最終更新日:2025/12/04

(でき事・活動などの)合い間,活動停止期間 / 《おもに米》(演劇・映画・音楽会などの)休憩時間 / 中断,休止

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元となった辞書の項目

intermission

IPA(発音記号)
名詞

(でき事・活動などの)合い間,活動停止期間 / 《おもに米》(演劇・映画・音楽会などの)休憩時間 / 中断,休止

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休憩時間に、観客は軽食を買いに行きました。

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解説

名詞 “intermission” を徹底解説


1. 基本情報と概要

単語: intermission

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): a short break or pause, especially between parts of a performance such as a play, concert, or film.

意味(日本語): (演劇・映画・コンサートなどの)休憩時間、合間、幕間。


「舞台や映画を見ている途中で、一時的に休む時間や、次の幕が始まるまでの待ち時間を指します。主にエンターテインメントの文脈で使われる単語です。」


CEFR レベル目安: B2(中上級)

→ 「少し専門的・特定の状況で使われる語ですが、応用まで学ぶ段階で知っておきたい単語です。」

活用形


  • 名詞のため、数による形の変化は基本的に “intermission” (単数) / “intermissions” (複数) のみです。

派生形・他の品詞例


  • intermit (動詞) : やや古風な表現で「一時的に中断する」という意味。現代ではあまり一般的に使われません。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: inter-(「間に」「相互に」の意)

  • 語幹: mission(「送り込む」「任務」などのニュアンスを含む語源から来ています)

“intermission” は「間に休憩がある」というイメージを表します。特に舞台・映画の幕間やコンサートの休憩を強く指すのが特徴です。

主なコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. “during the intermission”(休憩時間の間に)

  2. “short intermission”(短い休憩)

  3. “lengthy intermission”(長い休憩)

  4. “the intermission ended”(休憩が終わった)

  5. “announce an intermission”(休憩を知らせる)

  6. “ten-minute intermission”(10分間の休憩)

  7. “head to the lobby during the intermission”(休憩中にロビーへ向かう)

  8. “grab refreshments at intermission”(休憩中に軽食を取る)

  9. “return from intermission”(休憩から戻る)

  10. “extend the intermission”(休憩時間を延ばす)


3. 語源とニュアンス


  • 語源はラテン語の “intermittere” (「途中で止める、合間を置く」の意)から来ています。その後、フランス語や中英語を経て、現在の “intermission” という形になりました。

  • 元々は「途中で差し込まれる休止時間」というニュアンスが強く、現代では舞台・映画・コンサートなどのエンターテインメントにおいて頻繁に用いられます。

  • 日常会話よりは、ややフォーマル寄りのシチュエーション(劇場や映画館など)でよく聞かれますが、日常的に「一時中断する間(break)」の意味合いで使われることもあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (countable): “an intermission” / “the intermission” / “intermissions” と可算名詞として扱われます。

  • 使用シーン: 舞台、映画、コンサートなどの文脈が中心。カジュアルにもフォーマルにも使われますが、主にフォーマル寄りの印象です。

一般的な構文・フレーズ例


  • “There will be an intermission after the first act.”

  • “Let’s meet during the intermission and discuss the performance so far.”


5. 実例と例文

(A) 日常会話での使用例 (3つ)


  1. “We have a short intermission before the second half of the show starts.”


    • 「ショーの後半が始まる前に、短い休憩があります。」


  2. “I usually buy snacks during the intermission.”


    • 「休憩時間にスナックを買うのが普通なんだ。」


  3. “The concert’s intermission was long enough for us to chat outside.”


    • 「コンサートの休憩時間は、外でおしゃべりするのに十分長かったよ。」


(B) ビジネスシーンでの使用例 (3つ)


  1. “Let’s take a brief intermission before reviewing the second half of the meeting agenda.”


    • 「議題の後半に入る前に短い休憩を取りましょう。」


  2. “We scheduled an intermission in the presentation to answer audience questions.”


    • 「プレゼンの途中で休憩を入れて、聴衆の質問に答える予定です。」


  3. “Don’t forget to resume the meeting promptly after the intermission.”


    • 「休憩後は、会議を遅れずに再開するのを忘れないでください。」


(C) 学術的・フォーマルな文脈での使用例 (3つ)


  1. “Following the intermission, the symposium will focus on recent research findings.”


    • 「休憩の後、シンポジウムは最近の研究結果に焦点を当てます。」


  2. “The ceremony included an intermission during which attendees could explore the exhibition.”


    • 「式典には休憩時間があり、参加者は展示を見て回れました。」


  3. “Historical plays often feature an intermission to accommodate costume changes and elaborate set rearrangements.”


    • 「歴史劇では、衣装の変更や舞台装置の大掛かりな転換を行うために、休憩時間が設けられることが多いです。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. break(休憩)


    • 「短時間の休み」を広く指すため、学校や職場など日常的に使われる。


  2. interval(幕間・区切り)


    • イギリス英語では特に “intermission” の意味で “interval” を使うことが多い。


  3. pause(一時停止)


    • 「一時的に止める」ニュアンスが強い。ビデオの再生を止めたり、会話を止めたりする場面でも使われる。


反意語 (Antonyms)


  • continuation(継続)


    • 中断せず、継続して行われることを指す。



“intermission” は「一時的休憩」を意味し、休憩なしで続く場合は “no intermission” と言うことがあります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˌɪn.t̬ɚˈmɪʃ.ən/

    • イギリス英語: /ˌɪn.təˈmɪʃ.ən/


  • アクセント: in-ter-MIS-sion のように、第3音節 “mis” にアクセントが置かれます。

  • よくある間違い: アクセントを頭に置いて “IN-ter-mission” と言うと不自然なので注意。 “in-ter-MIS-sion” と「ミ」にアクセントを置く発音を意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “intermision” や “intermisson” など「s」が抜けたり、「i」と「s」が抜けたりしやすいので注意。

  2. “interval” との混同: イギリス英語では “interval” が同じような意味を持ちますが、アメリカ英語では “intermission” が一般的です。

  3. TOEIC・英検などでの出題: 多くは「劇場・映画などでの休憩」の文脈や、リスニング問題で登場することがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “inter-” は「間に」“-mission” は「送り込む」というイメージ:中に挟み込む休憩を思い出すと覚えやすいです。

  • 映画や劇を思い浮かべる: お芝居の途中で「幕間」のシーンを想像すると、自然と “intermission” のニュアンスがつかめます。

  • スペルと発音のコツ: “inter-mis-sion” のように “mis” を強調~♪(アクセント)~と意識すると覚えやすいです。


以上が “intermission” の詳しい解説です。演劇や映画の休憩時間としてよく使われるため、英語の舞台や映画を楽しむときには非常に便利な単語です。ぜひしっかり覚えましょう!

意味のイメージ
intermission
意味(1)

(でき事・活動などの)合い間,活動停止期間

意味(2)

中断,休止

意味(3)

《おもに米》(演劇・映画・音楽会などの)休憩時間

和英選択問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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