extreme sports
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ):
- extreme sports(名詞:複数形の名詞句)
意味(英語):
- Sports or activities involving a high level of risk, speed, and adrenaline.
意味(日本語):
- 非常に危険度やスリルが高いスポーツの総称。高いリスクやアドレナリンの高まりを伴う活動を指します。
「高所や高速、危険な状況など、普通のスポーツよりも極限な環境下で行われるスポーツです。」
活用形について:
- 「extreme sports」は名詞句としてそのまま使用されます(数の概念は “sports” で複数形)。
- 「extreme」自体は形容詞で、文脈によって「extremes」(名詞:極端な事例)などの形態もありますが、ここではフレーズ全体で名詞として使われます。
CEFRレベル: B2 (中上級)
- “extreme” という単語自体が中上級レベルの表現で、報道や雑誌などに頻繁に登場するため、学習者としてはある程度の語彙力が必要です。
2. 語構成と詳細な意味
- extreme: 形容詞で「極端な」「非常な」を意味します。語源的にはラテン語の extremus(最も外側の、端の)に由来します。
- sports: 「スポーツ、競技」。英語の “sport” はフランス語の desport(気晴らしや娯楽)が由来とされています。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- participate in extreme sports(エクストリームスポーツに参加する)
- engage in extreme sports(エクストリームスポーツに携わる)
- extreme sports enthusiast(エクストリームスポーツ愛好家)
- take up extreme sports(エクストリームスポーツを始める)
- adrenaline rush in extreme sports(エクストリームスポーツでのアドレナリンの高まり)
- extreme sports culture(エクストリームスポーツ文化)
- high-risk activities(高リスク活動)
- go skydiving / bungee jumping(スカイダイビング / バンジージャンプをする)
- push one’s limits(限界に挑戦する)
- extreme sports competition(エクストリームスポーツ競技)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 先述のように、extreme はラテン語の extremus を由来とし、「端」「極限」といった意味を持ちます。ここに「スポーツ」という意味の sports が組み合わさり、「極限的な環境で行うスポーツ全般」を指すようになりました。
- 歴史的経緯: 20世紀後半からスケートボードやBMX、サーフィンなど若者文化とともに「エクストリーム」と呼ばれる危険度やアクロバティックな要素を持つ競技が定着していき、メディアでも “extreme sports” と呼ばれるようになりました。
- ニュアンス:
- スリル・危険、そしてアドレナリンがキーワード。
- カジュアルな会話でも記事や雑誌などでも広く使われますが、注意点としては「非常に危険度が高い」「自己責任が求められる」といったイメージが強いです。
- スリル・危険、そしてアドレナリンがキーワード。
4. 文法的な特徴と構文
- 「extreme sports」は可算名詞の複数形として使われることが多いです(個々の種目を複数まとめて言うイメージ)。
- フォーマル/カジュアル: 一般的には中立的〜カジュアル寄りですが、スポーツ文化やマスメディア、対話など幅広い場面で使用されます。
- 一般的な構文例:
- “Many people are fascinated by extreme sports.”
- “He loves extreme sports such as skateboarding and free climbing.”
- “Many people are fascinated by extreme sports.”
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
“I’m thinking of trying skydiving. I want to experience extreme sports at least once.”
- 「スカイダイビングをやってみようと思ってるんだ。一度はエクストリームスポーツを体験してみたいんだよね。」
“My brother is really into extreme sports like skateboarding and BMX.”
- 「弟はスケートボードとかBMXみたいなエクストリームスポーツにハマってるよ。」
“Have you ever watched any extreme sports events on TV? They’re so exciting!”
- 「テレビでエクストリームスポーツの大会を見たことある? めっちゃ迫力あるよ!」
ビジネス (会議・プレゼンなど)
“Our company sponsors several extreme sports events to appeal to younger audiences.”
- 「当社では若年層にアピールするために、複数のエクストリームスポーツ大会をスポンサーしています。」
“We’re launching a new beverage aimed at extreme sports enthusiasts.”
- 「エクストリームスポーツ愛好家向けの新しい飲料を発売する予定です。」
“Analyzing the extreme sports market could provide insights into youth trends.”
- 「エクストリームスポーツ市場を分析することで、若者のトレンドを把握できるでしょう。」
学術的・専門的な文脈
“Studies show that participants in extreme sports often seek adrenaline-related experiences.”
- 「研究によると、エクストリームスポーツの参加者はアドレナリンに関連した体験を求める傾向があるそうです。」
“Safety guidelines in extreme sports have become more rigorous due to rising accident rates.”
- 「事故率の増加に伴い、エクストリームスポーツの安全ガイドラインがより厳しくなっています。」
“The psychology behind extreme sports involves thrill-seeking and risk assessment behaviors.”
- 「エクストリームスポーツの心理学には、スリルを求める要素とリスク評価行動が関与しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- adventure sports(冒険スポーツ)
- 「山登り」や「ホワイトウォーターラフティング」など自然を舞台にする形でも使う。
- 「山登り」や「ホワイトウォーターラフティング」など自然を舞台にする形でも使う。
- action sports(アクションスポーツ)
- パフォーマンスやトリック(技)の要素が強いスポーツに使われる。
- パフォーマンスやトリック(技)の要素が強いスポーツに使われる。
- thrill sports(スリル系スポーツ)
- あまり一般的ではないが、スリルを重視するニュアンス。
- adventure sports(冒険スポーツ)
反意語(対照的な概念)
- traditional sports(伝統的なスポーツ)
- サッカー、野球、バスケットボールなど、安全面が比較的整備された従来の競技。
- サッカー、野球、バスケットボールなど、安全面が比較的整備された従来の競技。
- low-impact sports(低負荷スポーツ)
- ヨガやウォーキングなどリスクや身体的負荷が比較的低いもの。
- traditional sports(伝統的なスポーツ)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA)
- イギリス英語: /ɪkˈstriːm spɔːts/
- アメリカ英語: /ɪkˈstriːm spɔːrts/
- イギリス英語: /ɪkˈstriːm spɔːts/
- アクセント: 「extreme」の第二音節「-treme」に強勢があります。
- よくある発音の間違い:
- 「ex-treem」(エクストリーム) の /ks/ の部分を弱く発音してしまう。
- 「sports」の /r/ の音を抜かしてしまう(イギリス英語は弱め、アメリカ英語ははっきり発音)。
- 「ex-treem」(エクストリーム) の /ks/ の部分を弱く発音してしまう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリング: “extreme” は “extrime” や “xtreme” とミススペルしがち。
- 複数形の扱い: “sport” ではなく “sports” を使う点。“extreme sport” と単数形も文脈によっては使われますが、一般的には複数形が普通です。
- 試験対策: TOEIC、英検などではニュース記事や広告文などで出題されることが多い。リスクや健康に関するトピックとして組み合わされることがあるので文脈ごとに判断できるようにするとよいです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- ヒント: 「エックス(X)トリーム」= “Xtreme” と略されることもあり、“X” の刺激的なイメージで覚えると印象に残りやすいです。
- イメージ: 高い場所でのジャンプや急流の川でのラフティングなど、「ちょっと危険だけど刺激的なスポーツ」をパッと思い浮かべると頭に入りやすいです。
- 勉強テクニック:
- スポーツ雑誌や動画で “extreme sports” のシーンを見て、英語の見出しやコメントを読む。
- “I love extreme sports” のように日常会話で使いながら発音練習する。
- スポーツ雑誌や動画で “extreme sports” のシーンを見て、英語の見出しやコメントを読む。
以上が「extreme sports」の詳細解説になります。参考にしてみてください。