最終更新日:2025/11/05

She decided not to go.

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彼女は行かないことに決めた。

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元となった文法の項目
179
B1.1

動詞 not to不定詞

「~しないこと、~しないように」

彼女は行かないことに決めた。

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説明

以下では「to不定詞」と「not to不定詞」について、より詳しく、わかりやすく解説します。


1. to不定詞とは

to不定詞 は主に「~すること」「~するために」といった意味を表す表現で、文中で名詞・形容詞・副詞のはたらきをします。たとえば、


  • 「I want to study more.」

    → 「私はもっと勉強したい(勉強することを望む)。」

  • 「It is important to speak English.」

    → 「英語を話すことは大切です。」

このように、to不定詞は「~する」という動作や状態を、1つのまとまり(句)として表現できる便利な文法要素です。


2. not to不定詞とは

to不定詞 の前に「not」をつけると、「~しないこと」「~しないように」という意味になります。


  • 例: not to 不定詞 = 「~しないために」「~しないこと」

例文


  1. 「He decided not to go out.」

    → 「彼は外出しないことに決めた。」

  2. 「My teacher told me not to be late.」

    → 「先生は私に遅刻しないようにと言った。」

これらの例のように、to不定詞に「not」をつけるだけで、動作をしないことを強調できるようになります。


3. 使い方のポイント


  1. 語順に注意する

    「not」を「to」の前につけて not to 不定詞 の形で使います。

    × (誤) to not go

    ○ (正) not to go


  2. 動作の内容に焦点を当てる

    not to不定詞は「~しないこと」という動作自体を否定する働きがあります。例えば “I decided not to go.” は「(行くという)動作をしないことを決めた」という意味をはっきり示します。


  3. 時制や完了形の形も作れる

    不定詞には完了形(to have + 過去分詞)や進行形(to be + 現在分詞)などがありますが、それらの形を否定したい場合にも、notを前につけることで簡単に否定できます。

    例:


    • not to have gone … 「行かなかったこと」

    • not to be going … 「行かないこと(行く予定がないこと)」



4. まとめ


  • to不定詞 は「~すること」「~するために」といった意味を表す。

  • not to不定詞 はto不定詞の前に「not」を加え、「~しないこと」「~しないように」という意味を表す。

  • 語順に注意しつつ、動作を否定したい時に使う便利な形である。

上記を踏まえると、to不定詞の肯定形と否定形を使い分けることで、英語で表現できる内容がぐっと広がります。ぜひさまざまな文脈で活用してみてください。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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