最終更新日:2025/10/27

He achieved fame and fortune through his acting career.

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彼は俳優としてのキャリアを通じて名声と財産を手に入れた。

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元となった辞書の項目

fame

IPA(発音記号)
名詞

『名声』,高名,声望 / 評判,世評

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解説

以下では、英単語「fame」についてできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

・単語: fame

・品詞: 名詞 (不可算名詞が一般的)

・英語での意味: The state of being well-known or recognized by many people.

・日本語での意味: 「名声」「有名である状態」「世間の広い認知度」

「fame」は、多くの人々に名前や存在を知られているという状態を表すときに使われます。ある人やものが広く世間に知られ、高い評価を受けているイメージを伴う言葉です。

活用形


  • 名詞なので、いわゆる動詞のような「時制」による変化はありません。

  • 「fame」は不可算名詞なので、「many fame」「fames」といった形は取りません。

他の品詞形


  • 形容詞形: famous (有名な)

  • 動詞化(レアだが文学的、または「be famed for ...」の形で受動的に形容詞っぽく使われる): be famed (…で有名である)

難易度(CEFR)


  • B1 (中級) 〜 B2 (中上級) で習う単語です。英語学習の中でも、「有名」「著名」というニュアンスを伝える上で頻出する重要単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

「fame」そのものは短い単語で、明確な接頭語や接尾語はありません。

語源的にはラテン語の “fama” (評判・噂) に由来します。

詳細な意味


  • 広く世間に知られている状態

  • 多くの人々から高い評価や注目を得ていること

関連語・派生語


  • famous (形容詞): 有名な

  • infamous (形容詞): 悪名高い (in- が「悪い」というよりも「悪い評判」のニュアンスを付与)

  • defame (動詞): 中傷する、評判を落とす

よく使われるコロケーション (10例)


  1. achieve fame — 名声を得る

  2. rise to fame — 有名になる

  3. instant fame — 突然の(瞬く間の)名声

  4. worldwide fame — 世界的な名声

  5. fame and fortune — 名声と財産

  6. claim to fame — 有名な理由/唯一の取り柄

  7. fame spreads — 名声が広がる

  8. enjoy fame — 名声を享受する

  9. short-lived fame — 短命の名声

  10. thirst for fame — 名声を渇望する


3. 語源とニュアンス

語源

「fame」は、中英語を経て、古フランス語「fame」、さらにラテン語の「fama(評判・噂)」が由来とされています。元々「評判」や「噂」を意味しており、それが「人々がうわさして広く知る」という意味合いにつながり、現在の「名声」の意味になりました。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「fame」はポジティブなイメージを含むことが多いですが、その背景には必ずしも「高く評価されている」だけでなく、単に「良くも悪くも有名」を含む場合があります。

  • カジュアルな会話からフォーマルな文章まで幅広く使えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 「fame」は一般的に不可算名詞として扱われます。

  • 場合によっては「a fame」と冠詞をつけることはほぼありません。

  • 「rise to fame」はよく使われるイディオム的な表現で、「有名になる」という意味です。

  • フォーマル/カジュアルどちらの文脈でも使いやすい単語です。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “He achieved fame as a talented singer in his hometown.”

    (彼は故郷で才能ある歌手として名声を得ました。)


  2. “Some people crave fame, but others value privacy more.”

    (名声を求める人もいれば、プライバシーを大切にする人もいます。)


  3. “My grandmother once had a brief moment of fame when she appeared on local TV.”

    (祖母は地元のテレビに出たとき、ちょっとした有名人になりました。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “The startup rose to fame after launching its innovative app.”

    (そのスタートアップ企業は革新的なアプリを発表して有名になりました。)


  2. “The company’s fame depends on maintaining high-quality service.”

    (その企業の評判は高品質なサービスを維持することにかかっています。)


  3. “Gaining fame in our industry can attract potential investors.”

    (業界で名声を得ることは、潜在的な投資家を引きつけることにつながります。)


(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文


  1. “His fame in the academic community stems from groundbreaking research.”

    (彼の学会での名声は画期的な研究に起因しています。)


  2. “Historically, artists achieved fame through royal patronage.”

    (歴史的に、芸術家は王室の庇護によって名声を得ました。)


  3. “The fame of classical composers often transcends cultural boundaries.”

    (古典作曲家の名声は、しばしば文化の垣根を超えます。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. reputation (評判)


    • 「評判」「世評」という意味で、名声だけでなく良い・悪いを含む場合がある。


  2. renown (名声)


    • 「fame」とほぼ同義だが、やや文語的。


  3. prestige (名声・威信)


    • 社会的地位や威厳を伴うニュアンス。


反意語 (Antonyms)


  • obscurity (無名・知られていない状態)

“obscurity” は「人々に知られていない状態」を意味し、「fame」と正反対の単語になります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /feɪm/

  • アクセント: [feɪm] の一音節なので特に強勢を置く位置はありません。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 発音に大きな違いはありません。アメリカ英語・イギリス英語ともに /feɪm/ という発音です。

  • よくある間違い: “fam”(ファム)と発音してしまう方がいるかもしれませんが、正しくは「フェイム」に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「fame」を可算名詞扱いして “a fame” などと書いてしまう間違いに注意。

  • 同音異義語としては特にありませんが、「fame」と「frame」「farm」を混同しないよう注意しましょう。

  • TOEICや英検では、「fame」と「famous」「reputation」などの言い換え問題や、コロケーションとして問われることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「fame」は「フェイム」と発音し、語源は「うわさ」「評判」を表す「fama」。

  • 「famous」の語源でもあるので、セットで覚えるとわかりやすいと思います。

  • 頭文字 “f” を「For the world to know(世界が知っている)」と関連づけるイメージをすると覚えやすいかもしれません。


以上が、名詞「fame」の詳細な解説です。名声や評判を表す重要な単語ですので、例文やコロケーションとあわせて練習してみてください。

意味のイメージ
fame
意味(1)

名声,高名,声望

意味(2)

評判,世評

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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