文

A) 日常会話


  1. I have a vivid image of my childhood home.

    (子どもの頃に住んでいた家のイメージが鮮明にあるんだ。)

  2. Could you send me an image of the design you’re talking about?

    (話していたデザインの画像を送ってもらえる?)

  3. I always get a positive image when I think of that restaurant.

    (あのレストランを思い浮かべると、いつも良いイメージがあるよ。)

B) ビジネス


  1. We need to improve our brand image to attract more customers.

    (より多くの顧客を引きつけるためにブランドイメージを改善する必要があります。)

  2. The company’s public image was damaged by the scandal.

    (そのスキャンダルで、会社の世間的イメージは損なわれました。)

  3. Our marketing strategy should focus on creating a trustworthy image.

    (私たちのマーケティング戦略は、信頼できるイメージの構築に重点を置くべきです。)

C) 学術的・専門的


  1. This software can process high-resolution digital images.

    (このソフトウェアは高解像度のデジタル画像を処理できます。)

  2. In psychology, the concept of self-image is crucial for understanding self-esteem.

    (心理学では、自己像の概念は自尊心を理解する上で重要です。)

  3. Most research studies use statistical models to analyze brain images.

    (多くの研究では、脳の画像を解析するために統計モデルを使用しています。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. picture(写真・絵)


      • より具体的に「写真」や「絵」を指すときに用いられる。


    2. photo(写真)


      • こちらはよりフォーマル/日常問わず、写真そのものに特化している。


    3. representation(表現、描写)


      • 抽象的・広義の表現を示すが、必ずしも視覚的とは限らない。


    4. vision(視覚、未来像)


      • 将来像や先見性の意味合いが含まれる場合が多い。


    5. impression(印象)


      • 見た目だけでなく、全体的な感じを指すときに使われる。



  • 反意語(意味的な対立というより対比的語):


    • reality(現実)

    • actuality(現実、実際の事実)


これらは「実物・真実」を指し、目に見える象徴的な「image」とは対照的な存在です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):

    アメリカ英語 /ˈɪmɪdʒ/

    イギリス英語 /ˈɪmɪdʒ/


  • 強勢(アクセント):

    IM-age のように、第1音節「im」にアクセントがあります。


  • よくある発音ミス:

    語尾を /-eidʒ/ と伸ばしてしまう、または /ɪˈmeɪʒ/ のように言ってしまうケース。正しくは /ˈɪmɪdʒ/ で、単語が短めに終わります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルの混乱:


    • iamgeimgae などのタイプミスに注意。

    • 同じつづりが入る imagine と混同しないように(imagine は動詞「想像する」)。


  • 試験対策:


    • TOEIC や英検などでも、広告や企業イメージ、写真説明などの文脈で出題されやすい単語です。

    • 「イメージ戦略」や「自己イメージ」といった表現も読み物やリスニングでしばしば登場します。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ:


    • 日本語の「イメージ」と同じ発音に近いため、スペルだけ注意して覚えれば記憶に残りやすいでしょう。

    • 「imagination」(想像力)や「imagine」(想像する)と1つのセットとして覚えるのも効果的です。「image」は「像(具体的・視覚的)」、「imagine」は「想像する(動きがある)」とイメージしましょう。

    • 「I have an image in my mind.(頭にイメージがある)」と短い文で口に出して練習すると定着しやすいです。



以上が、名詞 image の詳細な解説です。視覚的な要素から抽象的概念まで幅広く使われる重要単語なので、スペルや発音に気をつけつつ、ぜひ色々な文脈で使ってみてください。

意味のイメージ
image
意味(1)

(心に浮かぶ),心像,イメージ

意味(2)

(…に)そっくりの人()《+of+

意味(3)

(…の)典型;(…の)化身《+of+

意味(4)

(直喩(ちょくゆ)・隠喩などの)比喩

意味(5)

…‘の'像を描く;…‘を'思い描く

意味(6)

(鏡に映った),(レンズによる)映像

意味(7)

(絵・彫刻などによる人・動物などの),肖像;偶像《+of+

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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