最終更新日:2025/07/21

The military deployed antiaircraft weapons to protect against enemy air attacks.

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軍は敵の空襲から守るために対空兵器を展開しました。

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元となった辞書の項目

antiaircraft

形容詞

対空の,防空の

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軍は敵の空襲から守るために対空兵器を展開しました。

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解説

以下では、形容詞「antiaircraft」を、できるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

英語での意味

“Antiaircraft” は「enemies in the air」、つまり「航空機に対する攻撃から防御するための」という意味を持ちます。具体的には、「対空の」「対航空機用の」を表す形容詞です。

日本語での意味

「対空の」「対航空機用の」という意味で、空からの攻撃(航空機やドローンなど)を迎撃するために使用される兵器やシステムを形容するときに使われます。軍事関連の文脈でよく見かける単語ですが、ニュースや報道でも登場することがあります。「こういう場面で使われる」「こういうニュアンス」というわかりやすい形容詞です。

品詞


  • 形容詞 (adjective)

派生形・活用形


  • 形容詞形:antiaircraft

    形容詞としてのみ使われるため、通常は時制の変化や人称変化等はありません。

  • 名詞形(用例として):antiaircraft (weapon) / antiaircraft gun などと名詞的に使われることもありますが、基本的には形容詞としての働きがメインです。

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級)

    軍事や防衛関連に興味がある人が学ぶ単語で、一般会話ではあまり登場しません。英字新聞やニュース記事などで見かける可能性がある語彙です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語:anti- 「〜に対する,反〜」

  • 語幹:aircraft 「航空機」

    接頭語「anti-」は「反対する」「対する」という意味を持ち、語幹の「aircraft」は「航空機」を表します。

派生語や関連語


  • “anti-air” (hyphenated form “anti-air”): やや口語的・略語的に使われることがある

  • “air defense” : 「防空」、似た文脈で使われる名詞句

  • “airport”,“airborne”,“airspace” など「air」に関係する語

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. antiaircraft gun → 対空砲

  2. antiaircraft missile → 対空ミサイル

  3. antiaircraft battery → 対空砲兵隊(または対空砲陣地)

  4. antiaircraft fire → 対空射撃

  5. antiaircraft defense system → 対空防衛システム

  6. antiaircraft capability → 対空能力

  7. antiaircraft unit → 対空部隊

  8. upgraded antiaircraft weapon → アップグレードされた対空兵器

  9. stationary antiaircraft installation → 固定式対空施設

  10. deploy antiaircraft measures → 対空措置を配備する


3. 語源とニュアンス

語源


  • “anti-” はラテン語由来で「〜に反対して」という意味をもつ接頭語。

  • “aircraft” は「空気(air)+乗物(craft)」として、「空中を航行する乗り物」を指します。

  • この組み合わせによって、「航空機に対抗する」というニュアンスが生まれました。

ニュアンスや使用時の注意点


  • 軍事的な文脈で使われる単語で、対空兵器・対空防衛などを指す場合が多いです。

  • 多くの場合はフォーマルあるいは軍事・戦略関連の記事で使われるため、日常会話での出番は少なめです。

  • マスコミやニュース記事でも、戦争報道や軍事演習の話題で登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として名詞を修飾する場合に用いられます。

    例: an antiaircraft missile, an antiaircraft battery

  • 名詞として機能する場合もありますが、主には「形容詞 + 武器/装置」形式が基本です。

  • フォーマル/カジュアル:軍事関連の専門用語(フォーマル)

  • 可算・不可算:もともとは形容詞であるため可算・不可算の区別はありません。しかし名詞として使われる場合は、基本的に可算名詞(例:an antiaircraft)となりますが、あまり一般的ではありません。


5. 実例と例文

ここでは様々なシーン別に例文を提示します。

1) 日常会話(あまり出現頻度は低め)


  1. “I saw a documentary about antiaircraft guns last night.”

    (昨夜、対空砲についてのドキュメンタリーを観たよ。)

  2. “My cousin is fascinated by military technology, especially antiaircraft systems.”

    (いとこは軍事技術、とりわけ対空システムにすごく興味があるんだ。)

  3. “Have you heard about their latest antiaircraft defense upgrades?”

    (彼らの最新の対空防衛アップグレードについて聞いたことある?)

2) ビジネス(軍事関連企業やニュースなど)


  1. “The company specializes in designing advanced antiaircraft missiles for national defense.”

    (その会社は国家防衛向けの高度な対空ミサイルの設計を専門としています。)

  2. “Our firm received a contract to develop an innovative antiaircraft radar system.”

    (当社は革新的な対空レーダーシステムを開発する契約を獲得しました。)

  3. “They are looking to expand their antiaircraft capabilities to address modern threats.”

    (彼らは現代の脅威に対処するため、対空能力を拡充しようとしています。)

3) 学術的・専門的


  1. “Recent studies focus on enhancing antiaircraft technology through AI integration.”

    (最近の研究では、AIとの統合を通じて対空技術を強化することに焦点を当てています。)

  2. “This research paper analyzes the efficiency of various antiaircraft fire-control systems.”

    (この研究論文は、さまざまな対空火器管制システムの効率性を分析しています。)

  3. “Historical records show the evolution of antiaircraft strategies during major conflicts.”

    (歴史的記録から、大きな紛争の中で対空戦略がどのように進化してきたかがわかります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “air defense” → 「防空」


    • 名詞(または形容詞的に扱われる場合もあり)で、敵の航空機に対する防衛全般を指す。ニュアンスとしてはやや広い。


  2. “anti-air” → 「対空の」


    • 少し略式で、軍事スラングや口語でも使われることがある。


  3. “anti-missile” → 「ミサイルに対抗する」


    • 航空機というよりはミサイル迎撃に焦点を当てている。


反意語


  • 直接的な反意語は少ないが、文脈からすると「airborne offensive weapon」など、「航空機や空からの攻撃側」を指す表現が対立的な意味合いを持つかもしれません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • アメリカ英語 (IPA): /ˌæn.t̬iˈer.kræft/


    • 強勢は “-air-” の部分 “er” (air) に置かれます。


  • イギリス英語 (IPA): /ˌæn.tiˈeə.krɑːft/

  • よくある間違いとして、接頭語 “anti-” の発音を [ˈæn.ti] ではなく [ˈɑːn.tai] と伸ばしたり、間の “t” が抜けたりするケースが見られます。

  • “air” の部分はアメリカ英語では [er] のような音になり、イギリス英語では [eə] に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “antiaircraft” の綴りを “anti-aircraft” とハイフンを入れる場合もあります。ただし、多くの辞書では一語になっていることが多いです。


  2. 接頭語 “anti-” の付け方


    • “anti-” を使う他の単語と混同して、誤った場所にハイフンを入れることがあるため、スペリングに注意が必要です。


  3. 同音異義語


    • 同音異義語は特にありませんが、 “aircraft” そのもののスペルを間違える学習者もいるため注意。


  4. 試験対策


    • TOEICなどではあまり登場しませんが、時事英語や軍事英語を扱う読解問題・記事読解などで出る可能性があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「anti-(反)+aircraft(航空機)」という構成から、「飛行機に向かって反発する」イメージを持つと覚えやすいです。

  • ニュースで「antiaircraft fire(対空砲火)」のフレーズを目にしたら、「空の飛行機を迎撃する」というシーンをイメージして定着させましょう。

  • 「anti-aircraft」はハイフンを使って「anti-aircraft」と書くこともあるので、ちょっとしたスペリングの違いに注意しましょう。


以上が、形容詞「antiaircraft」の詳細な解説です。軍事・防衛関連の文脈で頻出するため、ニュースや専門記事を読むときに役立つ単語です。学習の参考としてぜひ活用してください。

意味(1)

対空の,防空の

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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