最終更新日:2025/10/19

He may be there.

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彼がそこにいるかもしれない。

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元となった文法の項目
161
B1.1

助動詞: may

推量と許可の助動詞

彼がそこにいるかもしれない。

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説明

助動詞「may」の使い方

助動詞とは、動詞の前に置かれて動詞本来の意味を「助ける」働きをする単語のことです。英語の助動詞には maycanmust などがあります。ここでは may の用法を中心に、詳しく解説します。


1. 「may」の基本的な意味

(1) 可能性を表す


  • 「~かもしれない」という意味を表すときに使います。話し手が何かを予測したり、可能性を示唆するときなどに用いられます。

    例:


    • I may run tomorrow.

      (明日は走るかもしれない。)

    • She may be busy now.

      (彼女は今忙しいかもしれない。)


(2) 許可を表す


  • 「~してもよい」という許可の意味を表すときに使います。丁寧な表現として、May I ~? の形で許可を求める質問としてもよく使われます。

    例:


    • You may run in the park.

      (公園で走ってもよい。)

    • May I come in?

      (入ってもよろしいですか?)



2. 助動詞「may」の文法的特徴


  1. 後ろには動詞の原形が続く


    • may の後ろは必ず runcomego など、動詞の原形が来ます。

    • 例: You may start now.(もう始めてもよいですよ。)


  2. 主語によって形が変化しない


    • may は三人称単数(he, she, it)のときでも形が変わりません。

    • 例: He may run.(彼は走るかもしれない。)


  3. 時制によって直接の形の変化はしない


    • 過去表現をしたい場合はほかの表現(might)を使うなど、言い回しを変える必要があります。

    • 例: He said that he might run.(彼は走るかもしれないと言った。)



3. 「may」とよく比較される表現


  • can: 「~できる」「~してもよい」


    • can は「能力」を表すときに使われることが多く、「許可」を表す用法もありますが、may よりカジュアルな印象です。


  • might: 「~かもしれない」


    • mightmay よりも控えめな言い方で、可能性がさらに低い、またはより丁寧に響く場合に使います。



4. まとめ


  • 可能性:「~かもしれない」

  • 許可:「~してもよい」

という2つの主要な意味を持つのが助動詞 may です。文中で見かけたときには「話し手が何かを推測しているのか、それとも相手に許可を与えているのか」という点を意識すると、より適切な和訳や理解ができるようになります。

ぜひ、例文を作りながら練習してみてください。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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