最終更新日:2024/06/18

My employer is very supportive and understanding.

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私の雇い主はとてもサポートしてくれるし、理解もあります。

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元となった辞書の項目

understanding

形容詞

相手の立場を理解している,思いやりのある,話せる

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解説

1. 基本情報と概要

単語: understanding

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): showing sympathy or kindness toward others, being tolerant and forgiving.

意味(日本語): 他者への思いやりや優しさを示す様子を表す形容詞で、「思いやりがある」「理解がある」というニュアンスです。困っている人や相手の状況を考慮し、共感や許容を示すときに使います。

「理解する(understand)」という動詞から派生した形容詞で、人の気持ちや状況をよく汲み取り、寛大な態度をとれる人を表現する際に用いられます。例えば、「He is very understanding.(彼はとても理解がある人です)」のように使われます。

活用形: 形容詞として比較級・最上級があります


  • 比較級: more understanding (より思いやりがある)

  • 最上級: most understanding (最も思いやりがある)

他の品詞形


  • 動詞: understand (理解する)


    • 例: I understand your concern. (あなたの心配は理解しています)


  • 名詞: understanding (理解、思いやり)


    • 例: She has a deep understanding of psychology. (彼女は心理学への深い理解があります)


CEFR レベル: B2(中上級)


  • B2: 日常会話以上の水準で、より複雑なトピックでもやり取りができるレベル


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: “under-” (もともとは「下に」という意味)

  • 語幹: “stand” (立つ、理解する)

  • 接尾語: “-ing” (名詞化や形容詞化に用いられることが多い)

ただし、語源的には “understand” という一つの動詞として成立しているため、「under(下)+stand(立つ)」のニュアンスから「本質に近いところまで届く理解をする」というように考える説がありますが、現代英語ではひとかたまりの語として認識されています。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. be understanding of …(…に理解がある)

  2. remain understanding(理解・思いやりを保つ)

  3. a(n) understanding approach(理解あるアプローチ)

  4. show an understanding attitude(理解ある態度を示す)

  5. be more understanding than expected(思ったよりも理解がある)

  6. an understanding friend(理解ある友人)

  7. an understanding boss(理解のある上司)

  8. a patient and understanding teacher(我慢強く理解ある先生)

  9. extremely understanding parents(非常に理解のある両親)

  10. be quite understanding in difficult times(困難な時期において理解がある)


3. 語源とニュアンス

“understanding” は、古英語の “understandan” (under + standan) に由来します。


  • 語源的背景: 「深く掴む・把握する」というニュアンスをもつ “understand” が元になり、そこから名詞形・形容詞形が派生しています。

ニュアンスや使用上の注意


  • 「理解してあげる」「受け入れてあげる」など、相手の立場に寄り添うような含みがあります。

  • カジュアル、フォーマルどちらでも使いやすい単語です。例えば、ビジネスシーンで「彼女はとても理解のあるマネージャーです」と伝えたい場合にも、”She is a very understanding manager.” と自然に表現できます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として使われる場合、その名詞の性質を説明します。たとえば “understanding person” のように名詞を直接修飾したり、補語として “He is understanding.” のように用いられます。

  • 状況次第で丁寧な響きにもカジュアルな響きにもなりやすく、フォーマル使用においても問題なく通用します。

  • 可算/不可算の区別は動詞 “understand” や名詞としての “understanding” に関わりますが、形容詞としては単純に修飾や補語として機能します。


5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈で、それぞれ3例ずつ示します。

日常会話


  1. “My parents are very understanding about my decision to travel alone.”


    • 「両親は、私が一人旅をすることについてとても理解があります。」


  2. “I’m lucky to have such an understanding roommate.”


    • 「こんなにも理解あるルームメイトがいて私は幸運です。」


  3. “She’s really understanding even when I’m late for our meetups.”


    • 「私が待ち合わせに遅れても、彼女は本当に理解があります。」


ビジネス


  1. “Our boss is quite understanding regarding flexible work hours.”


    • 「私たちの上司は、フレックス勤務時間に関してとても理解があります。」


  2. “We need a more understanding approach to handle these customer complaints.”


    • 「これらの顧客クレームを処理するには、より理解ある対応が必要です。」


  3. “I appreciate your understanding when it comes to project delays.”


    • 「プロジェクトの遅延に関しては、あなたの理解に感謝しています。」


学術的な文脈


  1. “A truly understanding counselor can help students develop self-confidence.”


    • 「真に理解のあるカウンセラーは、生徒たちが自信を育むのを手助けしてくれます。」


  2. “In educational settings, understanding teachers foster a more supportive learning environment.”


    • 「教育現場では、理解のある教師がよりサポート的な学習環境を促進します。」


  3. “An understanding mentor encourages deeper engagement with research topics.”


    • 「理解のある指導教官は、研究テーマへのより深い取り組みを促します。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. sympathetic(同情的な)


    • 相手の気持ちを「同情や哀れみ」を含んで理解するニュアンスが強い。


  2. compassionate(思いやりのある)


    • 相手の苦しみに寄り添い、優しく助けようというニュアンスが強い。


  3. considerate(思いやりのある、配慮が行き届いた)


    • 他人の気持ちや都合に配慮する点が強調される。


反意語 (Antonyms)


  1. intolerant(不寛容な)


    • 他者の行動や考え方を受け入れず、非難する態度を示す。


  2. unfeeling(無情な、冷淡な)


    • 相手に対して感情移入しない、冷たい印象を与える。


  3. unforgiving(許容しない、容赦ない)


    • 過ちなどを許さず厳しく対処する態度。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: ˌʌndərˈstændɪŋ

  • 発音上、「un-der-STAND-ing」と第3音節 “stand” に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いは比較的わずかで、/ˈstæn/ と /ˈstɑːn/ の微妙な差異がある程度です。

よくある間違い


  • “understanding” を「アンダースタンディング」と日本語カタカナで覚えると、”under” の /ʌ/ を /a/ と発音しがち。ネイティブの発音ではもう少し「ア」に近い中舌母音である点に注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. 綴りミス: “understanding” を “understading” と “n” を漏らすなどのスペルミスに注意。

  2. 同音異義語との混同: “understand” (動詞) と “understanding” (形容詞または名詞) を文法的に誤って使用しないように注意。

  3. 比較級・最上級の作り方: “more understanding,” “most understanding” とすることを正しく覚える。

  4. 試験での出題: TOEIC や英検などで「思いやりがある・理解がある」という文の補語・形容詞として出題される場合がある。誤って動詞 “to understand” の形にしてしまうミスが起こりがち。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「under(下)+ stand(立つ)」と考えると「相手の下にまで降りて、相手を支える・理解する」というイメージがわきやすいです。

  • 練習するとき、「I am understanding」のように主体が「理解ある人」を表す場合に使い、「I understand your problem」のように動作としての “understand” との違いを意識すると覚えやすいです。

  • 指先を相手の肩に添えるイメージで「相手がよく見える=相手を理解している」とイメージすると定着しやすいでしょう。


以上が形容詞 “understanding” の詳細な解説です。相手を気遣ったり、受け入れたりするときにとても便利な表現なので、ぜひ色々なシーンで使ってみてください。

意味のイメージ
understanding

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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