最終更新日:2024/06/18
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休憩を取ろうと思っている。

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元となった辞書の項目

break

名詞

壊れた箇所,裂け目,割れ目 / 中断,途切れ;不和,仲たがい / 休憩時間,小休止 / 逃亡計画,脱獄 / (…に向かっての)突進 / 急な変化,顕著な変化 / 夜明け / 《話》運,機会

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解説

1. 基本情報と概要

単語: break

品詞: 名詞 (countable)

意味(英語 / 日本語)


  • 英語: “A pause or interruption in activity; a short rest period.”

  • 日本語: 「活動の中断・休止、または短い休憩のことを指します。」

「授業や仕事などを一時的に中断して一息つくときに使われる、休憩を表す言葉です。短時間の休みや中断を指すだけでなく、状況によっては俗語的に“好機”や“幸運なチャンス”の意味を持つこともあります。」

活用形


  • 名詞なので活用形はありませんが、複数形は breaks になります。

他の品詞になった例


  • 動詞: to break (壊す、破る、折る など; 不規則変化で break – broke – broken)

  • 形容詞: broken (壊れた) など

CEFRレベルの目安


  • A2(初級)

    「休憩」や「中断」を意味する、日常会話でもよく出てくる基本的な単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「break」は明確な接頭語や接尾語を伴っていない単語ですが、語幹 “break” は「分割する、壊す、切り離す」などのニュアンスを持ちます。

関連/派生語


  • breakthrough (大きな進展、突破口)

  • breakdown (故障、崩壊; 詳細な分析)

  • outbreak (勃発、急激な発生)

  • breakout (脱出、突然の成功)

よく使われるコロケーション (共起表現) 10選


  1. take a break (休憩をとる)

  2. coffee break (コーヒーブレイク)

  3. lunch break (昼食休憩)

  4. short break (短い休憩)

  5. break in the clouds (雲の切れ間)

  6. break in routine (いつもの流れの中断)

  7. break from reality (現実からの逃避)

  8. break in conversation (会話の中断)

  9. break of day (夜明け)

  10. break in continuity (連続性の中断)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語 “brecan” からきており、「壊す」「砕く」という意味を含んでいました。

  • そこから転じて、「中断」や「切れ目」などの意味が名詞として派生しています。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「休憩」を表す最も一般的な単語の一つで、カジュアルからフォーマルまで幅広い場面で使用されます。

  • “give me a break” という表現は口語で「勘弁してよ」「信じられない」というニュアンスの軽い不満表現となるので、使うときは注意が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: a break, the break, two breaks など。

  • 名詞として使うときは、主に「休憩」「中断」を表します。

一般的な構文とイディオム


  • Take a break: 「休憩をとる」

  • Make a break for ~: 「~に向かって逃げ出す」(逃走・突撃のニュアンス)

  • Give me a break!: 「勘弁してよ!」/「冗談でしょう?」 などの口語表現

フォーマル / カジュアル


  • フォーマルでも Could we have a short break? のように使用できます。

  • カジュアルでもよく出てきますが、「ちょっと休憩!」を表す頻出単語なので日常会話で特に多く使われます。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I need a break. Let’s go for a walk.”

    (少し休憩が必要だよ。散歩に行こうよ。)

  2. “Do you want to take a coffee break now?”

    (今、コーヒーブレイクをとりたい?)

  3. “Let’s have a quick break before we continue.”

    (続ける前に短い休憩をとりましょう。)

ビジネスでの例文


  1. “We have a 10-minute break before the next session.”

    (次のセッションまで10分の休憩時間があります。)

  2. “Shall we schedule a short break during the meeting?”

    (ミーティングの途中に短い休憩を入れましょうか?)

  3. “The lunch break starts at noon sharp.”

    (昼食休憩は12時ちょうどから始まります。)

学術的/フォーマルな場面での例文


  1. “The conference will resume after a brief break.”

    (会議は短い休憩の後、再開します。)

  2. “Attendees are advised to use the break to network.”

    (参加者は休憩時間を交流に活用することが推奨されます。)

  3. “A short break can improve focus and productivity.”

    (短い休憩は集中力や生産性を高める可能性があります。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. rest (休息)


    • 「休息」という意味合いが強く、身体的・精神的休憩にフォーカスします。


  2. pause (一時停止)


    • 活動を一時的に止めるイメージが強いです。


  3. recess (休憩時間)


    • 主に学校などの「休み時間」を指し、それ以外の文脈ではややフォーマル。


反意語 (Antonyms)


  • continuation (継続)


    • 途切れずに続くことを意味します。


  • resumption (再開)


    • 中断の後の「再開」を意味します。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /breɪk/

  • アメリカ英語: breɪk

  • イギリス英語: breɪk

  • アクセントは break の一音節全体にあります。

  • 日本人学習者は “br” の子音連結や “ei” の二重母音が緩まないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: brek, braek など。

  • 同音異綴語との混同: break (休憩) と brake (ブレーキ) は発音はほぼ同じですがスペルと意味が異なります。

  • 試験での出題傾向


    • TOEICや英検などで「メールや会話文中の休憩時間の表現」などに登場。

    • 「短い中断」「好機」「決定的瞬間」を示す語彙問題としても出る可能性があります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Take a break” = 普段よく言う「ちょっと休もう!」という決まり文句から覚えやすいです。

  • “Br-” は「壊す」というニュアンスを持っている単語(break, brittle, rupture 等)とも関連づけると、意味をイメージしやすくなります。

  • “Coffee break=気分転換” というふうに、セットで連想すると覚えやすいです。


以上が名詞としての break の詳細な解説です。日常会話からビジネスシーンまで、幅広く活用できるとても重要な単語です。ぜひ休憩が必要になったら「I need a break.」と使ってみてください。

意味のイメージ
break

英和例文問題 / 基礎英単語(CEFR-J A2)

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