主語+動詞(give/pass/send/show/teach/tell)+間接目的語+直接目的語
第四文型
以下では、第四文型(主語 + 動詞 + 間接目的語 + 直接目的語)の文について、できるだけ詳しく、わかりやすく解説します。
第四文型とは?
第四文型とは、英語の文型の一つで、以下の形で表される文を指します。
主語 (S) + 動詞 (V) + 間接目的語 (IO) + 直接目的語 (DO)
例文
I gave my sister a present.
(私は 妹 に プレゼント を あげた。)He showed me his new phone.
(彼は 私 に 彼の新しい携帯電話 を 見せてくれた。)
上記の例文では、動詞のあとに間接目的語(“my sister” や “me”)と直接目的語(“a present” や “his new phone”)の2つの目的語が続いています。
間接目的語と直接目的語
間接目的語 (Indirect Object)
「人」や「組織」など、動作の受け手となる対象を指します。例文では “my sister” や “me” が間接目的語です。直接目的語 (Direct Object)
動作の対象となる「物」や「内容」を指します。例文では “a present” や “his new phone” が直接目的語です。
第四文型に使われる動詞の特徴
第四文型で用いられる動詞は「他動詞(目的語を取る)」のうち、目的語を2つ取ることができる動詞になります。具体的には、以下のような動詞が多く使われます。
- give
- pass
- send
- show
- teach
- tell
- lend など
これらの動詞は、「人」に対して「物」を渡したり教えたりするときに使われるため、人(間接目的語) と 物(直接目的語) を両方表す必要があります。
第四文型の基本形と書き換え
先ほどの例文を使って、第四文型(S + V + IO + DO)の構造を分解してみましょう。
I gave my sister a present.
- 主語 (S): I
- 動詞 (V): gave
- 間接目的語 (IO): my sister
- 直接目的語 (DO): a present
さらに、第四文型は以下のように、「to」や「for」を使う第3文型に書き換えられる場合があります。
I gave a present to my sister.
ただし、動詞によっては「to」を使うか「for」を使うか決まっている場合もあるので注意が必要です(たとえば、give は「to」を使うが、buy は「for」を使うなど)。
まとめ
- 第四文型 (S + V + IO + DO) とは、動詞(主に他動詞)の後に間接目的語と直接目的語の2つの目的語が続く形の文です。
- 間接目的語は「人」など動作の受け手を示し、直接目的語は「物」や「内容」など動作の対象を示します。
- この文型では、主に「与える」「渡す」「教える」「送る」などの動作を表す動詞が使われます。
上記のポイントを押さえると、英語の文型や目的語の位置関係が理解しやすくなります。ぜひ例文を自分で作ってみて、第四文型の使い方に慣れていきましょう。