最終更新日:2025/08/16

I like to relax in the sitting room after a long day.

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長い一日の後、居間でリラックスするのが好きです。

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元となった辞書の項目

sitting room

名詞

『居間』,茶の間

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解説

1. 基本情報と概要

単語: sitting room

品詞: 名詞 (countable noun)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

意味(英語): A sitting room is a room in a house where people can sit and relax or entertain guests.

意味(日本語): 人が座ってくつろいだり、お客様を通して歓談したりするための部屋。「居間」や「応接室」にあたるイメージです。人が集まるための部屋というニュアンスが強い言葉です。


  • 主に家庭内で使用される、くつろぎや会話の場としてのイメージ

  • 「living room(リビングルーム)」と似ていますが、sitting roomという言い方はややフォーマル・古風・英国的な響きを持つことがあります。

活用形: 名詞なので、もっとも一般的なのは複数形 sitting rooms ですが、会話ではあまり活用を意識する場面は多くありません。

他の品詞形: 「sit」は動詞ですが、「sitting room」は名詞としての定着した語です。動詞形への派生は直接的にはありません。

2. 語構成と詳細な意味


  • sitting: 本来は動詞 sit の現在分詞形「座っている状態」を表す形です。

  • room: 「部屋」という意味の名詞。

この二つが合わさって、文字通り「座るための部屋」を意味しています。かつての住宅では、他の部屋(ダイニングやベッドルームなど)と区別して「座ってくつろぐ場所」を指す言葉として使われてきました。

関連・類縁語


  • living room: リビングルーム

  • drawing room: 応接間(よりフォーマル)

  • parlor: 客間(昔の言い方で、やや古めかしい)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. a cozy sitting room


    • くつろげる座り心地の良い応接室


  2. a spacious sitting room


    • 広々とした応接室


  3. a formal sitting room


    • 公式的な応接室


  4. to decorate the sitting room


    • 応接室を飾り付ける


  5. to tidy up the sitting room


    • 応接室を片付ける


  6. gathering in the sitting room


    • 応接室に集まる


  7. the main sitting room of the house


    • 家のメインの応接室


  8. an elegant sitting room


    • 上品な応接室


  9. a well-lit sitting room


    • 日当たりの良い/照明の行き届いた応接室


  10. a comfortable sofa in the sitting room


    • 応接室にある座り心地の良いソファ


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「sitting (座る) + room (部屋)」で、文字通り「座って過ごすための部屋」。古くは英国を中心に広まりました。

  • 歴史的背景: かつては「drawing room」「parlor」とともに使われていた言葉で、社交や静かな会話の場として機能していました。

  • 使用時のニュアンス: 「sitting room」は「living room」に比べややフォーマル、または古めの響きがあります。イギリス英語では特に使われますが、日常の砕けた会話がメインでなければアメリカ英語でも通じます。

  • 使用シーン: 口語というよりも文書や不動産広告、インテリア関連などフォーマル・正確な表現が必要な場で使われることが多いです。

4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算: sitting room は可算名詞です。複数形は sitting rooms となります。

  • 一般的な文章中では「This is our sitting room.」といった形で使用されます。

  • living roomlounge と同じように、家の部屋を紹介するときにはもちろん口語でもよく使われますが、「応接室」としての用途が強調される場合はややフォーマル寄りです。

5. 実例と例文

1) 日常会話


  1. “Could you wait for me in the sitting room while I make some tea?”


    • 「お茶を淹れてくるから、その間応接室で待っててもらえる?」


  2. “We rarely use the sitting room; we usually stay in the kitchen.”


    • 「うちは滅多に応接室を使わなくて、普段はキッチンにいることが多いの。」


  3. “Our sitting room is always sunny in the morning.”


    • 「うちの応接室は朝日がしっかり入るの。」


2) ビジネス


  1. “Please direct our clients to the sitting room before the presentation.”


    • 「プレゼンの前にクライアントを応接室にお通しください。」


  2. “We renovated the sitting room to make it more comfortable for guests.”


    • 「お客様がよりくつろげるように応接室を改装しました。」


  3. “The new office suite includes a spacious sitting room for casual meetings.”


    • 「新オフィスには軽い打ち合わせ用に広々とした応接室が含まれています。」


3) 学術的/フォーマル


  1. “Historical mansions often had multiple sitting rooms designed for different social functions.”


    • 「歴史的な大邸宅には、社交の目的別に複数の応接室が設けられていることが多い。」


  2. “In Victorian England, the sitting room served as a central space for receiving visitors.”


    • 「ヴィクトリア朝のイギリスでは、応接室は来客を迎えるための中心的な空間だった。」


  3. “Architectural studies show that the term ‘sitting room’ was used primarily among the British middle class.”


    • 「建築学の研究によると、『sitting room』という用語は主にイギリスの中流階級で使われていた。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. living room(リビングルーム)


    • 日常生活を行う場所を指すことが多く、くつろぎや家族団らんの場として一般的。


  2. drawing room(応接間)


    • よりフォーマルで、客をもてなす場として歴史的に使われてきた語。


  3. lounge(ラウンジ)


    • 公共の場やホテルなどにも使われ、くつろぎや待合などの意味も含む。ややカジュアル寄り。


  4. parlor(パーラー)


    • 伝統的、または古風な響き。現在ではアイスクリームパーラーなど特殊な用法で聞くことが多い。


反意語(Antonyms)は直接的にはありませんが、部屋の用途が違うことを示す単語として


  • bedroom (寝室)

  • kitchen (台所)

  • bathroom (浴室)

    などが挙げられます。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈsɪtɪŋ ruːm/ (アメリカ英語・イギリス英語共通で大きく変わりません)

  • 強勢(アクセント)の位置: 「sít・ting ròom」のように、sítの部分が少し強くなります。

  • アメリカ英語とイギリス英語での違い: 発音はほぼ同じですが、イギリス英語では「t」の音がよりはっきり発音される傾向があります。アメリカ英語だと「シディン(シティン)」のように聞こえることがあります。

  • よくある発音の間違い: “setting room” のように [e] で間違えてしまうことがあるので注意しましょう。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “siting room” と書き間違える(sit + ing の部分を誤る)

  • 同音異義語との混同: “sitting” と “setting” は似ているので間違えやすい。

  • 試験対策: TOEICや英検では「家の部屋の名称やオフィスレイアウトに関する単語」として見かける可能性あり。ただし「living room」の方が頻出度は高いかもしれません。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のヒント: “Sit + ting + room” と分解すると、「座る(sit)」+「~中(-ing)」+「部屋(room)」で覚えやすいです。「座っている部屋 → 応接室」という連想がしやすいでしょう。

  • イメージ: 「昔ながらの英国風の家のソファがあるゆったりとした部屋」を想像すると記憶しやすいです。

  • 勉強テクニック: drawing room, living room, sitting room, lounge など「部屋系の単語」をまとめてグルーピングして覚えると混同しにくくなります。


以上が sitting room の詳細解説です。リビングルームとの違いや、イギリス英語での響きなどを意識して覚えておくと、読解や会話でも役立ちます。

意味のイメージ
sitting room
意味(1)

居間,茶の間

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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