最終更新日:2025/11/14

専門的助言をする人,顧問,コンサルタント

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元となった辞書の項目

consultant

名詞

専門的助言をする人,顧問,コンサルタント

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コンサルタントは企業に専門的な助言を提供しました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: consultant

品詞: 名詞 (countable noun)

英語での意味:


  • A person who provides professional or expert advice in a particular field.

日本語での意味:


  • ある特定の分野において、専門的なアドバイスやコンサルティングを提供する人。

  • 一般的には、企業や組織、個人に対して専門分野の知識やノウハウを生かしてサポートする仕事として使われます。

「consultant」はビジネスの場面で頻繁に登場します。「アドバイザー」や「専門家」のようなニュアンスで、プロジェクトや問題解決のために助言を与えてくれる存在です。

活用形:


  • 単数形: consultant

  • 複数形: consultants

他の品詞形:


  • consult (動詞): 相談する / 助言を求める

  • consultancy (名詞): コンサルティング業、コンサルタントの職 / コンサルタント会社

  • consulting (形容詞・動名詞): コンサルティングの、相談すること

CEFRレベルの難易度目安: B2 (中上級)


  • ビジネスで使われることが多く、日常会話よりもやや専門的な単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • consult (動詞: 相談する) + -ant (ある動作をする人を表す接尾辞)

関連する派生語


  • consulting (形容詞・動名詞): コンサルティングの

  • consultation (名詞): 相談、協議

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. management consultant(経営コンサルタント)

  2. IT consultant(ITコンサルタント)

  3. financial consultant(財務コンサルタント)

  4. consultant firm / consulting firm(コンサル企業)

  5. hire a consultant(コンサルタントを雇う)

  6. seek advice from a consultant(コンサルタントに助言を求める)

  7. act as a consultant(コンサルタントとして活動する)

  8. legal consultant(法務コンサルタント)

  9. strategy consultant(戦略コンサルタント)

  10. external consultant(外部コンサルタント)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の「consultare(よく考える、熟慮する)」に由来します。

  • 「人に意見を求める」という意味の「consult」が元になり、そこから「助言をする人」という意味を持つ「consultant」が生まれました。

ニュアンス


  • ビジネスや専門的な分野において頼れる存在であることを示唆し、「専門家」「アドバイザー」に近い響きがあります。

  • 口語というよりはややフォーマル寄りで、主にビジネスや専門的な文脈で用いられます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞 (countable noun): a consultant / two consultants のように数えられる名詞です。

  2. 使用シーン: ビジネス文脈やフォーマルな会話で使われることが多いです。

よくある構文・イディオム


  • work as a consultant: コンサルタントとして働く

  • serve as a consultant to + 企業/組織: 〜にコンサルタントとして仕える

フォーマル/カジュアル:


  • 一般的に「consultant」はフォーマル寄りです。口語でも使われますが、ビジネス文書や会議などフォーマルな場面でよく目にします。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “My friend works as a consultant for small businesses.”

    (私の友人は中小企業向けのコンサルタントとして働いています。)


  2. “I’m thinking about hiring a consultant to help me start my new company.”

    (新しい会社を始めるにあたってコンサルタントを雇おうかと思っています。)


  3. “He’s more of an advisor or consultant than a traditional employee.”

    (彼は伝統的な従業員というより、むしろアドバイザーやコンサルタントのような存在です。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “We decided to bring in an external consultant to optimize our supply chain.”

    (サプライチェーンの最適化のために外部のコンサルタントを招くことにしました。)


  2. “The consultant presented a detailed marketing strategy to the board of directors.”

    (コンサルタントは取締役会に詳細なマーケティング戦略を提案しました。)


  3. “Hiring a financial consultant can help you manage your company’s resources more effectively.”

    (財務コンサルタントを雇うことで、企業のリソースをより効果的に管理することができます。)


学術的な文脈での例文


  1. “According to the consultant’s analysis, the research project requires additional funding.”

    (コンサルタントの分析によると、その研究プロジェクトは追加の資金が必要です。)


  2. “A consultant may be brought in to offer specialized expertise on regulatory compliance.”

    (規制遵守に関する専門的な知見を提供するためにコンサルタントが呼ばれる場合があります。)


  3. “The university sometimes uses a consultant to review its IT infrastructure.”

    (大学はITインフラを見直すために時々コンサルタントを活用しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. advisor(アドバイザー)


    • “advisor” は一般的な「助言者」で、ビジネスだけでなく様々な場面で使われます。


  2. specialist(スペシャリスト)


    • ある特定分野に特化した専門家。コンサルタントほど「助言をする」というニュアンスは強くない場合があります。


  3. counselor(カウンセラー)


    • 精神面のサポートや心理的な助言をする人ですが、ビジネス文脈ではあまり使われない場合もあります。


反意語


  • 特に明確な「反意語」はありません。ただし


    • client(依頼人): コンサルタントと対になる関係の当事者

    • employee(従業員): 組織の内側に所属している人という点で、独立した外部の助言者であるコンサルタントとは対照的に使われることがあります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /kənˈsʌltənt/

  • アクセント: 第2音節の「sul」に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では「カンサルタント」、イギリス英語では「コンスʌルタント」に近い発音です。

  • よくある発音の間違い: 第1音節に強勢を置き “ˈkɒn.səl.tənt” と誤って発音しがちなので注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “consultant” は “-tant” で終わることに注意。 “-ent” と書き間違えることがよくあります。


  2. 動詞 “consult” と混同しない


    • 動詞の場合は “consult” だけで十分ですが、名詞形は必ず “ānt” で終わります。


  3. 同音異義語との混同はあまりありませんが、 “consulting” (動名詞・形容詞) の使い方に注意してください。

  4. 試験対策


    • ビジネス英語やTOEICで頻出する語なので、発音とスペルをしっかり押さえておくとよいでしょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “consult” → “相談する” から派生した語として「相談役」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • “-ant” という接尾辞は「人」を表すことが多いので、 「人に相談する → 相談を受ける人 → コンサルタント」 というストーリーで覚えるとスムーズです。

  • スペルを覚える際は、「consult + ant(蟻だけど…)」と面白いイメージでつなげても記憶に残りやすいでしょう。


以上が “consultant” の詳細な解説です。ビジネスや専門的な場面でよく耳にする単語なので、日常会話でもしばしば登場するかもしれません。しっかり使い方をおさえて、自然にコミュニケーションへ取り入れてみてください。

意味のイメージ
consultant
意味(1)

専門的助言をする人,顧問,コンサルタント

和英選択問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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