元となった辞書の項目
zebra
解説
1. 基本情報と概要
単語: zebra
品詞: 名詞 (countable noun)
活用形: 単数形 zebra / 複数形 zebras
英語の意味: A zebra is an African wild horse with black-and-white stripes across its body.
日本語の意味: アフリカ原産のシマウマのことです。黒と白の縞模様を持つウマ科の動物を指します。
「zebra」は動物園やサファリなどで見かけるシマウマを表す単語です。日常会話でもよく登場する比較的やさしい単語ですが、「zebra crossing(横断歩道)」のように比喩的に使われるケースもあります。
CEFR推定レベル: A2(初級)
比較的やさしい単語ですが、動物名のボキャブラリーとして学習する機会が初級レベルで出てくることがあります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- zebra: 接頭語や接尾語を含まない形で、もともとポルトガル語・イタリア語などを経由して英語に入った外来語です。
他の品詞形や派生語
- zebra crossing(名詞の複合語): イギリス英語でよく使われる「横断歩道」を指す表現です。
- zebra-like(形容詞): 「シマウマのような」を意味します。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- zebra crossing(横断歩道)
- herd of zebras(シマウマの群れ)
- zebra stripe(シマウマの縞模様)
- zebra habitat(シマウマの生息地)
- zebra pattern(シマウマ模様)
- plains zebra(サバンナシマウマ)
- mountain zebra(ヤマシマウマ)
- zebra enclosure(シマウマの飼育区域)
- zebra exhibit(シマウマの展示)
- zebra feeding time(シマウマの餌やりの時間)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 英語の「zebra」はポルトガル語の「zebra」から来ているとされ、もともとはヨーロッパの言語圏における「しま馬」や「野生のロバ」を意味した言葉が変化したものです。
ニュアンス・使用時の注意:
- 「zebra」は主に動物そのものを指すため、一般にカジュアルな日常会話で使われます。
- 文章で使用する場合も、生物学や動物学などで専門的に扱われるほか、子ども向けの絵本など幅広いコンテクストに適しています。
- 「zebra crossing」はイギリス英語圏で特によく使われる表現で、横断歩道を示します(日本語の「ゼブラゾーン」も同じ由来)。フォーマルでもカジュアルでも普通に使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞としては可算名詞: a zebra / two zebras というように数を表すことができます。
- 文法上特に難しい点はありませんが、動物名のため「冠詞の有無」に注意することがあります。
- 例: I saw a zebra at the zoo.(動物園でシマウマを見ました。)
主な構文例
- (主語) + see/saw + a zebra.
- There is/are + zebra(s) + 場所.
- (主語) + talk(s) about + zebras.
「zebra crossing」のように修飾名詞としても使われます。
- I stopped at the zebra crossing.(横断歩道で止まりました。)
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I saw a zebra at the zoo last weekend.”
(先週末に動物園でシマウマを見たよ。) - “Have you ever fed a zebra before?”
(これまでにシマウマに餌をあげたことがある?) - “The fur patterns on zebras are so unique!”
(シマウマの毛皮の模様は本当にユニークだね!)
ビジネスでの例文
- “We’re using a zebra print as part of our new product design.”
(私たちは新製品のデザインにゼブラ柄を使っています。) - “The marketing team suggested a zebra-themed ad for our safari campaign.”
(マーケティングチームはサファリキャンペーン用にゼブラをテーマにした広告を提案してきました。) - “We need to check if the zebra pattern trademark is available.”
(ゼブラパターンの商標が利用可能か確認が必要です。)
学術的な文脈での例文
- “Zebras are found predominantly in eastern and southern Africa.”
(シマウマは主にアフリカの東部と南部に生息します。) - “Researchers observed the social behavior of zebras in the wild.”
(研究者たちは野生のシマウマの社会的行動を観察しました。) - “The genetic study revealed differences among various zebra species.”
(遺伝子研究によって、さまざまなシマウマ種の違いが明らかになりました。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “horse”(ウマ): シマウマと同じウマ科ですが、縞模様がない。競走馬や乗用馬として使われる。
- “donkey”(ロバ): シマウマと同じウマ科で背の高さや用途が違う。縞模様がない。
- “striped horse”(しま模様の馬): 「zebra」の説明的表現として使うことがある。
シマウマを直接対比する反意語は特にありませんが、白黒の縞々という点で言えば、まったく色合いが異なる動物(例: “albino” のように色素欠乏の動物)を対比としてあげる場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
| 発音記号(IPA) | 主な発音 | |
|---|---|---|
| イギリス英語 | /ˈzɛb.rə/ | “ゼブ(ラ)”のようなアクセント |
| アメリカ英語 | /ˈziː.brə/ | “ズィーブラ”のようなアクセント |
- アクセントは第一音節 (ZEB-ra or ZEE-bra) にあります。
- イギリス英語とアメリカ英語で母音の発音が異なり、イギリス英語は「ゼブラ」、アメリカ英語は「ズィーブラ」に近い音です。
- 日本語でカタカナにすると「ゼブラ」となりやすいため、発音の違いには注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “zebra” と打つ際に “zebraa” や “zeebra” などの間違いが起こりやすいので注意。
- 同音異義語との混同: 英語には “zebra” と同音の単語はほぼないため、混同することは少ないです。
- 試験対策: 英検やTOEICなどで直接問われることは多くありませんが、動物名がテーマの読解やリスニング問題では登場する可能性があります。
- 「zebra crossing」の表現: IELTSや英検などでイギリス英語に触れる場合、「zebra crossing」が歩行者横断を指すことは覚えておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- シマウマの白黒柄を思い浮かべると、「モノクロの縞模様=白黒写真(black and white)= zebra」という連想がしやすいです。
- 発音の違い「ZEB-ra」「ZEE-bra」を一度音声で確かめると記憶に残りやすいです。
- 「zebra crossing(横断歩道)」をイメージして、「車が止まる縞模様の道路をシマウマと覚える」と関連付けると暗記に役立ちます。
以上が名詞「zebra」の詳細解説です。黒と白の縞模様を持つシマウマを連想しながら、スペリングと発音をしっかり練習してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
シマウマ