最終更新日:2025/11/05

I apologize for the interruption during the meeting.

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会議中のじゃまをお詫びします。

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元となった辞書の項目

interruption

IPA(発音記号)
名詞

〈U〉〈C〉(…の)じゃま,妨害,中断《+『of』+『名』》 / 〈C〉妨害する物;さえぎる物

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解説

名詞「interruption」の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: interruption

品詞: 名詞 (noun)

意味 (英語): A pause or break in an activity, event, or process; something that causes a stop in continuity.

意味 (日本語): 途中で物事を中断させる・妨げること、または何かを一時停止する・阻害する行為。

「interruption」は、「作業や会話など、一連の流れを途中で止められるような状況」を示すときに使われます。例えば、誰かの話をさえぎったり、何かの進行中に外部要因によって一時的にストップする場合に用いられます。状況によってはネガティブなニュアンス(邪魔が入る)で捉えられる場合があります。


  • 活用形: 名詞なので活用は特にありません。ただし、以下のような形で派生後が使われています:


    • 動詞形: interrupt (中断する)

    • 形容詞形: interrupted, interrupting (いずれも動詞の分詞形として使われる)


  • CEFRレベルの目安: B2 (中上級)


    • B2: 語彙が豊富になり、やや抽象的な話題や社会的な話題に対応できるレベル。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語 (前綴り): 「inter-」


    • 「間に(between)」や「相互に」という意味を持つ場合が多い。


  • 語幹: 「rupt」


    • 「破裂する」「壊す」「壊れる」を表すラテン語由来の語根。


  • 接尾語 (後綴り): 「-tion」


    • 動詞を名詞化する接尾語。


関連語


  • interrupt (動詞): 中断させる

  • interrupting (形容詞/動名詞的な使い方): 中断している、さえぎること

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. abrupt interruption(突然の中断)

  2. minor interruption(小さな中断)

  3. constant interruption(絶え間ない中断)

  4. to suffer an interruption(中断を被る)

  5. an interruption occurs(中断が起こる)

  6. brief interruption(一時的な中断)

  7. power interruption(電力の中断/停電)

  8. without interruption(中断なしで)

  9. interruption in service(サービスの停止/中断)

  10. caused by interruption(中断によって引き起こされる)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「interruption」はラテン語の「interruptio」から来ており、さらに「inter-」(間に) +「rumpere」(壊す)という構成です。元々は「何かをバラバラに壊す」イメージが基盤で、「継続的なものを間で壊して止める」というニュアンスにつながります。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「interruption」は話し手に対してやや失礼な行為(話を途中で止める)を指す場合が多く、日常会話で使うときは注意が必要です。基本的には口語でも書き言葉でも使われますが、正式な文書では「停止」「中断」の意味合いで、「妨害」として書くのであればフォーマルでも通じやすい単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「interruption」は可算名詞 (countable noun) として扱われます。


    • 可算名詞:an interruption / interruptions


  • 例えば「to cause an interruption (中断を引き起こす)」や「to experience an interruption (中断を経験する)」という構文で用いられます。

  • イディオムとしてはあまり多くありませんが、慣用的に「at the slightest interruption (ちょっとした中断/妨害で)」のように使われることがあります。

  • フォーマル/カジュアルともに書き手・話し手のトーンによって柔軟に使われる語です。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Sorry for the interruption, but could you repeat that?”

    (中断してごめんなさい、もう一度言ってもらえますか?)

  2. “We had a brief interruption in the Wi-Fi connection.”

    (Wi-Fi接続が一時的に途切れちゃったんだ。)

  3. “I had to leave the room due to an interruption by a phone call.”

    (電話がかかってきて中断されたので、部屋を出なければなりませんでした。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Let's handle this matter without any further interruptions.”

    (これ以上の中断がないように、この案件を進めましょう。)

  2. “The speaker requested that the audience hold their questions to avoid interruptions.”

    (講演者は、質問による中断を避けるために、聴衆に質問を最後まで控えるよう要請しました。)

  3. “Our meeting was delayed because of an unexpected interruption in the power supply.”

    (電力供給の予期しない中断のせいで、会議が遅れました。)

学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “The experiment was invalidated by repeated interruptions in data collection.”

    (データ収集が度重なる中断により、実験の信頼性が損なわれました。)

  2. “These interruptions in the communication channel significantly affected the research results.”

    (通信経路の中断が研究結果に大きく影響を与えました。)

  3. “Minimizing interruptions is crucial for the accuracy of time-sensitive measurements.”

    (時間依存の測定を正確に行うためには、中断を最小限にすることが非常に重要です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (synonyms)


  1. pause(小休止)

  2. break(休憩・中断)

  3. disruption(混乱、破壊的な中断)

  4. disturbance(妨害、騒乱)


  • 「interruption」と「pause/break」:

    どちらも「一時中断」を意味しますが、「pause/break」は比較的中立的・能動的な意味で、「少し休憩をとる」といったポジティブないし自然な止まり方を表すことが多いです。一方、「interruption」は「不本意に何かを止められる」ニュアンスが強いです。


  • 「interruption」と「disruption/disturbance」:

    「disruption」は「機能停止に近い大混乱」を起こすような強い意味を含む場合も多く、「disturbance」は外部から何かしら問題を起こすという印象が強いです。よりネガティブ・混乱の度合いが大きい場合に好まれます。


反意語 (antonyms)


  1. continuation(継続)

  2. flow(流れが続くイメージ)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˌɪn.təˈrʌp.ʃən/

  • アメリカ英語 (General American): [ɪn-tə-rʌp-ʃən]

  • イギリス英語 (RP): [ɪn-tə-rʌp-ʃən]

強勢(アクセント)の位置


  • アクセントは「inter*rup*tion」の「rup」に置かれます。


    • in-ter-rup-tion


よくある発音の間違い


  • 「rupt」の発音で母音を /æ/ のように発音してしまうケースがある。正しくは /ʌ/(カタカナ発音では「ア」と「オ」の中間くらい)に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルで「interuption」として「r」が1つ抜けるミスや「double r」にしてしまうミスが起こりやすいので注意してください。

  • 同音異義語としては特にありませんが、動詞の「interrupt」と混同して文中に入れてしまい、文法上の間違いを起こさないように注意が必要です。

  • 試験対策(TOEIC・英検など)では、ビジネス文脈やスピーチ文脈での「中断」や「妨害」にまつわる問題に出ることが時々あります。例文をみて、文脈での使い方を確認しておくとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「interrupt」の語源である「inter-(間に) + rupt(壊す)」をイメージすると、「何かが流れている途中でその流れを壊す」という絵が頭に浮かびます。

  • 「rupt」(破裂する) という部分は「erupt (噴火する)」や「corrupt (堕落させる)」などにも含まれる共通の語根です。ぜひ関連語をまとめて覚えると定着しやすいでしょう。

  • スペリングを覚えるときは「inter + r + up + tion」と、4つのパートに分解してみるのがおすすめです。


以上が名詞「interruption」の詳細解説となります。ぜひ参考にしてください。

意味のイメージ
interruption
意味(1)

〈U〉〈C〉(…の)じゃま,妨害,中断《+of+

意味(2)

〈C〉妨害する物;さえぎる物

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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