最終更新日:2025/02/25
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I love to sit by the creek and listen to the soothing sound of flowing water.
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元となった辞書の項目
creek
解説
1. 基本情報と概要
単語: creek
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英): A small stream or minor tributary of a river.
意味 (日): 小河川・小川・細い川のことです。
「小川」より少し英語寄りの響きで、小さな川を指す単語です。主にアメリカ英語で使われますが、イギリス英語では入江や小さな湾を指す場合もあります。日常会話では「ちょっとした自然」や「散歩コース」をイメージさせる、穏やかなニュアンスを含んでいます。
活用形:
- 単数形: creek
- 複数形: creeks
- 単数形: creek
他の品詞形: 明確な他品詞形は存在しませんが、形容詞的に“creek-side”などの複合語として使われる例があります。
CEFRレベル目安: B1(中級)
- 日常的な自然環境や地形を表す単語として、中級レベルでも比較的覚えやすい単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
creekは、接頭語や接尾語がついていない単語です。かつて古ノルド語系由来(”kriki”など)とされ、小さな湾曲部や入り江を表す言葉と関連があります。
関連語・派生語
- “creek bed” (川底)
- “creek bank” (川岸)
- “creekside” (小川のそばの場所、または小川沿いの) など
- “creek bed” (川底)
コロケーション・関連フレーズ(例と日本語訳)
- “cross the creek” — 小川を渡る
- “go fishing in the creek” — 小川で釣りをする
- “follow the creek” — 小川に沿って進む
- “a shallow creek” — 浅い小川
- “a winding creek” — 曲がりくねった小川
- “creek water” — 小川の水
- “creek bed restoration” — 小川の川床の修復
- “creek runs through…” — 小川が…を通って流れる
- “walk along the creek” — 小川沿いを歩く
- “drain into the creek” — 小川に排水される
- “cross the creek” — 小川を渡る
3. 語源とニュアンス
- 語源: 中英語 (Middle English) の “creke” から来ており、さらに古ノルド語の “kriki” (湾曲して狭い場所)に由来するといわれます。もともとは「湾」や「入江」を指す意味が強かったのが、アメリカ英語で「小川」を指す語へと広がっていきました。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- アメリカ英語: 小川を意味する一般的な言葉。「自然の中で静かに流れる小さな川」といったイメージで、田舎の風景にもよく登場します。
- イギリス英語: 入江や小さな湾を指すことが多く、海につながる狭い入り込み口として使われる場合も。
- 口語・文語: 両方で使われ、特に自然や地理を説明するときに頻出。カジュアルな会話から観光ガイド、自然科学の論文まで幅広く使われます。ややカントリーな印象・のどかなイメージがある単語です。
- アメリカ英語: 小川を意味する一般的な言葉。「自然の中で静かに流れる小さな川」といったイメージで、田舎の風景にもよく登場します。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞(可算名詞)
- 不可算としては使われないので “a creek” / “the creek” / “many creeks” のように扱います。
- 不可算としては使われないので “a creek” / “the creek” / “many creeks” のように扱います。
- 一般的な構文例:
- “There is a creek near my house.”
- “The creek flows through the forest.”
- “There is a creek near my house.”
- イディオム・表現:
- “up the creek (without a paddle)” — 「困難な状況に陥っている」というイディオム(やや口語・スラング寄り)。鳥獣保護区など環境の文脈では使いませんが、会話でジョークっぽく使われることがあります。
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “Let’s have a picnic by the creek this afternoon.”
(今日の午後、小川のほとりでピクニックをしようよ。) - “I used to catch tadpoles in the creek when I was a child.”
(子どもの頃、小川でオタマジャクシをよく捕まえていました。) - “The sound of the creek flowing by helps me relax.”
(小川が流れる音を聞くと落ち着くんだ。)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Our new office overlooks a beautiful creek, providing a serene environment.”
(新しいオフィスはきれいな小川を見下ろせる場所にあって、落ち着いた雰囲気を提供します。) - “Before constructing the facility, we need to assess the environmental impact on the nearby creek.”
(施設建設前に、近くの小川への環境影響を評価する必要があります。) - “The resort’s unique selling point is its private creek where guests can unwind.”
(そのリゾートの特徴は、宿泊客がくつろげるプライベートな小川です。)
学術・専門的文脈での例文(3つ)
- “Researchers collected water samples from the creek to evaluate pollution levels.”
(研究者たちは汚染度を評価するために、小川から水のサンプルを集めました。) - “A study on the biodiversity of local creeks revealed several endangered species.”
(地元の小川における生物多様性に関する研究は、いくつかの絶滅危惧種を明らかにしました。) - “The geomorphology of the creek basin provides insight into regional erosion patterns.”
(その小川流域の地形学的特徴から、この地域の侵食パターンについて考察を得ることができます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- stream (小川・小さな流れ)
- “stream” は川の大きさに限らず、ただ「流れ」(水流)全般を指します。比較的一般的。
- “stream” は川の大きさに限らず、ただ「流れ」(水流)全般を指します。比較的一般的。
- brook (小川)
- “brook” は、主にイギリス英語で「小川」を表すやや古風な単語。
- “brook” は、主にイギリス英語で「小川」を表すやや古風な単語。
- rivulet (細い川・小川)
- とても小さな川や「小さな水流」を示す文語的な単語。
- とても小さな川や「小さな水流」を示す文語的な単語。
- inlet (入り江)
- 入り江を指す言葉。イギリス英語圏では “creek” と似た使われ方をすることもある。
- 入り江を指す言葉。イギリス英語圏では “creek” と似た使われ方をすることもある。
※反意語として直接対応する単語はあまりありませんが、地形的に「陸地」を対比すれば “land” などが反意概念として挙げられる場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /kriːk/(アメリカ英語・イギリス英語共通で多くはこの発音)
- 一部のアメリカ南部などの地域では /krɪk/ (「クリック」のような音)と発音されることもあります。
- 強勢: 単音節語なので特にアクセントの位置に迷うことはありませんが、母音を長く伸ばす /kriːk/ が基本です。
- 発音の間違い: “creak (キーキー鳴る音)” と混同して /kriːk/ から /kriːk/ へ(スペルは似ていますが意味が全く違います)。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “creek” (小川) と “creak” (きしむ音) は綴りが非常に似ていますが、意味と発音、使い方が違います。
- 同音異義語との混同: “creek” はアクセントをはっきり “kriːk” としないと “crick” と誤解されることがあります。
- 試験対策: TOEICなどのビジネス英語の試験時にはあまり出題頻度は高くありませんが、英検や読解問題などで「自然描写」や「環境に関する文脈」に出てくる可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “CREEK” は中間の “EE” が川の「流れ」をイメージさせる、と考えると覚えやすいかもしれません。
- “Creak” (きしむ音) と混同しやすいので、「きしむ音が『a』混じり → creak」、「小川は ‘ee’ でずっと水が流れている → creek」のように区別すると良いです。
- 田舎のゆったりとした風景を思い浮かべて、「家の近くの小川へ行く景色」をイメージすると記憶に定着しやすいでしょう。
小さな川を思い起こさせるようなのどかな単語です。自然の風景を描写するときにぜひ使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
《米》小川
意味(2)
《英》(海・湖などの)小さな入り江