最終更新日:2025/11/27

I slipped and fell into the muddy puddle.

正解を見る

私は滑って泥の水たまりに落ちた。

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

muddy

形容詞

泥をかぶった,泥だらけの,ぬかるみの / (液体・光・音などが)濁った,曇った / (考え・表現などが)混乱した,はっきりしない

このボタンはなに?

私は滑って泥の水たまりに落ちた。

このボタンはなに?
解説

1. 基本情報と概要

単語: muddy

品詞: 形容詞 (ただし「muddy」を動詞として使う用法もあります)

意味(英語):


  • covered in or full of mud; not clear or bright

意味(日本語):


  • 泥で覆われた、または泥がたくさんある状態を表します。または、色や音、文章などがはっきりしていない・濁っている様子も表します。

    「泥まみれ」「濁っている」といったニュアンスで、日常会話でもよく用いられます。

活用形と他の品詞例:


  • 形容詞: muddy (原形)

  • 動詞: to muddy (「〜を泥で汚す」「(比喩的に)曖昧にする」の意味)


    • 現在形: muddy / muddies

    • 過去形: muddied

    • 過去分詞: muddied

    • 現在分詞: muddying


例: “He muddied the waters with his confusing explanation.”

(彼は混乱を招く説明によって状況を曖昧にした。)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 日常会話の「汚れ」「濁り」の表現としては比較的簡単ですが、比喩的に「状況を混乱させる」のような使い方もあるため、幅広い文脈で使える中上級レベルの単語といえます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: mud(泥)

  • 接尾語: -y(形容詞化する接尾語:名詞や動詞に付けて「〜のような」「〜だらけの」という意味を持たせることが多い)

派生語や類縁語


  • mud(名詞: 泥)

  • muddy waters(慣用表現: 物事を曖昧にする、状況を混乱させる)

  • muddiness(名詞: 泥まみれの状態、曖昧さ)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. muddy water(泥水)

  2. muddy road(泥だらけの道)

  3. muddy boots(泥の付いたブーツ)

  4. muddy field(泥だらけの野原)

  5. muddy footprints(泥の付いた足跡)

  6. muddy color(くすんだ色)

  7. muddy thinking(思考が曖昧な状態)

  8. muddy the issue(問題を曖昧にする)

  9. get muddy(泥まみれになる)

  10. muddy details(曖昧な詳細)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 「muddy」は「mud(泥)」に形容詞化する接尾辞「-y」がついたもの。

  • 「mud」という言葉自体は中英語(Middle English)の“mudde”にさかのぼります。さらに古いゲルマン祖語に起源があるとされています。

使用時のニュアンス:


  • 「物理的に泥まみれ」と「比喩的に不透明・曖昧・濁っている」という、2つの主な意味があります。

  • 日常会話でもフォーマルでも使いやすい単語ですが、比喩的な使い方(例: “muddy the issue”)は比較的カジュアル〜中立的な文脈で使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての使い方: “The water is muddy.”(その水は濁っている)

  • 動詞としての使い方: “Don’t muddy the conversation.”(会話を曖昧にしないで)


    • 他動詞として使われることが多く、「〜を泥で汚す」「(状況など)を混乱させる」といった意味を持ちます。


よく使われるイディオム・表現


  • “muddy the waters” → 「物事を曖昧にする」「状況をさらに複雑にする」

    例: “He muddied the waters by bringing up unrelated issues.”

可算・不可算の区別など:


  • 形容詞なので可算・不可算は意識しなくてもOK。

  • 動詞の場合は他動詞として目的語をとります。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “My shoes got muddy after walking in the park.”

    (公園を歩いたら靴が泥だらけになった。)

  2. “Be careful, the path is muddy from the rain.”

    (雨で道がぬかるんでいるから気をつけて。)

  3. “These pants are muddy. I need to wash them right away.”

    (ズボンが泥まみれだ。すぐに洗わなきゃ。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Let’s not muddy the discussion with irrelevant data.”

    (無関係なデータで議論を混乱させないようにしましょう。)

  2. “The instructions are a bit muddy; could you clarify them?”

    (指示が少し曖昧なのですが、はっきり説明していただけますか?)

  3. “If we keep adding new points, we’ll muddy the original proposal.”

    (新しい論点をどんどん追加すると、元の提案が曖昧になりかねません。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The river became muddy due to heavy construction upstream.”

    (上流での大規模工事の影響で、その川は濁ってしまった。)

  2. “Overcomplicating the methodology can muddy the overall research findings.”

    (方法論を複雑にしすぎると、研究結果全体が曖昧になる可能性がある。)

  3. “In color theory, mixing too many pigments can create a muddy hue.”

    (色彩理論では、あまりにも多くの色素を混ぜるとくすんだ色になってしまう。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. murky(濁っている、不透明な)


    • “The pond water is murky.”(池の水が濁っている)

    • “muddy”との違い: “murky”は「暗い」「よどんでいる」のニュアンスが強い。


  2. cloudy(曇った、濁った)


    • “The broth turned cloudy after simmering.”(煮込んでいたらスープが濁った)

    • “muddy”との違い: 「液体が白濁している」ように視覚的な曇りを強調。


  3. unclear(はっきりしない、曖昧な)


    • “The report is unclear on the main point.”(報告書の肝心な点が曖昧だ)

    • “muddy”との違い: 物理的汚れは含まない抽象的・情報的曖昧さに使われる。


反意語


  1. clear(澄んだ、はっきりとした)

  2. bright(明るい、鮮明な)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈmʌd.i/

  • アクセント(強勢): 最初の母音「mʌd」に強勢がきます。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらも大きな差はなく、/ˈmʌd.i/ が一般的です。

  • よくある発音ミス: 母音を /u/ のように伸ばしすぎたり “mud” と “mad” を混同しないよう注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “mudy” と書いてしまうことがありますが、正しくは「dd」の重ね。

  • 同音異義語との混同: ashoreや職業・資格試験の典型的なお題ではありませんが、mudとmutt(雑種犬)など似たスペリングの別単語とは混同しないようにしましょう。

  • 試験対策:


    • 「muddy the waters」のように比喩的に使われる表現がTOEICや英検の読解問題に登場することがあります。

    • 文脈で「汚れる」「曖昧になる」のどちらの意味かを判断するのがカギです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方ヒント: 「mud(泥)」に「-y」がついて「泥っぽい、濁っている」というイメージで捉えると理解しやすいです。

  • イメージ: 雨降りの日に外を歩いて、靴が泥だらけになった場面を思い浮かべると「muddy」を直感的にイメージできます。

  • 勉強テクニック: 「泥」という視覚イメージをセットで覚えることで、比喩的な使い方(状況を濁らせる)も想起しやすくなります。


以上が形容詞「muddy」の詳細解説です。泥で覆われた様子から抽象的に「不透明・曖昧・濁っている」という意味へ発展していった語なので、物理的にも比喩的にも幅広く使われます。ぜひ例文やコロケーションを通して、自然な文脈で使いこなしてみてください。

意味のイメージ
muddy
意味(1)

泥をかぶった,泥だらけの,ぬかるみの

意味(2)

(液体・光・音などが)濁った,曇った

意味(3)

(考え・表現などが)混乱した,はっきりしない

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★