最終更新日:2025/11/25

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50分の模擬試験に挑戦して、試験であなたの実力がどれくらいかがわかります。

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元となった辞書の項目

mock

IPA(発音記号)
形容詞

あざ笑う、ばかにする、まねてばかにする、/にせの,ごまかしの

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解説

以下では、形容詞としての “mock” をできるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

英語の意味(形容詞)

・“mock” : not real or genuine, but intended to look or seem real; done in imitation or as a practice.

(本物ではないが、本物のように見せたり練習として行うための“模擬の”イメージ)

日本語訳(形容詞)

・「模擬の」「見せかけの」「まねごとの」などの意味合いを持ちます。

たとえば、模擬試験 (mock exam) や模擬面接 (mock interview) など、「実際と似せて行うが本番ではない」「本物ではないけれども本物のように見せた」というニュアンスがあります。

品詞と活用例


  • 品詞:形容詞 (adjective)

  • 形容詞なので、活用は特にありません(比較級/最上級としては rare case ですが “more mock” / “most mock” として強調表現は稀に使われる場合もあります)。

  • 同じ単語には以下の品詞バリエーションがあります。


    • 動詞 “to mock”:「からかう」「嘲笑する」「まねしてからかう」

    • 名詞 “mock”:「からかい」「物まね」「模擬試験(口語で使われることも)」


CEFRレベル目安: B2(中上級)


  • A1:超初心者

  • A2:初級

  • B1:中級

  • B2:中上級 ← “mock” は学習段階としては中上級の語彙

  • C1:上級

  • C2:最上級


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • もともとは “to mock” という動詞から派生していますが、形容詞としては派生形になるため、明確な接頭語や接尾語はなく、単独の形で使用されます。

  • 語源は後述のとおり、古フランス語 “moquer” にさかのぼると考えられています。

詳細な意味


  1. 「模擬の」:本番・実物を想定して練習や準備のために使うとき

  2. 「見せかけの」:外見だけ似せている、実際は本物ではない

  3. 「からかうための」ニュアンスを含むこともあるが、形容詞としてはあまり頻繁には使われない

関連するよく使われるコロケーション10選


  1. mock exam(模擬試験)

  2. mock interview(模擬面接)

  3. mock battle(模擬戦)

  4. mock trial(模擬裁判)

  5. mock test(模擬テスト)

  6. mock ceremony(模擬式典)

  7. mock competition(模擬大会)

  8. mock horror(見せかけの恐怖)

  9. mock seriousness(見せかけの真面目さ)

  10. mock turtle soup(モックタートルスープ:カメの代わりに牛肉などを使った「もどきスープ」)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “mock” は中英語 “mokken” から派生し、古フランス語 “moquer”(からかう、嘲弄する)に由来するといわれます。もともと「嘲笑する」「からかう」といった意味が強かった言葉ですが、それが形容詞として「見せかけの」「模擬の」と派生して使われるようになりました。

ニュアンスや使い方


  • 形容詞としての “mock” は、カジュアルな会話から文章表現まで広く使われます。特に “mock exam” のように教育や試験の文脈でも頻出です。

  • 「偽の・偽物の」というニュアンスですが、「あえて似せている」という目的が含まれており、ただ「偽物」と断罪するより、「(練習などの)目的で似せている」という肯定的な背景がある場合が多いです。

  • 口語・文書どちらでも使用可。フォーマル度は基本的にはややカジュアルから中程度です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として名詞を修飾する際、直接名詞の前に置かれます。

    例)a mock interview, a mock exam

  • フォーマル度は中程度なので、学術論文などでも a mock experiment のように使われることがあります。

  • “mock” という単語自体は可算/不可算の区別はありません(名詞としては “a mock” と言うと「模擬試験」という口語的な用例がある程度)。

  • 動詞 “to mock” と混同しないように注意。


    • 動詞: He mocked my accent.(彼は私の訛りをからかった)

    • 形容詞: a mock accent(作ったようなアクセント / 見せかけの訛り)



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I’m taking a mock exam tomorrow to prepare for the real one.”

    (明日本番の試験に備えて模擬試験を受けるんだ。)


  2. “They held a mock wedding ceremony just for fun.”

    (彼らは面白半分で模擬結婚式を行ったんだ。)


  3. “I made a mock ID to check if the security system was working.”

    (セキュリティシステムがちゃんと機能するか確かめるために偽のIDを作ったよ。)


ビジネスでの例文


  1. “We’re planning a mock presentation to test the conference setup.”

    (カンファレンスの準備をテストするために模擬プレゼンを行う予定です。)


  2. “Our team organized a mock negotiation session to train new members.”

    (チームは新メンバーの訓練のために模擬交渉セッションを開催しました。)


  3. “The marketing department conducted a mock product launch to practice.”

    (マーケティング部は練習のために模擬製品発表を行った。)


学術的な文脈での例文


  1. “A mock experiment was designed to verify the hypothesis before the actual study.”

    (本調査に先立ち、仮説を検証するために模擬実験が行われた。)


  2. “We used mock data to test our statistical model.”

    (統計モデルをテストするために模擬データを使いました。)


  3. “A mock trial was conducted in the law program to teach students courtroom procedures.”

    (法学のプログラムでは学生に法廷手続を教えるために模擬裁判が行われた。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. fake(偽物の):騙す意図が強いニュアンス

  2. imitation(模造の):本物を真似て作ったもの

  3. simulated(シミュレートされた):特に実験的・技術的に「模擬された」という意味が強い

  4. artificial(人工的な):自然ではなく人為的に作られたという意味

“mock” は「練習・試験などの目的であえて本物のように行う」というイメージがあり、必ずしも「人を騙す」目的ではない点が “fake” などとは異なります。

反意語 (Antonyms)


  1. genuine(本物の)

  2. authentic(真正の)

  3. real(現実の)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • イギリス英語 (BrE): /mɒk/ (「モック」に近い発音)

  • アメリカ英語 (AmE): /mɑːk/ または /mɑk/ (口をやや大きく開く “マー(ク)” のイメージ)

強勢(アクセント)


  • 単音節語なので特にアクセント位置を意識する必要はありませんが、一語につき /mɒk/ としっかり発音するよう注意が必要です。

よくある発音の間違い


  • 「モーク」と長く伸ばしすぎること。アメリカ英語では “a” の音がやや長めですが、あまり引き伸ばしすぎない点に注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “mock” は “moc” や “mook” と誤りがち。最後の “k” を忘れないこと。


  2. 同音異義語との混同


    • “moc” は英語の単語としては存在しないが、スラングなどで紛らわしい表記がある場合も。要注意。


  3. 動詞と形容詞での使い分け


    • “He mocked me.”(彼は私をからかった)と形容詞 “a mock test”(模擬テスト)との使い分けを混乱しないように。


  4. 資格試験や英語試験での出題


    • 「模擬試験」を “mock exam” と言うのはIELTSやTOEFL、英検などでもよく出る表現ですので覚えておくと便利です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “mock” は「モック」と読んで、「模擬試験=mock exam」というセットで覚えるとスムーズです。

  • “mock” = 「まねごとのように、本番の前に試しにやってみるもの」とイメージすると◎。

  • 実際に“mock exam”などをよく目にするはずなので、その度に「モック=模擬」と紐付けて思い出すと記憶に残りやすいでしょう。


以上が形容詞 “mock” の解説です。模擬試験などで頻繁に目にする単語ですので、気軽に使える表現として身につけてみてください。

意味のイメージ
mock
意味(1)

《名詞の前にのみ用いて》にせの,ごまかしの

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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