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A1.3-B1.1

主語+動詞(give/pass/send/show/teach/tell)+間接目的語+直接目的語

第四文型

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説明

以下では、第四文型(主語 + 動詞 + 間接目的語 + 直接目的語)の文について、できるだけ詳しく、わかりやすく解説します。


第四文型とは?

第四文型とは、英語の文型の一つで、以下の形で表される文を指します。


主語 (S) + 動詞 (V) + 間接目的語 (IO) + 直接目的語 (DO)


例文


  • I gave my sister a present.

    (私は 妹 に プレゼント を あげた。)


  • He showed me his new phone.

    (彼は 私 に 彼の新しい携帯電話 を 見せてくれた。)


上記の例文では、動詞のあとに間接目的語(“my sister” や “me”)と直接目的語(“a present” や “his new phone”)の2つの目的語が続いています。


間接目的語と直接目的語


  1. 間接目的語 (Indirect Object)

    「人」や「組織」など、動作の受け手となる対象を指します。例文では “my sister” や “me” が間接目的語です。


  2. 直接目的語 (Direct Object)

    動作の対象となる「物」や「内容」を指します。例文では “a present” や “his new phone” が直接目的語です。



第四文型に使われる動詞の特徴

第四文型で用いられる動詞は「他動詞(目的語を取る)」のうち、目的語を2つ取ることができる動詞になります。具体的には、以下のような動詞が多く使われます。


  • give

  • pass

  • send

  • show

  • teach

  • tell

  • lend など

これらの動詞は、「人」に対して「物」を渡したり教えたりするときに使われるため、人(間接目的語)物(直接目的語) を両方表す必要があります。


第四文型の基本形と書き換え

先ほどの例文を使って、第四文型(S + V + IO + DO)の構造を分解してみましょう。


I gave my sister a present.



  1. 主語 (S): I

  2. 動詞 (V): gave

  3. 間接目的語 (IO): my sister

  4. 直接目的語 (DO): a present

さらに、第四文型は以下のように、「to」や「for」を使う第3文型に書き換えられる場合があります。


I gave a present to my sister.


ただし、動詞によっては「to」を使うか「for」を使うか決まっている場合もあるので注意が必要です(たとえば、give は「to」を使うが、buy は「for」を使うなど)。


まとめ


  • 第四文型 (S + V + IO + DO) とは、動詞(主に他動詞)の後に間接目的語直接目的語の2つの目的語が続く形の文です。

  • 間接目的語は「人」など動作の受け手を示し、直接目的語は「物」や「内容」など動作の対象を示します。

  • この文型では、主に「与える」「渡す」「教える」「送る」などの動作を表す動詞が使われます。

上記のポイントを押さえると、英語の文型や目的語の位置関係が理解しやすくなります。ぜひ例文を自分で作ってみて、第四文型の使い方に慣れていきましょう。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

SENTENCE PATTERN: SUBJECT+GIVE/PASS/SEND/SHOW/TEACH/TELL+INDIRECT OBJECT+DIRECT OBJECT

英語 - 日本語

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