mixing bowl
1. 基本情報と概要
英単語: mixing bowl
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語): A bowl used for mixing ingredients in cooking or baking.
意味(日本語): 料理やお菓子作りの際に材料を混ぜ合わせるために使われるボウルのこと。
「材料を入れて混ぜるための容器」というニュアンスで、キッチンでよく使われる道具です。
活用形:
- 単数形: a mixing bowl
- 複数形: mixing bowls
※「mixing」は本来「mix」の現在分詞(動詞)ですが、ここではボウルに対する形容語句として機能し、全体で名詞句となっています。
CEFRレベル目安: A2(初級)
料理や日常生活における道具を示す単語で、比較的日常的に目にするため初級レベルで学習できます。
2. 語構成と詳細な意味
- mixing: 動詞 “mix” (混ぜる) の現在分詞形。
- bowl: 深さのある容器や鉢を指す名詞。
その他の関連語
- mix (動詞): 混ぜる
- mixer (名詞): ミキサー、または混ぜるための機械や道具
- mix-up (名詞): 混乱、取り違え
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)
- large mixing bowl(大きなミキシングボウル)
- stainless steel mixing bowl(ステンレス製のミキシングボウル)
- glass mixing bowl(ガラス製のミキシングボウル)
- plastic mixing bowl(プラスチック製のミキシングボウル)
- separate mixing bowl(別のミキシングボウル)
- combine ingredients in a mixing bowl(材料をミキシングボウルで混ぜ合わせる)
- whisk in a mixing bowl(ミキシングボウルの中でかき混ぜる)
- cover the mixing bowl(ミキシングボウルを覆う)
- mixing bowl set(ミキシングボウルのセット)
- pour into a mixing bowl(ミキシングボウルに注ぎ入れる)
3. 語源とニュアンス
- mixは古英語 (Old English) の“miscian”に由来し、「混ぜる」という意味を持つ動詞です。
- bowlは古英語の“bolla”が語源で、「深い器」や「ボウル」を指します。
「mixing bowl」は比較的新しい道具名で、料理やお菓子作りなどで材料を混ぜ合わせるための専用のボウルという、非常に実用的で具体的な単語です。日常的でカジュアルな文脈で使われますが、料理レシピや料理番組などフォーマルではない状況でも広く用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞 (countable noun) なので、「a mixing bowl」「two mixing bowls」のように数えられます。
- 基本的には「[サイズ/素材の修飾語] + mixing bowl」の形で使われ、レシピや調理指示で「In a large mixing bowl, ...」(大きなミキシングボウルで…)のように登場します。
- イディオムとして特別なものはありませんが、調理の際によく登場する定番フレーズです。
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
- “Could you hand me the mixing bowl? I need to whisk the eggs.”
(ミキシングボウルを取ってもらえる?卵をかき混ぜたいの。) - “I dropped my favorite glass mixing bowl. It shattered everywhere!”
(お気に入りのガラス製ミキシングボウルを落としちゃって。粉々になっちゃった!) - “Please make sure the mixing bowl is clean before you start baking.”
(お菓子作りを始める前に、ミキシングボウルがきれいになっているか確認してね。)
ビジネスシーンでの例文 (3つ)
※ ビジネスシーンと言っても、ここではキッチン用品メーカーやチーム活動のメタファーなどで使われる場合を想定しています。
- “Our company’s new stainless-steel mixing bowl is designed for professional chefs.”
(当社の新しいステンレス製ミキシングボウルはプロの料理人向けに設計されています。) - “In the team-building workshop, we used a big mixing bowl as a metaphor for combining our diverse talents.”
(チームビルディングのワークショップでは、大きなミキシングボウルを使って多様な才能を組み合わせることを象徴的に表しました。) - “We need to ensure our mixing bowls meet all the safety and quality standards.”
(私たちのミキシングボウルがすべての安全・品質基準を満たすことを確認する必要があります。)
学術的な文脈での例文 (3つ)
※ 研究や実験の例として。
- “When testing heat-resistant materials, a mixing bowl is used to evaluate thermal conductivity.”
(耐熱素材をテストする際、熱伝導率を評価するためにミキシングボウルが使用されます。) - “The mixing bowl’s shape affects the distribution of mixing forces in chemical reactions.”
(ミキシングボウルの形状は、化学反応における混合力の分布に影響を与えます。) - “A standard mixing bowl can be repurposed for various laboratory experiments under controlled conditions.”
(一般的なミキシングボウルは、管理された条件下でさまざまな実験に再利用することができます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- 「bowl」(ボウル) : より一般的にボウル全般を指す。Mixing bowlほど「混ぜる」ことに特化していない。
- 「basin」(洗面器/大きめの器) : 水をためたりするための器で、必ずしも調理専用ではなく、サイズもより大きいイメージ。
- 「serving bowl」(盛り付けボウル) : 食卓でサラダや料理を盛り付けるボウル。調理ではなくサーブに特化。
- 「bowl」(ボウル) : より一般的にボウル全般を指す。Mixing bowlほど「混ぜる」ことに特化していない。
反意語:
調理器具において直接的な「反意語」は存在しませんが、「mixing」と対比して「separating (分ける)」という概念はあります。しかし道具としての“separating bowl”のような単語は一般的ではありません。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA:
- アメリカ英語: /ˈmɪksɪŋ boʊl/
- イギリス英語: /ˈmɪksɪŋ bəʊl/
- アメリカ英語: /ˈmɪksɪŋ boʊl/
- アクセント:
- “mixing” の「mix」に強勢があります。
- “mixing” の「mix」に強勢があります。
- よくある発音の間違い: “-ing”の発音が不明瞭になりやすい点や、“bowl”を /baʊl/ としてしまう間違いなどに注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: 「mising bowl」や「mixing bolw」のように綴りを間違えることがあるので注意。
- 「bowl」と「bowel」(腸)を混同しないように。スペル・発音いずれも異なります。
- 試験での出題はあまり多くありませんが、料理の手順や道具を説明する英文を読む際に、読み違えがないように押さえておきましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「mix (混ぜる) + bowl (ボウル)」という最も直接的な組み合わせなので、イメージしやすいはずです。
- 「材料を一つにまとめるボウル」というイメージを頭に浮かべれば、覚えやすいでしょう。
- スペリング確認のコツとして、「mix + ing + bowl」で3つのパーツをそれぞれ意識すると間違いを減らせます。
以上が「mixing bowl」の詳細解説です。日常の料理やお菓子作りで頻繁に使われる道具なので、単語を見かける機会も多いでしょう。ぜひキッチンでの作業を思い出しつつ覚えてみてください。