最終更新日:2025/12/03

I am very excited, really looking forward to the concert, and absolutely can't wait to see my favorite band.

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私はとても興奮していて、コンサートを本当に楽しみにしています。そして、私の大好きなバンドを見るのが待ちきれません。

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元となった文法の項目
26
A1.1-B1.2

very/really/absolutely/completely/extremely/rather/pretty/quite/slightly/a bit/etc.

文章を豊かにする副詞

私はとても興奮していて、コンサートを本当に楽しみにしています。そして、私の大好きなバンドを見るのが待ちきれません。

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説明

以下では、「very」「really」「absolutely」「completely」「extremely」「rather」「pretty」「quite」「slightly」「a bit」などの副詞(intensifiers あるいは程度を表す副詞)について、なるべく詳しく、わかりやすく解説します。


副詞(Adverbs)の役割

副詞は「動詞・形容詞・他の副詞・文全体」などを修飾し、意味を補足・強調する役割があります。例えば、下記の例を見てみましょう。


  • I swim.(私は泳ぎます)

  • I swim fast.(私は速く泳ぎます)

「fast」を加えることで、どのように泳ぐのかを具体的に示しています。このように、副詞は「どのように?」を含む情報を追加して、文を豊かにします。


程度を表す副詞(Intensifiers)

「very/really/absolutely/completely/extremely/rather/pretty/quite/slightly/a bit」などは、形容詞や副詞を修飾して、その程度を強めたり弱めたりする機能を果たします。これらは「強調」をするためにしばしば使われるので、“intensifiers”とも呼ばれます。

1. very / really


  • 「very」は「とても」「非常に」という意味の定番の強調表現です。比較的幅広い文脈で使用できます。

    例:I am very tired.(私はとても疲れている)


  • 「really」は「ほんとうに」「すごく」といった意味で、口語的に強調したいときによく使われます。

    例:It’s really cold today.(今日はすごく寒い)


2. absolutely / completely


  • 「absolutely」「completely」は「完全に」「まったく」「一切合切」というニュアンスがあり、程度をかなり強く示したいときに使われます。


    • 「absolutely」は、主に“extreme adjectives”(例:amazing, terrible, impossible, exhaustedなど)と相性が良いとされます。

      例:It’s absolutely impossible.(それは完全に不可能だ)

    • 「completely」は、何かを「すっかり」「完全に」というニュアンスで強調したいときに使われます。

      例:I’m completely exhausted.(私は完全に疲れ切っている)


3. extremely


  • 「extremely」は「極度に」「非常に」といった強い度合いを示します。「very」よりも少し強めたいときなどに適しています。

    例:He is extremely busy today.(彼は今日、ものすごく忙しい)

4. rather / pretty / quite


  • 「rather」は「やや」「かなり」といった意味で、少しネガティブ、または意外性のニュアンスを含む場合があります。

    例:It’s rather chilly this morning.(今朝はかなり肌寒い)

  • 「pretty」は口語的で、「かなり」「結構」といった意味でよく使われます。

    例:That’s pretty good!(それ、けっこういいね!)

  • 「quite」は、文脈や話者の意図によって「かなり」または「完全に」というニュアンスが変わります。イギリス英語とアメリカ英語で微妙に使い方のニュアンスが異なることもあります。

    例:It’s quite interesting.(それはかなり面白い)

5. slightly / a bit


  • 「slightly」「a bit」は「少し」「ちょっと」「わずかに」といった低い程度を表現する副詞です。


    • 「slightly」は文書やフォーマルな表現でも使いやすいです。

      例:I’m slightly nervous.(私は少し緊張している)

    • 「a bit」はより口語的・カジュアルです。

      例:I’m a bit tired.(ちょっと疲れた)



使い方の例


  1. 形容詞を強調する場合


    • He is very tall.(彼はとても背が高い)

    • She is absolutely amazing.(彼女は本当に素晴らしい)

    • It was rather boring.(それはかなり退屈だった)


  2. 副詞を強調する場合


    • I run very fast.(私はとても速く走る)

    • She spoke quite clearly.(彼女はかなりはっきりと話した)


  3. 文全体の強調・ニュアンスの変更


    • Quite frankly, I don’t agree.(率直に言うと、私は賛成できません)

    • Seriously, you need to see this movie.(本当に、この映画は観るべきだよ)



まとめ


  • 副詞は「動詞の動作」や「形容詞の程度」「他の副詞の程度」「文全体」を修飾する機能があります。

  • 「very」「really」「absolutely」「completely」「extremely」「rather」「pretty」「quite」「slightly」「a bit」などの程度を表す副詞(intensifiers)は、形容詞や副詞に付加して、その程度を強めたり弱めたりする役割を果たします。

  • 使われる語によって強調の度合いが変わるため、自分の意図する強さにあわせて言葉を選ぶことが大切です。

これらを踏まえて英語を読む・書く際には、状況や文脈に合った副詞を上手に使って、より正確にニュアンスを伝えられるようにしてみましょう。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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