最終更新日:2024/06/12

彼は肺炎と診断され、入院しました。

正解を見る

He was diagnosed with pneumonia and was admitted to the hospital.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

pneumonia

IPA(発音記号)
名詞

肺炎

このボタンはなに?
このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: pneumonia

品詞: 名詞 (disease noun)

意味(英語): An infection or inflammation of the lungs

意味(日本語): 肺の感染症または炎症、つまり「肺炎」

「pneumonia」は、肺に炎症が起きている状態を指し、発熱、せき、息切れなどの症状をともなうことが一般的です。医療や日常的な健康の話題でよく使われるやや専門的な単語です。


  • 活用形:


    • 単数形: pneumonia

    • 複数形: pneumonias (あまり使われませんが、医学文献などで「複数の肺炎症例」を示す場合に用いられることがあります)


  • 他の品詞の例:


    • 形容詞形: pneumonic(肺炎の、肺の)

    • 例: pneumonic infection (肺感染症, 肺炎性の感染)


CEFRレベル: B2(中上級)〜C1(上級)

健康や医療関連の文脈で使用され、専門性がやや高いため、B2からC1レベルが目安です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 接頭語: pneu- (ギリシャ語の「肺」「呼吸」に関わる要素)

    • 語幹: pneumon (「肺」を意味するギリシャ語)

    • 接尾語: -ia (状態や病気を表すラテン語由来の接尾語)


  • 派生語・類縁語:


    • pneumonic (形容詞)

    • pneumonitis (肺炎とよく似た炎症の医学用語)


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10選:


    1. contract pneumonia(肺炎にかかる)

    2. develop pneumonia(肺炎を発症する)

    3. recover from pneumonia(肺炎から回復する)

    4. pneumonia outbreak(肺炎の流行)

    5. diagnose pneumonia(肺炎と診断する)

    6. bacterial pneumonia(細菌性肺炎)

    7. viral pneumonia(ウイルス性肺炎)

    8. pneumonia vaccine(肺炎ワクチン)

    9. acute pneumonia(急性肺炎)

    10. pneumonia symptoms(肺炎の症状)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「pneumonia」はギリシャ語の「πνεύμων (pneúmōn)=肺」が由来で、そこからラテン語を経由して英語に入ったものです。


  • ニュアンスと使用時の注意点:


    • かなり医学的・専門的な印象のある言葉ですが、日常会話でも「肺炎」の話題では頻繁に登場します。

    • 症状的にも重いイメージがあり、深刻さを感じさせる言葉です。

    • 口語でも文書でも幅広く使われ、フォーマル/カジュアルどちらでも「肺炎」を指す場合には一般的に使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算 or 不可算:

    多くの場合は不可算名詞として扱われ、「肺炎になった」と言うときは “He has pneumonia.” のように複数形は用いません。ただし、医学的文献などで「様々な肺炎(pneumonias)」という形で複数形が使われる場合もあります。


  • 一般的な構文の例:


    • “He was diagnosed with pneumonia.”(彼は肺炎と診断された)

    • “She recovered from pneumonia last month.”(彼女は先月、肺炎から回復した)


  • 使用シーン:


    • フォーマル/カジュアルともに使われますが、やや専門的なので普段使いでは説明が必要になることもあります。

    • 病院や研究、ニュースなどの正式な場面でも頻繁に用いられます。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’m worried I might catch pneumonia if I keep going out without a coat.”

    (コートなしで外出し続けたら、肺炎にかかるんじゃないかと心配だよ。)


  2. “My grandfather was hospitalized with pneumonia, but he’s getting better now.”

    (祖父が肺炎で入院したけど、今は回復に向かっているよ。)


  3. “After getting pneumonia, I realized the importance of taking care of my health.”

    (肺炎にかかったあと、健康管理の大切さを実感したよ。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “Our HR department is encouraging employees to get vaccinated against pneumonia.”

    (人事部は従業員に肺炎ワクチンの接種を勧めています。)


  2. “One of our key team members is absent due to pneumonia.”

    (重要なチームメンバーの一人が肺炎で欠勤しています。)


  3. “We might consider revising our health insurance policy to cover pneumonia treatment.”

    (肺炎の治療をカバーするように、健康保険の方針を見直すことを検討した方がいいかもしれません。)


学術的な文脈での例文


  1. “Recent studies show that pneumonia can be caused by a variety of pathogenic organisms.”

    (最近の研究では、肺炎が多様な病原体によって引き起こされることが示されています。)


  2. “Early diagnosis significantly reduces the mortality rate of pneumonia.”

    (早期診断により肺炎の死亡率は大幅に低下します。)


  3. “The paper discusses the socioeconomic impact of pneumonia in developing countries.”

    (その論文は発展途上国における肺炎の社会経済的影響について論じています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. lung infection(肺感染症)


      • 「肺への感染症」を広く指す言い方。厳密には症状などが広義に使われることもあり、pneumoniaほど専門用語ではない。


    2. pulmonary inflammation(肺の炎症)


      • 一般的に肺が炎症を起こしている状態を指す表現。肺炎以外の炎症も含む場合がある。



  • 関連する病名(厳密には同義ではない):


    • bronchitis(気管支炎)

    • pleurisy(胸膜炎)

    • influenza(インフルエンザ, flu)


  • 反意語:

    医学的に直接の反意語はありませんが、「健康な肺」(healthy lungs) がイメージとしては対になる概念です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語: /njuːˈməʊ.ni.ə/

    • アメリカ英語: /nuːˈmoʊ.ni.ə/


  • 強勢(アクセント): “-mo-” の部分に強勢があります。


  • よくある発音の間違い:


    • 先頭の “p” は発音しない(サイレント p)。つい “p” を強く発音しがちなので注意。

    • イギリス英語では “nju:” と “ニュ” のように小さく /j/ を入れる発音があるのに対し、アメリカ英語では “nu:” と発音される傾向が強い。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • 先頭の “p” が書き落とされる、あるいは単語中の “e” と “u” の位置を間違えるなどに注意。


  • 同音異義語との混同:


    • “pneumatic” (空気圧の) と紛らわしいが、意味が全く違うので注意。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検などでは「健康に関する語彙」や「医療分野の語彙」の問題で出題されることがあります。

    • 単語の意味だけでなく、発音(サイレント “p”)や綴りミスを問うような問題に注意しましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージやストーリー:


    • 先頭の “p” は置物のように「静かに置かれている (サイレント)」とイメージすると覚えやすいです。

    • ギリシャ語の “pneumo-” は「空気・肺」に関わる語根(例: “pneumonia”=肺炎、“pneumatic”=空気圧の)としてグループで覚えると便利です。


  • スペリングのポイント:


    • 「p + neu + mo + nia」とパーツに分けて発音を頭の中で区切り、最初の “p” は発音しないことを意識。


以上が名詞「pneumonia」の詳細解説です。肺炎にかかるリスクをイメージするときなど、健康の話題や医療シーンでよく使われる重要な単語ですので、スペルと発音をしっかりと覚えておきましょう。

意味のイメージ
pneumonia
意味(1)

肺炎

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★